在学生・修了生の声
佐藤 太星さん
2024年度
勤務先・職位
株式会社三菱UFJ銀行
出身大学・学部
立命館大学 情報理工学部出身
立命館MOTに進学を決めた理由は?
学部での卒業研究を行う過程で自分の研究分野をはじめ、研究が進んでいるにも関わらず実用化に至っていない技術が多くあることに気づきました。今後社会で働くには技術的な内容と共に、このような技術使って製品やサービスを考える力が必要であると感じたことがきっかけです。さらにプラクティカムでは実際に企業の方とコミュニケーションを取りながら課題解決を行えることも、上流工程を学ぶ機会として魅力に感じMOTへの進学を決めました。
面白かった講義について
印象に残っている授業は「技術基盤企業のマーケティング」です。この授業では商品開発のアイディア発想から、競合分析、プロトタイプの開発、価格の決定、プロモーションまでを15回の授業を通して行いました。方法論を学び、グループワークで実際にやってみることで商品開発やマーケティングの面白さ、難しさを体感することができました。
入学からこれまでの学生生活について
MOTでは講義でのグループワークやプラクティカム、研究活動など知識の吸収と同時に実践をする機会が非常に多く、充実した学生生活を送ることができました。特にプラクティカムでは企業の方とのディスカッションや5ヶ月間という長期間でのチーム活動を学生という立場で経験できたことは非常に貴重な機会であったと思います。
就職活動について
就職活動では情報理工学部で培った情報技術とMOTで学んだ課題解決能力を活かしたいと考えていました。そこで上流工程から下流工程まで携わることができるシステムエンジニアを目指し、IT企業や事業会社のSEを中心に就職活動を行っていました。面接ではプラクティカムでの経験を多くの企業様から評価頂き、第一希望の会社から内定を頂く事ができました。
進学を検討している方へメッセージ
MOTへの進学は自分の考え方を広げる機会になると思います。他の研究科とは違い、すべての人が学部とは異なる分野を学ぶことになると思います。そのため学生のバックグラウンドも様々です。さらに学部などでこれまで学んできた知識を技術経営の観点から思考するようになる為、多面的な考え方を身につけられると思います。現在学んでいる分野で何か疑問を持っているなど、自身の専門分野を広げたいと考えている方は、一度MOTへの進学を視野に入れてみてください。