かつお節の魅力を研究・発信~食マネジメント学部とヤマキ株式会社が産学連携~
この度、食マネジメント学部とヤマキ株式会社(本社:愛媛県伊予市 代表取締役社長:城戸善浩)は、かつお節の価値・魅力を広げるために、研究連携を開始いたしました。
近年、社会情勢の変化による食の外部化・簡便化の高まりから、家庭の食事にかつお節を取り入れる機会が減少しています。一方で、1000年以上前から日本人に親しまれ、だし素材や上置き、和え衣などとしてさまざまな料理に活用されるかつお節は、調理展開によってさらにその価値や魅力を高められる可能性があります。
そこで、調理学を専門とする食マネジメント学部の本田智巳助教がヤマキ株式会社と連携し、かつお節の活用による簡便かつ健康的な食事提案と食文化の保護・継承をめざすべく、かつお節を用いたレシピ設計や調理教育に関する研究を行います。
今後、かつお節の食品学的・栄養学的・調理学的意義を多面的に捉えた教育・研究を進めていく予定です。
食マネジメント学部 本田智巳助教のコメント
食の多様化、グローバル化が進行する中で、日本の食文化を象徴する食品の一つでもあるかつお節の新たな価値を探究し、持続可能な食生活の実践を支援するための方策を検討していきます。