教員紹介

阪谷 昭弘
阪谷 昭弘
(さかたに あきひろ)
専門分野と今後の展開

中国古代神話 甲骨文字
中国古代人の思惟に思いを馳せながら、東アジアに生きるわれわれ自身について考えています。
今、興味を持っているのは殷王朝の王名に含まれる十干(甲乙丙丁……)と神話との関係です。

中国学の魅力は

われわれが日々使っている漢字は古代中国で作られました。そして、この漢字で東アジアの文化は育ちました。
漢字の持つ、とてつもない力に大いなる魅力を感じています。

ひとこと

子どもがまだ小さいので、いつも一緒にとても早い時間から寝ています。その分、朝早く起きて勉強しています。
でも、飲みすぎた翌日はなかなか起きられません。

主な論著

■ 著書
発行年 タイトル ソース
2013年 白川静を読むときの辞典 共著・平凡社
2010年 入門講座白川学の世界 Ⅱ文学 共著・平凡社
■ 論文
発行年 タイトル ソース
2007年 卜辞における「伊水」に関する試論 『立命館白川静記念東洋文字文化研究所紀要』第1号
2005年 卜辞における「高妣某」の再検討 『学林』第42号
2003年 夏王朝の伝承における有扈討伐者のついての一試論 『学林』第36・37号
2000年 『山海経』「海経」の誅罰説話をめぐって 『立命館文学』第563号
1998年 『山海経』四方神考 『学林』第28・29号
1994年 『山海経』鍾山條についての一試論 『学林』第21号
1989年 『山海経』黄帝女魃の形象について 『学林』第13号
■ 書評
発行年 タイトル ソース
1996年 松田稔著 『山海経』の基礎的研究 『学林』第25号