教員紹介

  • 言語学

言語コミュニケーション学域

話し言葉文法を解き明かす
キーワード :
談話分析、語用論、話し言葉文法、コーパス

山崎 のぞみ教授

所属専攻:
言語学・日本語教育専攻
専門分野:
英語学、英語教育学
口語英語コーパスを使って、英語の話し言葉の実態を探る研究をしています。話し言葉を収集したコーパスの編纂が進み、インフォーマルな会話の言語研究に取り組みやすくなりました。私たちは会話という「待ったなし」の状況で、「相手がいるからこそ」の言語の使い方をしています。相づち一つとってもそうでしょう。言語を人と人のコミュニケーションや社会の営みの中でとらえると、これまで「間違い」や「例外」、「規格外」と思われていた言語現象にも重要な意味があることが見えてきます。また、話し言葉文法研究を英語教育へ応用することによって、インタラクション指導や文法指導、教材開発などに新たな視点を提供したいと考えています。

MESSAGE

受験生へのメッセージ

“There’s lots of people on the beach.” 受験生の皆さんはこの英語を〇としますか?×としますか? “there is+複数名詞は英文法の規則から外れていますが、話し言葉では非常によく使われています。英語でも日本語でも言葉には揺らぎがあり、使う人や状況によって変則的な使い方がされることが多々あります。私たちはどんな時にどんな言葉を使うのか、一緒に言葉の世界を探索しましょう!

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