情報理工学部では、社会で即戦力になるIT人材を養成するために、「IT人材育成のための実践的キャリア教育」に取り組み、2006年度に文部科学省から現代GPに採択されました。このプログラムでは学部教育において実学的・実践的な取り組みを行い、世界を舞台に活躍できる高度なIT人材の育成を目指します。情報理工学部のカリキュラム自体が現代GPに指定されており、情報理工学部の学生全員が携わるプログラムです。
急激に変化するIT産業界で新しい技術を創造するためには、一朝一夕に得られるものではない基礎知識の積み重ねが不可欠です。情報理工学部では「確固たる専門性・独創性」を養うため進級制度による到達度確認を行っており、専門科目の系統的履修を促しています。また、企業連携講座では企業のトップや第一線で活躍する技術者の方々を招聘し、技術者の醍醐味を語っていただいています。それにより、自分たちの学びを深めると共に、情報理工学部での学びが社会に密着したものであるということを理解し、「高い公共性」を身に付けることがねらいです。
また、国際的に活躍できる人材を育成するため、英語教育と海外での研修に力を入れているのもこのプログラムの特徴です。オーストラリアやアメリカ、インドなどでIT研修や最先端の現場を見学し、実質的な国際感覚を磨くことが出来ます。これ以外にも、キャリア養成科目群に「情報系資格取得プログラム」等もあり、情報理工学部生であれば、誰でも自身のキャリアデザインにあわせて、これらのプログラムを選択し、学ぶことができます。 |