パラ・パワーリフティング森崎可林選手がパラリンピック参加標準記録を突破
6月14日(火)〜6月20日(月)、韓国で行われた「Pyeongtaek 2022 Asia-Oceania Championships(アジア‐オセアニア選手権)」女子67kg級の部にて、森崎可林選手(法学部2回生)が自己新記録である70kgの挙上に成功し、パラリンピック標準記録(MQS)の突破を果たしました。
今大会は、2024年に開催されるパリパラリンピックの出場資格条件の一つである、出場必須大会(パスウェイ大会)に位置づけられ、4月に行われた「第5回パラ・パワーリフティング チャレンジカップ京都」で派遣選考基準を満たした選手が、日本代表選手として出場しました。
森崎選手は、3回目の試技で4月に更新した自己記録を上回る70kgの挙上に成功。わずか2カ月で自己ベストを塗り替えるパフォーマンスを発揮しました。
最終成績は8位となり、表彰台こそ逃したものの、ネクストジェネレーション部門(旧ジュニアの部)の1位に輝き、「アジア‐オセアニア選手権」「アジア‐オセアニアオープン選手権」「挙上トータル重量」「ベスト記録」の4区分で計4つのメダルを受賞しました。
さらに、今回の記録によって、女子67kg級におけるパラリンピック標準記録(MQS)の突破を果たしました。
さらなる活躍が期待される森崎選手への応援を引き続きお願いします。
森崎可林選手(法学部2回生)コメント
本大会で、ようやくパラリンピック標準記録(MQS)である70㎏の挙上に成功する事ができました。約2年前から向き合ってきたこの壁をようやく乗り越える事ができ、新たなスタートラインに立てた事をとても嬉しく思っています。試技においては、第2試技目に技術ミスをしてしまい、軽く挙上できたにもかかわらず、もったいない事をしてしまいました。今後はその様なミスをする事が無いよう、一回一回の練習を試合同様に取り組み、確実に成功できる試技を目指して参りたいと思います。
また、今後とも文武両道にも努めてまいります。応援の程、どうぞよろしくお願い致します。