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2025.07.31

【授業紹介Vol.6】「企業経営事例分析」~株式会社ディアーズ・ブレインによる講義が行われました

立命館大学政策科学部では、株式会社ディアーズ・ブレインとの連携により、「ヴィジョン特殊講義(企業経営事例分析)」を開講しています。同社は、経営学部卒業生の小岸弘和氏が設立した企業で、現在は全国24ヶ所・グループ全体で27ヶ所のゲストハウス型結婚式場を運営し、年間6,000組の挙式を手がけてます。経営理念は「Open Doors!!」、そして創業者である小岸氏の思い「楽しくなければ、やったところで知れたもの」という言葉にも、その価値観が込められています。

2025年度の講義でも、2024年度と同様に、経営企画・人材開発・マーケティング・店舗営業・料飲部門など、各部門から幹部社員が登壇し、最新の事業活動の状況や、経営理念が現場でどのように浸透し、実践されているかについて語られました。今年度新たに加わった711日の講義では、「ブライダル業界のDX最前線とIT・人材力の未来」というテーマのもと、ウェディング事業の本質であるホスピタリティとデジタルの融合、さらにITDXAI化への取り組みについて、受講生の関心を引く内容が紹介されました。

また、626日の人事部門による講義では、一般的に間接部門とされる人事部が、ディアーズ・ブレインにおいては同社の強みである人材育成の中核を担うだけでなく、グループ企業戦略とあいまって、人事部自体の「得意分野」(詳細は公にしづらいが、驚くべき内容であった)を活かし、直接部門化しつつある点が紹介されました。

このように本講義は、ディアーズ・ブレインのアンテナを通じて得られた最新の企業経営の実践が、受講生にフィードバックされる貴重な学びの場となっています。

株式会社ディアーズ・ブレインの皆様、ありがとうございました!

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文責 服部 利幸

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【授業紹介Vol.2】「楽しくなければ、やったところで知れたもの」~株式会社ディアーズブレイン小岸代表取締役の講義が行われました


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2025.07.31

EXPO2025 大阪・関西万博イタリア館において、政策科学部サウセド・ダニエル准教授が国際ワークショップに登壇しました

2025712日(土)大阪・関西万博においてイタリア館公会堂にて、International Workshop on Gastronomy and Rural Tourism Rural Tourism as a Response to Overtourism: A Comparative Perspectiveが開催されました。パネリストとしてサウセド准教授が “Historical Roads as Cultural Resources in Japan: The Potential of Community-Based Initiatives”というタイトルでお話しされました。

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このワークショップは政策科学部と学生交換留学の提携を結んでいるイタリア・ロンバルディア州のベルガモ大学が主催し、本学部からサウセド准教授に加えて、田林葉教授とベルガモ大学への留学関係者である学生2名が参加しました。ベルガモ大学からは政策科学部との連携担当のCristian Pallone准教授がモデレーターとして参加され、本学部からの参加者と交流を行いました。

参加学生は日伊におけるツーリズムにかかわる英語ワークショップの参加、イタリア語での交流、イタリア館の見学等、文化的・知的好奇心や学習意欲をさらに刺激される機会となりました。

今年度も本学部とベルガモ大学との学生交換が予定されています。この度このような貴重な機会をいただいたベルガも大学に深く感謝するとともに、この関係が末長くさらに発展することを願っています。

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2025.07.30

【授業紹介Vol.5】「アドベンチャーワールドにおける企業経営と人財育成」~株式会社アワーズによる講義が行われました

本講義は、和歌山県白浜町に所在するアドベンチャーワールドを運営する株式会社アワーズの協力のもと、2024年度から継続して行われているシリーズの一環として実施されました。このシリーズでは、経営者から現場で活躍する従業員まで多様な立場の講師による話を通して、サファリパーク経営に関わる幅広いテーマについて学ぶ機会が提供されます。内容は、経営環境や戦略、人材育成、動物飼育、社会貢献、さらには社会問題・社会課題解決に至ります。

2025年度の講義では、「企業経営と人材育成」に焦点が当てられました。そして、人的資本経営やパーパス経営、ワークライフインテグレーションなど、アワーズが実践している経営を人材面を中心に深く掘り下げられました。さらに、社員・ゲスト・社会のそれぞれに「Smile(スマイル)」をもたらすことをテーマに、企業ビジョンと個人のビジョンの重なりから生まれる価値創造、LTV(顧客生涯価値)の向上やファンとの関係性を重視したBtoFマーケティング、そしてSDGsや共創パートナーシップの実例が紹介されました。

こうした講義を通して受講生は、企業理念がどのように日々の会社経営やサファリパーク運営活動に浸透しているのかを実感することができました。そして、社会の中で自分は何のために働き、どのように関わっていくのかを考えるきっかけにもなりました。株式会社アワーズの取り組みを通じて、企業、個人、社会の課題解決に向けた実践的な学びが展開されました。

株式会社アワーズの皆様、ありがとうございました!

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文責 服部利幸

写真提供:株式会社アワーズ


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【授業紹介Vol.4】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~金崎伸一郎ゼネラルマネージャーによる講義が行われました

【授業紹介Vol.3】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~中尾建子アドベンチャーワールド副園長による講義が行われました

【授業紹介Vol.1】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~山本社長による講義が行われました

株式会社アワーズとの連携協定について

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2025.07.22

?id=199この問題、あなたならどうする? ―約束の時間にいつも遅れてくる友人。どう対応すればいいですか?

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2025.07.14

2025年度春学期 政策科学部西園寺記念奨学金 給付証書授与式を開催

202573日(木)お昼休みにC373ラーニングシアターにて、2025年度春学期 西園寺記念奨学金給付証書授与式を開催し、20名(対象者27名)が参加しました。まず初めに、森道哉副学部長から開会の辞があり、その後、吉田学部長から本奨学金の名前の由来である西園寺公望公に関しての説明、また今後も学部名称の通り、「学問」と「実践」に励んでもらいたい、と受給者を励ます祝辞がありました。

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続いて、学部長から1人ずつに給付証書が手渡しされ、参加者全員で記念撮影した後、学部長・副学部長・参加者が4グループに分かれ、軽食を取り、歓談をしながら交流会が実施されました。

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短い時間でしたが、参加者同士で交流したり、先生方と記念撮影を行ったりと和やかな会となりました。

この度は、西園寺奨学金の受給、おめでとうございます。

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2025.07.10

自治会主催の政策科学部運動会が開催されました

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2025年6月23日(月)に自治会主催の政策科学部運動会が開催されました。
日本語基準PS専攻の新入生300名に加えて、50名を超える自治会メンバーとCRPS生、合わせて総勢353名で16時半から3時間半にわたってOICアリーナで運動会を実施しました。障害物競争、綱引き、ドッジボール、最後にはリレーを行い、白熱した戦いが繰り広げられていました。普段はクラス毎の活動が中心の新入生ですが、初対面でも体を動かしながらコミュニケーションを取り、クラスを超えて、仲を深める良い機会になりました。
参加してくれた学生のみなさん、ありがとうございました。来年度も開催を予定しておりますので、ぜひご期待ください!


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障害物競走ではダンボールキャピタラの転がり方が見どころでした。

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綱引きは各団のクラスを超えた団結力が見えた瞬間でした。

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ドッチボールでは各団白熱した戦いになりました。

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リレーではクラスの仲が深まった瞬間が見られました。

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結果発表では順位に関わらず、参加者・運営全員が笑顔で終わることができました。

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2025.06.30

?id=196この問題、あなたならどうする? ―クマは、人の天敵ですか?

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2025.06.27

?id=1952026年度学部パンフレットを公開しました

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2025.06.20

?id=194この問題、あなたならどうする? ―ChatGPTが実用化されても、外国語を習得する必要があるのだろうか。

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2025.05.28

OICで絶滅危惧種のキツネ発見!桜井准教授の調査がテレビで紹介されました

政策科学部の教員が実施した調査より、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)を、キツネやテンをはじめとする食肉動物が利用していることが分かりました。調査したのは政策科学部の桜井良准教授と政策科学部 授業担当講師の高畑優 研究員(OIC総合研究機構所属)。2025年の1月から2か月ほど、キャンパスに自動撮影カメラを設置した結果、キツネ、テン、タヌキなどの野生動物が撮影されました。

特にキツネは大阪府の絶滅危惧種に指定されている希少な動物ということもあり、「都市部」に位置するOICに生息していることは、研究者の予想を覆す大発見となりました。
この発見がNHKおよび関西テレビのニュース番組で紹介されました。

NHK大阪放送局「ほっと関西」2025年5月22日放送
「市街地のキャンパスにキツネなどの生息を確認 大阪 茨木」
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250522/2000094139.html

関西テレビ「newsランナー」2025年5月27日放送
「ネコと争う姿も 大阪では絶滅危惧種 市街地に出没するキツネ 都市での目撃増加に専門家も驚き



今回、野生動物が撮影されたのは、通称「里山エリア」。2015年に更地からできあがったOICにおいて、地域住民や教職員、学生が一緒になって取り組む「コミュニティ共創プロジェクト」として、10年かけてつくりあげた緑地エリアです。多くの野生動物が生息していることは、プロジェクトの成果といえます。

番組放送後は近隣住民の方から、キャンパス以外でもキツネを見たとの目撃情報が寄せられています。
桜井准教授は「病気がうつることもあるので、キツネなどを見かけても不用意に近寄らないでほしい」と呼かけています。

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