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【研究×課外】硬式野球部、科学的アプローチで打撃成績の向上へ

 2025年7月22日~23日、立命館大学硬式野球部はスポーツ健康科学部の堀内元特任助教から、動作解析にもとづくバッティング測定を受けました。本取り組みは硬式野球部の選手の競技力向上を目的として、昨年から継続して実施しているもので、今回が2回目の実施となります。

 測定では、光学式モーションキャプチャーやフォースプレートを用い、バッティング動作中における身体各部・バットを流れるエネルギーの大きさや伝達率、両足で地面を蹴る力の大きさやその向きなど を測ることで、打撃成績の向上を目指しています。

バッティング測定の様子
データを確認する堀内特任助教と選手

 稲葉康誠選手(産業社会学部2回生・立命館宇治高校出身)は、 「自分の感覚よりもスイングスピードが遅いことが分かり、感覚とデータの差を実感しました。データとして可視化されることが、バッティング測定の良いところだと思います」と語りました。

 また、昨年に引き続き2回目の測定を受けた梶岡蒼真選手(産業社会学部2回生・立命館高校出身)は、 「前回の測定で、足と腕の連動に課題あるとわかり、足のトレーニングを増やすなど、日々の練習でも意識をして取り組んできました」と話しました。今回の測定では、バットヘッドスピードが前回より約10km/h速くなり、成果が見られました。一方で、胸郭と腕のエネルギーが最大になるタイミングがそろっていないことが新たな課題として明らかになったため、「今後はエネルギーを効率よく発揮できるよう意識していきたい」と語りました。

梶岡蒼真選手
堀内特任助教と選手

 測定後、堀内元特任助教は「昨年と比較して、感覚ではなく実際のデータに基づいて質問してくれる選手が増えました。また、打撃成績も上がってきているので、秋リーグの優勝を期待しています」とコメントしました。

 科学的アプローチを取り入れながら、進化を続ける立命館大学硬式野球部。 令和7年度 関西学生野球連盟 秋季リーグ戦は9月6日(土)より開幕します。

 今後のさらなる成長と飛躍に、ぜひご注目ください。


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