教員紹介

今場 正美
今場 正美
(こんば まさみ)
専門分野と今後の展開

六朝および唐代の詩人の作品を研究しています。

中国学の魅力は

文学史の縦の流れと、詩人の生きた時代との関係が、重層的に作品に反映されている所。

ひとこと

最近は巷の酒楼で咆哮することは控えめにして、自宅で拙い独奏独唱をしております。

主な論著

■ 近年の論文
発行年 タイトル ソース
2022月12月 三好達治「雪」をめぐる斷想 『学林』第75号
2019月12月 高適の「酬裴員外以詩代書」詩について 『立命館文学』第664号
2017年11月 江淹の「效阮公詩」制作と左遷後の心境について 『学林』第65号
2015年11月 滁州時代の韋応物の境地 『学林』第61号
2014年11月 韋応物の前半生における閑居について 『学林』第59号
2011年12月 祈夢―『夷堅志』夢説話覚書― 『学林』第53・54号
2010年1月 『白蛇伝』の構造 『学林』第50号
2008年3月 楽広の因想の説について-占夢の歴史の中で- 『学林』第46号
2007年9月 二人同夢-志怪・伝奇における夢の役割- 『学林』第45号
2007年2月 王符『潜夫論』夢列篇の夢解釈について 『立命館文学』598号
2007年3月 王充『論衡』の夢解釈について 『文芸論叢』68号
2004年3月 インスピレーションについて-中国文学創作論(一)- 『文芸論叢』62号
2002年 論玄言詩在文学史的意義(李寅生訳) 『鞍山社会科学』3期 総147期
2002年8月 有関『魏典密而不周、陳書弁而無当』的若干問題 南開大学出版社『魏晋南北朝文学与文化論文集』
2001年 論陶淵明的『閑情賦』 『九江師専学報』第20巻7期 増刊
■ 著書
発行年 タイトル ソース
2016年10月 杜甫全詩訳注(四) 講談社(共著)
2015年5月 『太平廣記』夢部譯注 中國藝文研究會(共著)
2014年10月 隠逸与文学(李寅生訳) 湘潭大学出版社(単著)
2003年6月 隱逸と文學(学位論文[博士]&第14回蘆北賞受賞) 中國藝文研究會(単著)
1998年3月 唐代釈教文選訳注 大谷大学真宗総合研究所(共著)
■ 訳注
発行年 タイトル ソース
2014年3月 『太平広記』夢部訳注(十一) 『学林』第58号
2013年1月 『太平広記』夢部訳注(十) 『学林』第56号
2012年6月 『太平広記』夢部訳注(九) 『学林』第55号
2010年12月 『太平広記』夢部訳注(八) 『学林』第52号
2010年6月 『太平広記』夢部訳注(七) 『学林』第51号
2010年1月 『太平広記』夢部訳注(六) 『学林』第50号
2009年3月 『太平広記』夢部訳注(五) 『学林』第49号
2008年11月 『太平広記』夢部訳注(四) 『学林』第48号
2008年3月 『法苑珠林』の総合的研究-主として『法苑珠林』所録『冥祥記』の本文校訂並びに選注選訳-(共著) 『真宗総合研究所研究紀要』第25号
2007年9月 『太平広記』夢部訳注(三) 『学林』第45号
2006年12月 『太平広記』夢部訳注(二) 『学林』第44号
2006年3月 『太平広記』夢部訳注(一)(尾崎裕氏と共著) 『学林』第43号
2001年 大唐実際寺故寺主懐惲奉勅贈隆闡大法師碑銘 『唐代仏教石刻文の研究(二)』大谷大学真宗総合研究所研究紀要 第18号
2000年 浄域寺故大徳法蔵禅師塔銘 『唐代仏教石刻文の研究(一)』大谷大学真宗総合研究所研究紀要 第17号
■ 翻訳
発行年 タイトル ソース
2016年1月 中国古代の占夢(四) 『白川静記念東洋文化研究所紀要』第9号
2014年7月 中国古代の占夢(三) 『白川静記念東洋文化研究所紀要』第8号
2013年7月 中国古代の占夢(二) 『白川静記念東洋文化研究所紀要』第7号
2012年7月 中国古代の占夢(一) 『白川静記念東洋文化研究所紀要』第6号
2002年9月 陳志江「朱建栄 在日中国人学者のレッテルを超えて」 『100人@日中新世代』中公新書ラクレ63
2008年11月 劉文英「夢中の霊感と夢の創作」 『学林』第48号
2002年 陳思和「我々の引き出し―当代文学史(1949~1976)における非公開創作の一研究―」 『藍・BLUE』第2・3期(監訳)
2002年 衛慧「エッセイ三篇」 『藍・BLUE』第1期(監訳)
2001年 葉凱「知識人としての周揚」 『藍・BLUE』第3・4期