教員紹介

芳村 弘道 教授
芳村 弘道
(よしむら ひろみち)
専門分野と今後の展開

唐代の詩人研究。李白、王昌齢、孟浩然、儲光羲など盛唐詩人の研究から、中唐期の詩人研究に進んだ。韋応物の研究を経て、現在は白居易の伝記と文学について考察している。白氏の文学は人生の歩みと密着しているので、伝記研究を通して、唐宋変革期に生きたこの詩人の実像に迫りたく思っている。
また文学研究的視野を備えた漢籍書誌学も行っている。古籍を骨董趣味的に扱うのではなく、典籍の撰述、伝来に古人はいかなる情念を抱いたのか、という考察を加えている。

中国学の魅力は

広大にして深遠、ということばに帰すると思う。

ひとこと

小学校6年からの寄席通いを続けています。落語から広がって文楽、歌舞伎も楽しんでいます。

主な論著

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