本学における環境負荷低減の取り組みの歴史

本学では第一次オイルショック以前となる1970 年代以前から、窓際照明スイッチの設置、外灯の照度センサによる自動点滅など、ハード面を中心とした省エネルギー対策に地道に取り組んできた歴史があります。

1970 ~ 1980年代以降も最大需要電力監視による負荷平準化、1990年代以降は中央監視装置によるエネルギー、水使用量の管理強化や太陽光発電などにも取り組んできました。

21 世紀に入ってからは、よりきめ細やかなエネルギー・水等の管理に取り組み、新技術(例:ヒートチューブなど)にも取り組んでいます。今後は、学園全体のエコキャンパス化を目指し、利用者との関係に着目した ソフト施策の強化・充実なども含め、より一層、地球環境に配慮した施設整備を行っていきます。

1970年代以前

  • 窓際照明スイッチの設置
  • 外灯の部分消灯(深夜、休日)
  • 照度センサによる外灯の自動点滅

1980年代~

  • 最大需要電力監視による負荷平準化

1990年代~

  • 中央監視装置による照明、空調の運転管理
  • 中央監視装置によるエネルギー、水使用量の管理
  • 全熱交換機による換気で空調負荷軽減
  • ポンプのインバータ駆動、台数制御
  • 窓ガラスへの日射調整フィルム貼り付け
  • 網戸による自然換気での空調運転削減
  • 太陽光発電

2000年代〜

  • 高効率照明の採用および転換
  • 照度センサによる昼間時の照明器具の照度自動調整
  • 人感センサによるトイレ照明などの自動点滅
  • キースイッチによる教員研究室等のエネルギー管理
  • 屋上緑化
  • ヒートチューブ(地下ピット、共同溝を経由した外気取り込み)による空調負荷軽減
  • 効率の悪い老朽機器(変圧器、空調機など)の更新
  • 中央監視装置の蓄積データを利用しての設備改修
    (適正能力での機器更新、大型空調熱源の部分負荷や 軽負荷時のエネルギーロス低減対策など)
  • 光ダクト
  • 金属屋根への遮熱塗装
  • ガラス面の断熱性向上(断熱コーティング剤塗布や断熱フィルム貼り付け)
  • 熱線反射、熱線吸収ガラスの採用
  • 自然換気の空気対流を利用した空調負荷軽減