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インタビュー

現場の状況を学び、実際の活動に活かす

 

北内はるか

さん(政策科学部 政策科学科 3回生)
地域活性化ボランティア教育の深化と発展プログラム参加学生

このプログラムに参加されたきっかけは何ですか。 

 私がボランティア活動に興味を持ち始めた当初、まず「何からすればいいのか」、「どこで情報を得ることができるのか」など、ボランティア活動に関する情報の探しにくさを強く感じました。この状況を何とか変えていきたいという思いから、ボランティアセンターが募集している学生コーディネーターの活動に参加しました。この活動は主に、ボランティアを要請する側と、ボランティアに参加したいという学生をマッチングさせるもので、その他にも様々な相談を受けるなどボランティアに関する総合窓口の役割を果たしています。学生コーディネーターとしての活動を続ける中で、ボランティアの知識を十分に得る必要があると気付き、先輩の勧めもあって専門的な知識を養うため「ボランティアコーディネーター養成プログラム」への参加を決めました。

実際にどのような事を学ばれているのですか。 

 ボランティアの必要性、なぜこれだけ活発にボランティア活動が行われてきたか、ボランティアの歴史やそれぞれの団体の抱える問題など、ボランティアのリーダーに必要な知識を現場の方から直接教えてもらっています。今は、インターンシップ先の団体の方を講師に迎え、ボランティアの現状や問題点を学び、それを踏まえたディスカッションによって受講生が共に考えを深め、ボランティアを総合的に学んでいます。

 また、講義では国際活動や児童福祉に関してなど、幅広いジャンルのプロフェッショナルな講師の生の声を聴くことができ、とても貴重な機会に恵まれていると言えます。また、このプログラムには他学部の学生や社会人の方も多く参加しています。ボランティアに関する問題点を改善しようという熱意を持っている方が多く受講しているので、グループワークなどでは受講生の意識の高さに驚きつつも、良い刺激を受けています。

このプログラムの魅力はどのようなところですか。 

 やはり立命館大学ならではと言える、ボランティア活動を支援する体制が整った取り組みであることです。ボランティア活動を通して、他大学の学生と多く交流してきましたが、これだけボランティア活動に対する大学側のサポートがあるのは立命館大学だけだとよく言われます。実際に、現代GPに採択されたこのプログラムのように、大学が主体となり、学生が自由にボランティアに関わる事のできる環境を提供し、さらに社会に貢献できるような人材をも育成するという点は、最大の魅力だと思います。

 2回生の後期から続けている学生コーディネーターの活動をする上で、今までは知識が不十分であったために出来なかった事も、このプログラムを受けることで可能となり、それが自信にも繋がり、より良い活動ができると感じています。また、受講生の中には何度も国際ボランティアなどに参加してきた学生もいて、その学生達と交流を持つことで自分のモチベーションも上がり、共に勉強することで得るものは大きいです。さらに、受講生同士が繋がりあいを持つことで、将来ボランティアに携わることになった場合に、そのネットワークが役に立つのではないかと思っています。今後は、このプログラムでしっかりと知識を得て経験を積み、様々な活動に活かしていこうと考えています。

取材・文植田絵里奈(文学部3回生)
[基本情報]
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[プログラム紹介/インタビュー]
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