活動報告
活動レポート

びわこ･くさつキャンパス(BKC)にて、「国際社会で活躍する人材養成プログラム」の一環として、岡本行夫・客員教授(外交評論家、岡本アソシエイツ代表)による連続講演会およびプログラム受講生を対象としたゼミナールを開催した(7月3日（火）開催)。

講演会では、岡本教授は、消費税やエネルギー政策といった国内問題だけでなく、沖縄の普天間基地問題に関連した日米関係など現在の日本が直面している問題、そしてエジプト、サウジアラビアなどの海外諸国が抱える問題などを解説した。また、日本の海外への貢献に関わっては、岡本教授の元同僚でありイラクの地で殉職した故奥勝彦外交官の徹底した現場主義についても紹介した。

また、プログラム受講生を対象にしたゼミナールでは、日本の取るべき今後の外交方針を論題として予選を勝ち抜いた2組によるディベートの決勝を開催。ディベートの講評の中で、岡本教授はODAなどを通して日本が世界の中で果たしている役割やTPPの重要性を説いた。質疑応答ではさまざまな日本の抱える問題に関する質問があがり、参加した学生は今後の学習の取り組みに向け、より一層の刺激を受けた様子であった。