カテゴリ/quality
経営管理研究科の外部評価結果報告書を掲載しました
-
quality|academics

広範な学問領域に多くの学部・研究科を有する本学は、大学の外部評価のみならず、すべての学部・研究科で専門分野別外部評価を実施しています。それぞれの学問領域や社会で活躍されている学外有識者に各学部・研究科の教育研究活動を評価して頂き、改善・向上につなげています。
2013年度~2016年度に第1サイクルを実施し、2019年度からは第2サイクルがスタートしました。各学部・研究科は、カリキュラム改革の実施時期等を踏まえて外部評価の受審年度を決定しています。
第2サイクルの初年度となる2019年度は、経営管理研究科が受審しました。外部評価委員会からは、カリキュラム・マップにより各科目が学位授与方針のどのレベルの実現を目指しているのかを明記している点や、社会の動向とりわけビジネス環境の変化等を踏まえて柔軟にプログラムや科目を見直し、特色ある研究領域を強化している点、同窓会組織との積極的な協力関係の構築が在学生のキャリア形成支援となっている点などを評価頂きました。
その一方で、検討課題として、女性教員の割合を考慮した多様性のある教員体制の構築や、定員充足に向けたさらなる改革や取り組みの推進、サテライトキャンパスにおける在学生の修学支援や教育環境のさらなる向上等について提言を頂きました。これらの提言への対応と改善状況については、毎年度の自己評価委員会で確認することになっています。
研究科の自己点検・評価報告書と外部評価委員会による外部評価結果報告書は以下のページで公開しています。
スーパーグローバル大学創成支援事業に関する外部評価委員会を開催しました
-
quality|global

立命館大学は、2014年度にスーパーグローバル大学創成支援事業に採択され、そこで掲げた構想の実現に向けて、国際化戦略「グローバル・イニシアティブ」を推進しています。
本学では、外部有識者の評価を得て、取り組みの客観性を保つとともに、大学の国際通用性、開放性、交流性の観点から達成度の成果に関して意見交換を行い、その結果を事業に反映し、さらに質の高い取り組みの展開につなげていくことを目的として外部評価委員会を設けています。第1回目の外部評価を2016年度に受審し、この3月11日に第2回目の外部評価を受審しました。
このたびの外部評価では、アウトカム(アウトプットがもたらす状況の変化、人の行動変容、その他の成果)と関連付けて、事業の成果または発展への課題等の評価を行うこととしました。また、本学が作成したロジックモデルや、補助金終了後を見据えた自走化の計画と進捗について ①国際通用性の強化及び国際競争力の向上と ②財源確保の2つの観点から評価を行って頂きました。
学長からの開会挨拶に続いて、教学担当副学長から本学のロジックモデルでは、中期計画R2030において「グローバル社会への主体的な貢献」を政策目標の一つとして掲げ、「グローバル・アジア・コミュニティの持続可能な発展に貢献する多文化協働人材の輩出」を社会へのインパクトとして示していることが紹介されました。
また、国際部長から、数値目標の達成状況として、外国人教職員や女性教職員の割合、留学生の受け入れや海外派遣人数、外国語による科目数や英語コース数、学生や職員の語学レベル、混住型宿舎の収容人数などについて数値データやグラフを用いた紹介がありました。
外部評価委員からは、オーストラリア国立大学とのデュアル・ディグリー(ダブル・ディグリー)プログラムやアメリカン大学とのジョイント・ディグリー・プログラム(共同学位課程)が正規の課程として安定的に開講されている点等に対して長所としての評価を頂くとともに、今後に向けた課題について示唆に富んだ多面的なご意見を頂戴することができ、学外からの評価の重要性を再認識する非常に有意義な機会となりました。
また、合理化や効率化だけではなく、グローバル・イニシアティブで生み出されたリソースの有効活用も含めて自走化を具体化させ、先進的かつ多様な取り組みのモデルを提起してほしいとの感想を頂きました。
最後に、学長から、本学が歴史的に重んじてきた「ダイバーシティ」の中にグローバル化を進める意義があること、数値を追いかけるのではなく内実化を進めることが重要である旨の認識が示されました。
大学評価・IR室でも、適切な指標づくりやモニタリング等において、支援を進めていきたいと思います。
経営管理研究科(MBA)専門分野別外部評価の実地調査を行いました
-
quality|academics

立命館大学では、すべての学部・研究科で専門分野別外部評価を実施しています。
各学部・研究科が、それぞれの教育研究活動を客観的根拠に基づいて定期的に把握・検証することにより、教育研究活動の継続的な改善・向上に役立てています。第1サイクル(2013~2016年度)に続く第2サイクル(2019~2023年度)の初年度にあたる今年度は、経営管理研究科(MBA)が外部評価を受審中です。
11月23日(土)には、他大学の同専門分野研究者や同研究科の修了生(企業役員)で構成された外部評価委員の先生方にお越し頂き、本学の大阪梅田キャンパスにおいて実地調査を行いました。事前に研究科が提出した自己点検・評価報告書や回答・見解に基づき、研究科執行部との全体面談をはじめ、研究科の各プログラムに所属する大学院生へのインタビューや教員への個別面談、授業や施設の見学を実施しました。
全体面談の冒頭では、経営管理研究科長より、本外部評価の役割について、本学の自己点検・評価の一環として位置付けられた実質的かつ丁寧な外部評価であることが改めて説明されました。
また、研究科として、内部質保証の最終的な目的である学生の学修成果の向上に結び付いた教育研究活動を行うために、外部評価結果を真摯に受け止めたいとの姿勢が示されました。外部評価委員の先生方からは、評価基準に基づいて現状の成果や課題について評価頂くとともに、広い見地から今後の研究科の在り方について様々なご提案を頂くなど、有意義な意見交換の場となりました。
天狗先生も先生方の意見交換に耳を傾けました
本外部評価に関する自己点検・評価報告書および外部評価結果等は、
後日「外部評価」のページに掲載する予定です。