- EARTH
- MOON
- MARS
FRONTIER.
Graduate School of Frontier Exploration in Earth and Space
Program
starts
April 2028
宇宙が人類を、
また一歩前進させる。
本研究科は設置構想中です。研究科の名称は仮称であり、計画内容は変更となる場合があります。
CONCEPT
人類の生存圏を拡げる
技と知を、
フロンティアへ
送り込む。
「人間が想像できることは、
人間が必ず実現することができる。」
19世紀に、月世界旅行や海底二万里を書いたSFの父、ジュール・ヴェルヌの言葉です。
人類が宇宙に行くことも、月に降り立つことも、人が想像し、人が実現してきました。
では、次に実現される想像は何だろう。
それは誰が、実現するのだろう。
宇宙研究は今、「調べる」段階から
「利用する」段階へと移りつつあります。
ながらく地球上から観測し、探査してきた月や火星を、
人類の生存圏・生活圏として活かす時代へ。
宇宙産業は急速に拡大し、一方で、それらを担う人材は世界的に不足しています。
そして、フロンティアへの挑戦は、一つの専門分野だけで成り立つものではありません。
惑星や地質、鉱物への理解を深める理学。
探査機器や観測装置をつくる工学。
国際的なプロジェクトを前へと進めるマネジメント。
宇宙地球フロンティア研究科は、
理学×工学×マネジメントを横断し、
宇宙研究を実地のプロジェクトとして
推進する力を養う人材育成の拠点として
構想されています。
宇宙を知ることは、地球を知ること。
地球を拓くことは、宇宙を拓くこと。
知と技術を往還させながら、
人類のフロンティアを押し広げていく挑戦が、
ここから始まります。
MISSION
宇宙と地球を横断する、
新しい大学院
私たち宇宙地球フロンティア研究科は、月・火星・シスルナ空間・地球を研究・教育のフィールドとし、宇宙については宇宙科学、宇宙探査、人工衛星、宇宙利用・開発、地球については地球科学、地球環境、極限領域探査、新資源・新エネルギーを主な対象領域とします。これらを横断的に学び、探査計画の立案、探査機・人工衛星や観測機器の開発、データの利活用、さらには宇宙技術のスピンオフを通じて、地球の環境、防災、資源、エネルギー、インフラ等の社会課題の解決にも資する研究・教育を展開します。
また、本研究科では、本学の宇宙地球探査研究センター(ESEC)と連携し、科学分析から機器製作、宇宙環境試験までを学内で完結する“次世代惑星開発ラボ”を核として、実践的な教育研究環境を整備します。さらに、英語のみでの修了が可能な国際的学修環境を整えるとともに、プロジェクト型の教育・研究を通じて実ミッションに対応できる実践力を育成します。
宇宙開発は「宇宙の発見」から「宇宙の利用」の時代へ移行し、民間参入や投資が急増して商業化・事業化が加速しています。本研究科の修了生のキャリアは、現在すでに実社会で展開されている衛星開発分野などにおいて技術者として活躍することに加え、今後10~20年後を見据えて想定される月面資源の探査・開発、月面ローバーの製作、月面における推薬生成プラントの建設といった将来の宇宙開発分野への参画にも広がっています。さらに、これら宇宙開発プロジェクトのマネジメント、国際協力の推進、新たなビジネスの創出など、多様な役割を担うことも期待されています。
FEATURES
学びの特徴
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01
理学×⼯学×マネジメントの“横断型”⼤学院
惑星科学・地球科学(理学)と宇宙機開発・宇宙利用(工学)に加え、プロジェクトマネジメント・アントレプレナーシップまで一体的に設計し、データサイエンスや宇宙法などの科目も配置します。理学や⼯学の細分化された専⾨分野単位の教育課程ではなく、理学・⼯学・マネジメント横断のカリキュラムを採⽤します。
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02
対象領域のスコープが広い(⽉/⽕星/シスルナ空間/地球)
現在、宇宙を調査・研究する時代(フェーズ1)から、アルテミス計画等で進められている宇宙を利⽤する時代(⽉・⽕星での探査・開発、データ利活⽤/フェーズ2)に移りつつある中、本研究科では、いち早くフェーズ2を軸に、将来のフェーズ3(宇宙での⽣活圏構築)まで⾒据えた教育研究を実施します。地球から⽕星までを幅広く対象領域とし、科学的なフロンティア環境(月や火星などの衛星・惑星環境含む)の理解から工学的なフロンティア探査利用機器の開発、フロンティア環境で得られた学際的なデータの利活用まで実施することを想定しており、対象領域のスコープを広くとっています。
本学が定義する宇宙探査・開発フェーズについて
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03
⽴命館⼤学宇宙地球探査研究センター(ESEC)と密接に連携
宇宙地球フロンティア研究科は、ESEC と表裏⼀体をなす教育機関として設置し、ESEC の最先端の研究成果や施設・設備、そして⼈材育成ノウハウを宇宙地球フロンティア研究科の教育に活⽤します。
ESECでは、国が企業や大学の宇宙分野の技術開発を支援する国家プロジェクト(宇宙戦略基金)に第1期「SX研究開発拠点」(研究代表者:佐伯センター長)が、第2期「月面インフラ構築に資する要素技術」では2件(研究代表者:小林副センター長、研究分担者:長岡准教授)が採択され、月・惑星探査を中心とする宇宙技術開発を推進しています。また、JAXAと有人与圧ローバーに関する連携協定を締結し、JAXAの関連参加者としてトヨタ自動車も参画しています。NASAのアルテミス計画における有人与圧ローバーの研究開発、月面探査の検討・普及に向けて、最前線の研究に産業界と連携して取り組んでいます。
立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)
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04
月・火星面を再現したワンストップの実験環境
月・火星面におけるレゴリスという土・砂がある「ダスティな環境」を再現する装置・フィールド群(「ダスト環境試験チャンバー」「レゴリス分析装置」「月面模擬フィールド」)は、本学独自の試験環境です。これに対宇宙環境クリーンルームを加える「次世代惑星開発ラボ」構想は、国内ではJAXA 宇宙科学研究所以外に例が少なく、宇宙開発に適した研究環境で人材育成を行います。
ダスト環境試験チャンバーのイメージ
レゴリス分析等を行う化学分析室のイメージ
月面模擬フィールド(日本冶金工業)
ローバーは国交省・宇宙建設革新プロジェクトによる開発品です
クリーンルームのイメージ -
05
プロジェクトベース学習(PBL)を構想
ハンズオンのプロジェクト型教育をカリキュラムの柱に据え、現場実装⼒・統合⼒を養成することを⽬指します。
座学中⼼のカリキュラムとの明確な差別化を図ります。具体的なプロジェクト
Coming Soon
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06
データ駆動(リモートセンシング×シミュレーション)
ハードウェア開発だけでなく、人工衛星・探査データの利活用と価値化も重視します。データの解析、モデル化、予測を通じて、次のミッション計画や新しい価値創造につなげるデータ駆動型意思決定力を涵養します。
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07
外国人留学生と共に学ぶ国際プロジェクトを想定した学修環境を整備
留学⽣を半数程度受け⼊れる⽅針で、多⽂化協働を前提とした教育・研究体制を構築し、プロジェクト活動を通じて実践的な英語力・グローバルに通用するチーム行動力を育成します。
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08
起業・事業化まで⾒据えたビジネス創出
アントレプレナーシップ/イントレプレナーシップをカリキュラムに内包し、研究成果の社会実装など、学内発の事業化ルートを提⽰します。
立命館起業・事業化推進室(RIMIX)
また、⽴命館起業・事業化推進室や⽴命館ソーシャルインパクトファンド(RSIF)投資とも連携します。
企業等との連携も図りながら、産業界で即戦力として活躍できる人材の育成を目指します。
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09
社会実装の横展開(宇宙⇄地球の相互応⽤)
宇宙で培った技術を地球の防災・資源・インフラ・環境・エネルギーなど、地球の課題解決へスピンオフしていきます。宇宙分野にとどまらず、多様な産業へ広がる進路を拓きます。
FACULTY
着任予定教員紹介
国際的なフロンティア探査・開発プロジェクトおよび世界の超小型人工衛星分野を
リードする教員が宇宙地球フロンティア研究科に着任を予定しています。
中須賀 真一
2026年4月より立命館大学総合科学技術研究機構・教授、立命館大学学長特別補佐、2028年4月より宇宙地球フロンティア研究科・研究科長就任予定
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佐伯 和人
立命館大学総合科学技術研究機構・教授、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)・センター長
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小林 泰三
立命館大学理工学部・教授、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)・副センター長
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長岡 央
立命館大学総合科学技術研究機構・准教授、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)・メンバー
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仲内 悠祐
立命館大学総合科学技術研究機構・准教授、立命館大学宇宙地球探査研究センター(ESEC)・メンバー
※着任予定教員は、現時点での着任予定の教員を紹介しています。宇宙地球フロンティア研究科では、
15~20名程度の専任教員数を予定しており、今後、随時更新していきます。
対談企画
SPECIAL
宇宙地球フロンティア研究の第一線で活躍する着任予定教員が、未来の宇宙開発を語ります。
分野を越えた対話から、本研究科が目指す姿が浮かび上がります。
CAREER
宇宙から、社会へ。
広がる進路の選択肢
宇宙を学ぶことは、宇宙業界だけで働くことを意味しません。
本研究科では、宇宙と地球を往還する視点、そして理学×工学×マネジメントを横断する視点を通じて、分野や業界を越えて活躍できる力を育てます。
想定される進路・就職先
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宇宙
宇宙機メーカー、宇宙スタートアップ、宇宙輸送事業、人工衛星製造業、宇宙探査企業、衛星データ利用サービス等
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エネルギー・資源
資源開発企業、プラントエンジニアリング企業、電力・ガス供給業、再生可能エネルギー事業等
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建設・インフラ
総合建築業、専門工事業、土木・インフラ業、建設コンサルタント等
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IT・通信
システム開発業、通信事業、クラウドサービス業等
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商社・コンサルタント
総合商社、専門商社、経営コンサルティング業、金融・投資業等
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研究・教育
大学、公的研究機関、民間シンクタンク、教育・学習支援業等
VOICE
研究科への期待の声
OVERVIEW
概要
- 宇宙地球フロンティア研究科(仮称)
設置構想中 - 開設時期:2028 年4 ⽉
- 設置場所〈キャンパス〉:びわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)
- ⼊学定員:博⼠課程前期課程 100 名 博⼠課程後期課程 15〜20 名
- 使⽤⾔語:英語ベース(英語・⽇本語ハイブリッド)
- その他:⼊学者の約半数は留学⽣を想定。英語のみでの学位の取得が可能。