食マネジメント学部の学生が3日間限定カフェ「リッツカフェ」を出店
2023年9月16日(土)~18日(月・祝)、ブランチ大津京にある「musuLab(ムスラボ)」にて、食マネジメント学部の学生が、3日間限定カフェ「リッツカフェ」を出店しました。
食マネジメント学部では、社会科学としての経済学・経営学を軸に、人文科学と自然科学系を合わせた、食科学(Gastronomic Arts and Sciences)という学問を総合的な視野から究めていきます。
本企画は、食マネジメント学部で学んだ知見を活かしつつ、将来自分でカフェを経営したい、という夢を叶えるための踏み出しとなる取り組みです。将来、食を用いて地域を盛り上げたい、という想いを持った学生たちが、実際にカフェ運営をすることで、自分たちの夢を叶えると同時に、地域の人たち、そして子どもたちにその姿を見せ、夢が叶う素晴らしさ、食の大切さや、おいしさ・おもしろさを伝えたいという思いで実現しました。
カフェの運営に際しては、日本政策金融公庫、滋賀県喫茶飲食業生活衛生同業組合、滋賀県生活衛生営業指導センターの協力を得て行われました。学生たちは、8月の頭に運営に必要な知識を得る講義を受け、その後、カフェデザインやメニュー開発、広報、調理工程や接客対応などについて議論を重ね、1カ月半という限られた期間の中で入念な準備を重ねてきました。
自分たちが責任をもって、全て運営をしなければならないという緊張感の中、初日を迎えた学生たちは、最初は慣れない中での対応でしたが、徐々に感覚をつかみ、やりがいや喜びを感じながらカフェ運営を実践していました。
当日は天気にも恵まれ、ファミリー層を中心に3日間を通して、70人以上の方が店内でオリジナルワンプレートランチである「りつめいプレート」を召し上がられました。またおにぎりだけを購入した方を合わせると、150人近くの方に来店していただきました。
多くのお客様たちから「美味しかったよ」とお声がけをいただき、自分たちが運営したカフェが単に自分たちの楽しさだけでなく、色々な人に喜ばれているという実感を得られました。
カフェ運営の終了後の振り返りでは、自分の夢を叶えるために、機会があればどんどんチャレンジしていきたい、と今後に向けた決意を新たにしていました。