International Relations Self-Study Navigator

国際関係学をいかに学んでいけばよいのかを、国際関係学の各領域の紹介、学習法の紹介、文献やWebサイト等の紹介などから説明しています。

元来は学内向けのものであり、場所の紹介や蔵書検索の方法等では学内向けの説明がされているところもありますが、学外の国際関係学を学ぶ人たちにとっても利用価値があるものです。したがって、利用者は学内者に限定していません。

IRナビが皆さんの本当のNavigatorになることを望むものです。

ご挨拶

国際社会の急速なグローバル化と日本社会の新たな段階の国際化は、それにふさわしい学問領域と人材の養成を不可欠としています。ところが一方で、飢餓や貧困、差別や殺戮、環境破壊といった人間社会の諸問題は、従来の国民国家の枠を超えて進行し、ますます深刻化しています。わたしたちがともに学び、研究する国際関係学部・国際関係研究科は、このような焦眉の課題に応えるべく、1988年、1992年にそれぞれ創設されました。

国際関係学という新たな学問分野は、歴史学や法学、経済学といったこれまでのdisciplineと違ってまだ歴史が浅く、学問体系として確立されたものではありません。したがって、「定番」の教科書といったものも存在せず、さまざまな学問分野の専門家が協力しながら学部・大学院教育を展開してきました。学生の皆さんも、あまりに広く茫漠とした国際関係学の対象領域に対して、いったいどうやって取り組んでいいものやらと戸惑っているのではないでしょうか。

ここに皆さんに提供する『IRナビ』は、学部創立以来の教学経験を十二分に踏まえて、現有スタッフの総力を挙げて作り上げた学習と研究のための「手引き」です。皆さんの日々の学習の場で、あるいは留学や大学院進学に悩んだときなど、大学生活のさまざまなシーンで大きな力を発揮してくれることでしょう。もとより、不備な点も多々あるでしょうから、今後とも皆さんの助言を得ながら改善を進めていきたいと考えています。何かお気づきの点があれば、どうか遠慮なくご意見、ご要望をお寄せください。

立命館大学国際関係学部長 河村 律子