立命館小学校の取り組み

5年生 社会科 英語科「Let’s エコキッズチャレンジ学習会」

立命館小学校の5年生社会科と英語科では特定非営利活動法人「気候ネットワーク」の方を講師に迎え、地球温暖化や環境についての学習会「Let’s エコキッズチャレンジ学習会」を開催しました。

学習会では、二酸化炭素が地球の温暖化の原因になっていることや、各国での太陽光パネルを用いた取り組みについて教えていだき、二酸化炭素を出さない社会をつくるために「へらす・えらぶ・きりかえる」を合言葉に自分たちの生活の中でできる取り組みについて考えました。自分で考えた取り組みは、冬季休業中に自宅で実践し、その結果や気づきを再び環境学習に生かしていきました。

「温暖化」という地球規模の環境問題を考え、自分の足元の生活を見直し、生活の仕方を改善する経験を通して、これまでは遠い世界で起きている感覚で見聞きしていた環境問題が、自分の世界にぐっと近づきました。地球環境保全の担い手としての意識を高める学習になりました。

伝統を最新技術と人の思いで被災地に届ける

立命館小学校では、「京の杜プロジェクト〜桜がつなぐ架け橋」の活動に取り組んでいます。これは、「伝統」(醍醐寺の太閤しだれ桜)を「最新技術」(クローン技術)と「人の思い」(手作りの堆肥とお世話)で育て、被災地である福島県の小学校に贈るという取り組みです。

プロジェクトは2015年度から始まり、今年で4回目を迎えました。児童は3年生の時に世界遺産である「醍醐寺」(京都市伏見区)を訪れ、広い敷地内にある様々な宝物や法話から伝統文化を学びます。そして、境内の落ち葉を集め、堆肥作りを体験しながら、いのちや自然の循環をとらえてきました。また、住友林業様のご協力で、クローン桜がどのようにして生まれるのかも学ぶことができました。

4年生になると、学校に届いたクローン桜に自分たちが作った堆肥を与え、毎日大切に水やりをして育てます。夏の暑い日も、寒風が吹く冬の日も、正門の前に置かれた桜の木に声をかけ続けながら、見守ります。そして、春も近づく3月に、大きくなった桜を持って、福島県いわき市の御厩小学校を訪れ、同校の4年生児童と共に植樹を行い、交流を行いました。

2019年度も同様の取り組みを続けています。復興の願いを込めて、今年度もいわき市内の小学校にクローン桜を届ける予定です。

伝統を最新技術と人の思いで被災地に届ける

立命館小学校では「京の杜プロジェクト〜桜がつなぐ架け橋」の活動に取り組んでいます。これは「伝統」(醍醐寺の太閤しだれ桜)を「最新技術」(クローン)と「人の思い」(手作りの堆肥とお世話)で育て、被災地である福島県の小学校に贈るという取り組みです。

プロジェクトは2015年度から始まり、今年で3回目を迎えました。児童は3年生の時に世界遺産である「醍醐寺」(京都市伏見区)を訪れ、広い敷地内にある様々な宝物や法話から伝統文化を学びます。そして、境内の落ち葉を集め、堆肥作りを体験しながら、いのちや自然の循環をとらえていきました。また、住友林業さんの協力で、クローン桜がどのようにして生まれるのかも学ぶことができました。

4年生になると、学校に届いたクローン桜に自分たちが作った堆肥を与え、毎日大切に水やりをして育てます。夏の暑い日も、寒風が吹く冬の日も、玄関に置かれた桜の木を大切に見守り続けます。そして、春も近付く3月に、大きくなった桜を持って福島県いわき市の菊田小学校を訪れ、同校の4年生と共に植樹を行いました。

2018年度も同様の取り組みを続けています。復興の願いを込めて、今年度もいわき市内の小学校にクローン桜を届ける予定です。

世界遺産(醍醐寺)×バイオ技術(クローン桜)=京の杜プロジェクト
落ち葉を堆肥化し、醍醐の桜のクローンを育て、被災地に届ける

立命館小学校では、世界遺産寺社「総本山醍醐寺」(京都市伏見区)の働きかけで、「京の杜プロジェクト~桜がつなぐ架け橋」※の活動に3年生と4年生の児童が取り組んできました。

この取り組みは、2015年度より3年生を対象とする社会科校外学習として参加し始めました。3年生が実際に醍醐寺を訪れ、落ち葉の堆肥化について学び、醍醐寺境内の落ち葉を集め、堆肥作りを体験しながら、いのちや自然の循環について学びました。

プロジェクト参加2年目となる2016年度は、3・4年生が参加し、4年生は小学校に運ばれたクローン桜の苗木を自分たちが作った堆肥を用い、毎日水やりをしなから育てました。6月には、届け先の福島県いわき市立三和小学校の児童との交流を始め、2月には、大きくなったクローン桜の苗を代表児童が三和小学校まで届けに行くことができました。

2017年度も、4月から同様の取り組みを始めています。復興の願いを込めて、今年度も福島県いわき市立菊田小学校にクローン桜を届ける予定です。

世界遺産(醍醐寺)×バイオ技術(クローン桜)=京の杜プロジェクト
落ち葉を堆肥化し、醍醐の桜のクローンを育て、被災地に届ける

立命館小学校では、世界遺産寺社「総本山 醍醐寺」(京都市伏見区)の働きかけで、「京の杜プロジェクト~桜がつなぐ架け橋」の活動に第3学年の児童が取り組んできました。

この取組は、2015年度より3・4年生を対象とする社会科校外学習として「京の杜プロジェクト」に参加し、初年度は3年生(当時)119名が参加しました。児童たちは昨年4月の初めに醍醐寺を訪れ、住職から寺の由緒や寺が保有する数々の文化財に関する講話を拝聴し、住友林業筑波研究所の方からは“醍醐の桜”とクローン技術についてのレクチャーを受けました。

児童たちは落ち葉の堆肥化について学び、醍醐寺境内の落ち葉を集め、堆肥作りを体験しながら、いのちや自然の循環について学んできました。

そして、今春にはクローン桜の苗木を小学校に運んでいただき、自分たちが作った堆肥を用い、毎日、水やりをしたりしながら、愛情をこめて世話をしています。その苗木を来年3月までおよそ1年かけて大きく育て、東日本大震災の被災地である東北地方のいわき市立三和小学校に復興の願いを込めて届ける予定です。

学校全体でエコに取り組む

立命館小学校では、学校全体でエコ活動に取り組んでいます。
児童会活動では、「自分たちでできる環境を守る活動」を考え、委員会を中心に取り組んでいます。

2014年度後期は「エコキャップ活動」について学習し、全校児童や教職員にも呼びかけて学校全校で取り組みました。
また、校内緑化活動にも取り組み、入学式にあわせて春に咲く花をプランターに植えました。

2015年度前期の児童会では、ボランティア委員会を中心に①鴨川清掃活動、②校内緑化活動、③ベルマーク活動に取り組んでいます。鴨川は、毎年、Ritsマラソン大会で全員が河川敷を走る川です。
自然も豊富で大切な川なので、月に1回清掃に行って、ゴミを拾い、きれいに清掃をしています。

昨年から続いている校内緑化活動では、玄関横の花壇の手入れをし、花でいっぱいにしています。
また、ベルマーク収集活動はボランティア委員会がよびかけて、全校児童が参加しています。

教職員は2013年度からペーパーレスの取り組みをすすめ、2013年度8月以降、会議は基本的にペーパーレスにしました。
その結果、2013年度後半のコピー用紙使用枚数は前年度同時期比約30%減、2012年度の年間使用枚数と2014年度の年間使用枚数を比較すると、約35%減となりました。

また、保護者会が中心になって進めている創立10周年記念制作は「資源の活用とリサイクル」をテーマに、環境を考える素材での作品制作を目指しています。

自分たちでできる環境を守る活動

立命館小学校では、児童会が「自分たちでできる環境を守る活動」を考え、委員会を中心に取り組んでいます。

前期は昨年度に引き続き、ボランティア委員会による「ベルマーク運動」を行いました。「すべての子どもに等しく、豊かな環境の中で教育を受けさせたい」というベルマーク運動の趣旨を全校児童によびかけ、保護者の協力も得て、全校児童が協力して多くのベルマークを集めました。

後期は、「エコキャップ活動」に取り組みます。ペットボトルのキャップを回収し、リサイクルする事は、環境保護につながるだけでなく、その売上金が途上国の子どもたちにワクチンを送るために使われていることを学びました。1人でも多くの子どもたちがワクチンを接種できるよう、全校児童や教職員にもよびかけ、できる限り多くのキャップを集めていきます。

また、環境美化委員会による、校内緑化活動も進めています。来春の卒業式、入学式には校内が花いっぱいになるように、春に咲く花を植えていきます。

社会貢献できる人の育成に向けて

立命館小学校は社会貢献できる人を育成するために、5・6年生における児童会や委員会活動において、「ベルマーク運動」や「地域の清掃活動」等に取り組んでいます。

「ベルマーク運動」については、全校児童に呼びかけて、ベルマークに換算できる使用済みプリンターカートリッジも併せて回収に取り組みました。子どもたちは「すべての子どもに等しく、豊かな環境の中で教育を受けさせたい」というベルマーク運動の理念、仕組みや活動の流れを学習しながら、前期で約9,300点のベルマークを集めることができました。昨年度までに約26,000点をすでに集めています。

「地域の清掃活動」は、立命館小学校、北大路商店街、そして賀茂川公園までの間のゴミ拾い活動を行いました。普段は気にしていなかった近隣のゴミですが、このような活動を通じて沢山のゴミがあることに気がつきました。道行く人達から「ありがとう」とお声かけいただいたことについても嬉しさを感じました。この活動は、毎月、継続的に実施しています。

環境問題については、児童・教職員や保護者までも含めて、学校全体で継続的に取り組んでいます。

みんなでできるエコ活動

立命館小学校では、社会貢献できる人を育てることを目的として、5・6年生児童の児童会や委員会活動において、「ペットボトルキャップの回収活動」や「プルタブ回収運動」、そして昨年度に引き続き「節電キャンペーンの実施」に取り組んでいます。

「ペットボトルキャップの回収活動」は「NPO法人エコキャップ推進協会」が主催する「みんなのエコキャップ運動」に、「プルタブ回収運動」は「一般社団法人 環公害防止連絡協議会」が主催する「プルタブ・アルミ缶で車いすを!アルミ資源回収運動」に学校をあげて取り組みました。児童はペットボトルのキャップを集めることが二酸化炭素の削減や地球温暖化の防止に繋がることや、プルタブ・アルミ缶を集めることは「空き缶散乱公害をなくす」ことに繋がることを学習しました。

ペットボトルやプルタブを集める際には、その集め方を5・6年生で議論して、1~4年生に説明し、収集に取り組みました。

「節電キャンペーンの実施」は、東日本大震災を受けて、「自分達にできること」を話し合い、全校で節電に取り組むことになりました。その活動を引き継ぎ、こまめに電気を消すことや各学年フロアのドアを閉めることを徹底するため、掲示物を作成し、みんなの目につくところに貼り、節電を呼びかけました。

環境問題に対しては児童や教員とともに保護者までも含めて、学校をあげて継続的に取り組んでいます。

5・6年生児童の児童会・委員会活動を中心とした取り組み

立命館小学校では、社会貢献できる人を育てることを目的として、5・6年生児童の児童会・委員会活動において、「ペットボトルキャップの回収活動」や「節電キャンペーンの実施」等に取り組んでいます。環境問題に対しては児童とともに保護者までも含めて、学校をあげて継続的に取り組んでいます。

ペットボトルキャップの回収活動

立命館小学校では、「NPO法人エコキャップ推進協会」主催する「みんなのエコキャップ運動」へ学校をあげて取り組んでいます。ペットボトルのキャップが二酸化炭素の削減や地球温暖化の防止に繋がること等を学習しています。ペットボトルキャップを集める際には、その集め方を5・6年生で議論して、1~4年生においてもエコキャップ収集に取り組みました。

子どもたちはペットボトルのキャップが再生プラスチックに再利用され、二酸化炭素の削減や地球温暖化の防止につながることや、リサイクル業者への売却益により、「NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会(JCV)」経由で、発展途上国の子どもへのポリオワクチン接種に活用されていることなどを学習してきました。このことは、小学生でも主体的に環境問題に参加できる「Think Global, Act Locally」の取り組みとして、2006年の開校以来継続して取り組んでいます。

節電キャンペーンの実施

東日本大震災を受けて、「自分達にできること」を話し合い、節電に取り組むことになりました。こまめに電気を消すことや各学年フロアのドアを閉めることを徹底するために、ポスターを作成し、みんなの目につくところに貼るようにしました。

加茂川河川敷の清掃

学校行事に参加しにくい父親を中心に組織されたFathers'Clubにおいて、マラソン大会の前に、賀茂川河川敷の清掃を行いました。