立命館大学図書館

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2024年の展示

平井嘉一郎記念図書館企画展示「中原中也の世界-私の歌を聴いてくれ」の実施について
2024年12月23日 衣笠

 現在、平井嘉一郎記念図書館では、標記展示企画を実施しています。

 本展は、「中原中也」が大正12(1923)年4月から大正14(1925)年3月までの2年間「立命館中学生」として京都で暮らしており、こうした点で本大学とゆかりがあることから企画したものです。彼の京都での暮らしは、わずか2年間と短い期間でしたが、「6歳年長の詩人(京都大学に在学し立命館中学校の非常勤講師をしていた「正岡忠太郎」)、3歳年上の女優(「長谷川泰子」)など、京都時代の出会いや古本屋での高橋新吉の詩集『ダダイスト新吉の詩』との出会いがその後の彼を決定的に詩人にしていきます。

 知らず知らずのうちに心の奧深く刻まれる中原中也の詩。それが生まれ、読み継がれてきた背景をたどっていくことを通して、文学、人間、歴史、風土などと、思いがけない広がりが見えくるのではないだろうか。そうした思いから企画したものです。

 本展の開催に際し、パネルで使用している写真の多くは、中原中也記念館にその使用を快諾いただきました。また、来年2月21日から配給予定の映画「ゆきてかへらぬ」のポスターは、2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会からご提供いただきました。
 この機会に是非ご鑑賞いただけましたら幸いです。

  1. 企画名:中原中也の世界-私の歌を聴いてくれ
  2. 実施体制:
     <主催>立命館大学図書館
     <企画者>
       中原中也記念館
       2025「ゆきてかへらぬ」製作委員会
  3. 展示期間:2024年12月19日(木)~2025年1月30日(木)
<展示風景>


※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

12月展示「中筋純写真展 コンセントの向こう側~無人化した街々の静かなメッセージ~」のお知らせ
2024年12月9日 OIC

 OICライブラリーでは、大学院人間科学研究科と生存学研究所の共催で、企画展示「中筋純写真展 コンセントの向こう側~無人化した街々の静かなメッセージ~」を開催します。
 本展示は12月8日(日)に大阪いばらきキャンパスで開催される「2024年度東日本・家族応援プロジェクト+(プラス)シンポジウム」と連動した企画で、同シンポジウムでご講演いただく、写真家中筋純(なかすじ じゅん)氏の写真展です。中筋氏は昨年福島県南相馬市に開館した「おれたちの伝承館」の館長を務められ、福島第一原子力発電所事故により被害を受けた周辺地域を撮影、記録した写真を展示します。
 写真展を通して、みなさまに明かりを失った街の存在とそこに暮らしていた人々のその後、その先へと思考を巡らせるとともに、私たちの使っているコンセントの向こう側にある世界を想像する小さなきっかけにして頂ければ幸いです。


  • タイトル: 中筋純写真展 コンセントの向こう側~無人化した街々の静かなメッセージ~
  • 展示期間: 2024年12月8日(日)~ 2025年1月5日(日)
  • 場  所: OICライブラリー2階展示室
  • 協  催: 立命館大学人間科学研究科
          立命館大学生存学研究所

※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


平井嘉一郎記念図書館・地下1F貴重書庫閲覧室内展示スペースでの「企画展」の開催について(お知らせ)
2024年11月12日 衣笠

 平井嘉一郎記念図書館では、現在、地下1F・貴重書庫閲覧室内展示スペースで、企画展として、『林達夫と加藤周一:「精神の自由」を求めて』を開催しています。
 本企画は、本年が戦前・戦後を通じて孤高の思想家であった林達夫(1896~1984)の没後40年に当たることから、加藤周一(1919~2008)との関係に注目した企画となります。両者の関係は、林が敗戦直後、加藤周一の論壇・文壇への登場を後押したことに始まったものであり、彼らの交流の軌跡を、概ね時系列に沿う形で、以下で示す4つの主題(テーマ)を設けた上で、展示しています。

(1)2人の戦前の学生時代に焦点を当て、評論家としての出発と位置付けられる初期の論考
(2)書簡にみられる両者の「邂逅」
(3)戦後、それぞれが携わることになった平凡社での百科事典編集
(4)林への追悼文をはじめとする加藤の林達夫論の紹介

 林達夫は、1973 年、長年にわたる西洋精神史の研究著述などが評価され、朝日文化賞(人文・社会科学部門)を受賞し、大江健三郎、山口昌男、中村雄二郎、高階秀爾なども師事した著名な知識人です。
 お時間の許す限りご鑑賞いただけましたら幸いです。

 ■展示テーマ:林達夫と加藤周一:「精神の自由」を求めて
 ■実施体制:
   (主催)立命館大学加藤周一現代思想研究センター
   (協力)立命館大学図書館
 ■展示期間・場所:
   2024 年 11 月 8 日(金)~2024 年 12 月 1 日(日):B1F・貴重書閲覧室
   2024 年 12 月 4 日(水)~2025 年 3 月 31 日(月):2F・加藤周一文庫
   *2F・加藤周一文庫での展示は、上記テーマ(4)に関する資料のみを展示。

 


<展示ポスター>
 

<展示風景>

※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

大学院ウィーク×教員お薦め本 特別企画展示のお知らせ
2024年11月5日

 本学大学院が開催する「大学院ウィーク」と図書館「教員お薦め本」とのコラボレーション企画として、各研究科の教員から『研究って面白い!』をテーマに、大学院を目指す学部学生に向けてお薦めの図書(雑誌・論文を含む)をご紹介いただきました。各研究科が所属するキャンパスの図書館内に推薦図書を展示配架しているほか、それらをまとめた案内冊子を設置しています。また、下記ホームページで内容を公開していますので、是非、ご覧ください。


大学院ウィーク×教員お薦め本のページ
https://www.ritsumei.ac.jp/lib/m02/010/gr2024/


大学院ウィーク
https://www.ritsumei.ac.jp/gr/exam_event/information/


 展示配架を行うキャンパスおよび推薦図書を展示する研究科は以下のとおりです。一部展示のない研究科もありますので予めご了承ください。また、朱雀キャンパス所属の研究科からの推薦図書は、平井嘉一郎記念図書館(衣笠キャンパス)で展示配架しています。


キャンパス 展示実施館 推薦図書展示研究科
衣笠 平井嘉一郎
記念図書館
法学研究科、社会学研究科、文学研究科、国際関係研究科、
言語教育情報研究科、先端総合学術研究科、教職研究科
BKC メディアセンター 理工学研究科、生命科学研究科、薬学研究科
BKC メディアライブラリー 経済学研究科、スポーツ健康科学研究科、食マネジメント研究科
OIC OICライブラリー 経営学研究科、政策科学研究科、経営管理研究科、人間科学研究科、
テクノロジー・マネジメント研究科、映像研究科、情報理工学研究科


 平井嘉一郎記念図書館



 BKC メディアセンター

 BKC メディアライブラリー


 OICライブラリー

2024年度司書課程科目「図書館施設論」の展示企画の実施について
2024年10月29日 衣笠

 現在、平井嘉一郎記念図書館では、標記展示企画を実施しています。

 本展は、秋セメスターの司書課程科目「図書館施設論」の担当教員である渡辺猛先生のご協力を得て、開催しているものです。

 渡辺先生は、図書館の設計にわが国で最も多く携わり、いまも現役でご活躍されている著名な建築家で、本学司書課程では2022年度から講師にお迎えし、「図書館施設論」をご担当いただいています。

 この講義では、実際に受講学生に、対象地域や住民の「特性(個性)」や現況、展望にもとづき、建築計画および設計図を完成させるという、画期的なアクティブラーニングに取り組まれており、そうした学びの概要や成果を広く紹介するため、企画し、開催しているものです。

 図書館建築デザインの背景にある理念や創意工夫の実際をご覧いただき、図書館や司書職に興味・関心を持っていただけましたら幸いです。

  1. 企画名:ほんものがたり-「図書館施設論」での取り組み
  2. 実施体制:
     <主催>本学文学部日本文学研究学域日本語情報学専攻(司書課程)
     <企画者>
       ①久野 和子 文学部教授
       ②渡辺 猛 「図書館施設論」授業担当講師(㈱佐藤総合計画 執行役員・一級建築士)
     <共催>立命館大学図書館
  3. 展示期間:2024年10月22日(火)~12月1日(日)
<展示風景>

【ポスター】

【展示室内】

※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

10月展示「OICにおけるRARA(立命館先進研究アカデミー)の展開2」のお知らせ
2024年10月18日 OIC

 OICライブラリーでは、立命館先進研究アカデミーとのコラボレーション企画として、「OICにおけるRARA(立命館先進研究アカデミー)の展開2」を開催します。
 研究者のキャリアステージに応じた支援を強化し、さらなる研究高度化を実現するために2021年に「立命館先進研究アカデミー(RARA)構想」が打ち出されました。この構想に基づき、立命館先進研究アカデミー(以後「RARA」と表記)では、大学院博士課程後期課程学生(RARA学生フェロー)と中核研究者・トップ研究者(RARAフェロー/アソシエイトフェロー)の育成・支援に取り組んでいます。
 今年度4月に、OIC所属のRARAフェローとアソシエイトフェローの先生方8名の研究内容を紹介し、OICにおけるRARAの展開を一覧できる展示を実施しました。今回の展示は、8名の中からグローバル教養学部の廣野美和先生と政策科学部の桜井良先生のご研究について、さらに詳しく紹介する各論的な展示となっています。廣野先生と桜井先生にはフィールドワークの写真をご提供いただき、解説文を付していただきました。専門分野は異なりますが、おふたりとも今日的なテーマに取り組まれており、その成果を社会や学生に還元していくスタイルに共通するものを感じます。
 この機会にぜひご覧いただけましたら幸いです。


 
 
  • タイトル: OICにおけるRARA(立命館先進研究アカデミー)の展開2
          一帯一路は何をもたらしたのか
          クマと人間が共存する地域社会をめざして
  • 展示期間: 2024年10月18日(金)~12月5日(木)
  • 場  所: OICライブラリー2階展示室
  • 主  催: 立命館大学図書館
  • 共  催: 立命館先進研究アカデミー
※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

読楽コーナーにおいて2024年度「Beyond Borders」特集の展示を開始しました
2024年9月30日

「Beyond Borders」特集では、日々めまぐるしく変化していく現代社会の様相について、学生のみなさんが問題意識を持ち、知る、考える、行動する、など、自らの世界を広げて次のステージへと飛躍する一助となるような資料を収集します。各館で少しずつ展示資料が異なりますので、各館にお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

2024年度「Beyond Borders」特集のテーマは『大河ドラマで学ぶ歴史』です。大河ドラマで取り上げられる時代は幅広く、関連する図書は歴史上の人物や出来事はもちろん、文化や伝統、宗教やジェンダーなど扱うテーマは多種多様です。大河ドラマの魅力と共に、歴史の魅力を再発見しませんか?

期間:2024年9月26日(木)~2025年3月22日(土)

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平井嘉一郎記念図書館

OICライブラリー


メディアライブラリー

メディアセンター

企画展示「物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-」のお知らせ
2024年9月26日 BKC

立命館大学図書館は本学人間科学研究科「東日本・家族応援プロジェクト」との共催で、企画展示「物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-」を本年6~8月のOICライブラリーでの開催に引き続き、9月からはBKC・メディアライブラリーでも開催します。

「東日本・家族応援プロジェクト」は東日本大震災の発生を受け、2011年に人間科学研究科が復興支援と「サービスラーニング」、「対人援助学」の実践の場として立ち上げたものです。これまで、その成果を図書館の企画展示として取り上げてきましたが、今回はこれまでの展示のタイトル・内容・構成を踏襲しつつ2023年度の活動記録を加え、10年以上経過してもなお解決を見ない「原発事故からの復興」に焦点を当て、災害からの復興における「物語と土地の力」について掘り下げた内容になっています。


  • タイトル: 物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-
  • 展示期間: 2024年9月26日(木)~11月24日(日)
  • 場  所: メディアライブラリー3階
  • 共  催: 立命館大学人間科学研究科 東日本・家族応援プロジェクト
          立命館大学図書館

「大地の相:張燦輝写真展」の開催について
2024年9月19日 衣笠

 現在、平井嘉一郎記念図書館では、標記展示企画を実施しています。

 本展は、日本初の現象学研究センターとして2009年に設立された立命館大学間文化現象学研究センターの研究活動(「芸術の現象学」研究プロジェクト)の一環として実施しているものです。

 同センターは、2009年の設立以来、世界各地の現象学研究者との交流・連携を進めると同時に、世代間連携の研究体制を整備するため、さまざまな企画を実施してきました。その成果は、『現代思想』2010年5月号特集「現象学の最前線──間文化現象学という視座」、谷徹編『間文化性の哲学』(文理閣、2014年)、『立命館大学人文科学研究所紀要』などに掲載されています。

 本展の内容は、9月15日まで、石川県西田幾多郎記念哲学館で開催されていた「無相の相:張燦輝写真篆刻展」のうち、「大地の相」のセッションで展示された20点の写真をポスター形式等で展示しているものです。写真撮影者である張燦輝先生は、ドイツの哲学者・マルティン ハイデガーを専門とする哲学者でもあり、本学で2009年2月に開催された間文化現象学の第1回セミナーの講師として連続講義をされたご縁もあり、今般の写真展を開催される運びとなりました。

 哲学だけでなく写真や芸術に関心をもつ多くの皆様方にとっても、今般の写真展が実りあるものとなることを願っております。


  1. 企画名:「大地の相:張燦輝写真展」
  2. 実施体制:
     <主催>立命館大学・間文化現象学研究センターおよび哲学・倫理学専攻
     <協力>立命館大学図書館
  3. 展示期間:9月18日(水)~10月17日(木)
  4. 展示会場:平井嘉一郎記念図書館 1Fギャラリー
<展示風景>

<ギャラリー出入口(正面右側>

<ギャラリー内全景>

メディアセンター教員お薦め本のお知らせ
2024年9月17日 BKC

メディアセンターでは9月より生命科学部・竹田篤史先生のお薦め本を展示しています。
お薦め本の詳細は「こちら」に掲載しています。

展示期間:2024年9月~2024年12月末(予定)

【開催報告】衣笠学生ライブラリースタッフ主催 展示企画『本で広げる世界の旅』
2024年9月13日 衣笠

【タイトル】

「本で広げる世界の旅」

【開催日】

2024年6月17日(月)~2024年8月31日(土)

【内容】

 本企画では「図書館での世界旅行の準備」をテーマに図書館の資料を用いて行ってみたい国やおすすめの国を紹介しました。
 鑑賞後の感想として、該当するものを以下の4つの設問から選び、該当するパネルの当該箇所に丸シールを貼り付ける形でアンケートを実施しました。アンケートシールの貼り付け枚数は、計279枚となり、目標としていた200枚を上回ることができました。
 立命館大学図書館を活用して、ガイドブックでは得ることのできない、その国の魅力を発信することができ、夏期休暇期間中に、この展示を通じて実際に海外に訪れた学生、より中身の濃い旅ができた学生がいれば嬉しいです。たくさんのご鑑賞ありがとうございました。


<アンケートシール集計結果>
設問項目 丸シールの貼り付け枚数
行ってみたい国ができた 184枚
興味のある国のことを図書館の資料で調べたくなった 45枚
学生ライブラリースタッフの旅の準備が参考になった 28枚
ガイドブックの他にも旅行の参考になる資料は多いと感じた 22枚

9月展示「かくて、水上勉―足もとに提灯(ともしび)を」のお知らせ
2024年9月5日 OIC

 立命館大学は学術・文化・芸術・スポーツなどの分野で本学園に貢献のあった人物をたたえるため、1986年4月に名誉館友を制定しました。水上勉氏はその第1号です。同氏は約20年前に亡くなられたため、学生の皆さんにとっては馴染みのない小説家かもしれません。しかし水上勉氏の文学作品の真髄は決して古いものではありません。多くの水上作品に共通する視点「過ぎゆく時を見つめながら<今日のかたりべ>となって、日本の片隅の歴史と陰影豊かな山河、そしてそこに生きる人びとへの愛を語る」は、今日においても重要ではないでしょうか。本展が水上文学の真髄の一端を知る機会となれば幸いです。


  • タイトル: かくて、水上勉―足もとに提灯(ともしび)を
  • 主  催: 立命館大学図書館
  • 協  力: 若州一滴文庫 特定非営利活動法人一滴の里
  • 展示期間: 2024年9月6日(金)~10月14日(月)
  • 場  所: OICライブラリー2階展示室

※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


OICライブラリー教員お薦め本のお知らせ
2024年9月2日 OIC

OICライブラリーでは9月より経営学部・寺﨑 新一郎 先生のお薦め本を展示しています。
お薦め本の詳細は「こちら」に掲載していますので、ぜひご覧ください。

展示期間:2024年9月~2025年1月(予定)

企画展示「かくて、水上勉―足もとに提灯(ともしび)を」のお知らせ
2024年7月1日 BKC

立命館大学は学術・文化・芸術・スポーツなどの分野で本学園に貢献のあった人物をたたえるため、1986年4月に名誉館友を制定しました。水上勉氏はその第1号です。同氏は約20年前に亡くなられたため、学生の皆さんにとっては馴染みのない小説家かもしれません。しかし水上勉氏の文学作品の真髄は決して古いものではありません。多くの水上作品に共通する視点「過ぎゆく時を見つめながら<今日のかたりべ>となって、日本の片隅の歴史と陰影豊かな山河、そしてそこに生きる人びとへの愛を語る」は、今日においても重要ではないでしょうか。本展が水上文学の真髄の一端を知る機会となれば幸いです。


  • タイトル: かくて、水上勉―足もとに提灯(ともしび)を
  • 主  催: 立命館大学図書館
  • 協  力: 若州一滴文庫 特定非営利活動法人一滴の里
  • 展示期間: 2024年7月1日~8月31日
  • 場  所: メディアライブラリー3階

平井嘉一郎記念図書館・2024年「本で広げる世界の旅」開催のお知らせ
2024年6月14日 衣笠

衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館1Fぴあら前において、学生ライブラリースタッフ主催企画「本で広げる世界の旅」を6月17日(月)~8月31日(土)まで開催します。「図書館での世界旅行の準備」をテーマに図書館の資料を用いて行ってみたい国やおすすめの国を紹介します。皆さんも本を読んで行ってみたい国に思いを馳せてみませんか?ご来館お待ちしております!



6月展示「物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-」のお知らせ
2024年6月7日 OIC

 OICライブラリーでは、本学人間科学研究科東日本・家族応援プロジェクトとの共催で、「物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-」を開催します。
 人間科学研究科(2017年度までは応用人間科学研究科)では東日本大震災の発生を受けて「東日本・家族応援プロジェクト」を立ち上げ、2011年度から毎年東北各地を回り、復興支援と「サービスラーニング」、「対人援助学」の実践の場としています。その状況と成果については、これまでOICライブラリーで3回(2019・21・23年度)展示会を開催し、昨年度はメディアライブラリーでも巡回展示を行いました。
 今回の企画は昨年度の展示のタイトル、内容、構成を踏襲し、23年度の活動の記録を加筆したものです。2011~23年度のプロジェクトの状況と成果の報告に加えて、10年以上経過してもなお解決を見ない「原発事故からの復興」に焦点を当て、災害からの復興における「物語と土地の力」について掘り下げています。
 なお、今年度はBKC・メディアライブラリーに加えて、衣笠・平井嘉一郎記念図書館でも巡回展示を行う予定です。


  • タイトル: 物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-
  • 展示期間: 2024年6月7日(金)~8月25日(日)
  • 場  所: OICライブラリー2階展示室
  • 共  催: 立命館大学人間科学研究科 東日本・家族応援プロジェクト
          立命館大学図書館

※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

メディアセンター:RARAフェロー/アソシエイトフェローお薦め本コーナー
2024年5月22日 BKC

立命館大学では、研究者のキャリアステージに応じた支援を強化し、さらなる研究高度化を実現するため、2021年6月に立命館先進研究アカデミー(以下「RARA」と表記)を設立しました。今回、図書館とRARAの連携企画として、RARAが育成・支援に取り組んでいる大学院博士課程後期課程学生(RARA学生フェロー)と中核研究者・トップ研究者(RARAフェロー/アソシエイトフェロー)にご協力をいただき、ご自身の研究分野に関連する図書を推薦していただくことになりました。メディアセンターでは、理工学部・総合科学技術研究機構に所属する5名のRARAフェローの先生方から推薦いただいた図書を展示していますので、ぜひご覧ください



期間:2024年5月1日(水)~9月30日(月)
場所:メディアセンター1階 展示コーナー
主催:立命館大学図書館
共催:立命館先進研究アカデミー

展示図書は「こちら」に掲載しています。

メディアライブラリー教員お薦め本のお知らせ
2024年5月21日 BKC

メディアライブラリ―では5月より経済学部・新田 耕平先生のお薦め本を展示しています。
お薦め本の詳細は「こちら」に掲載していますので、ぜひご覧ください。

展示期間:2024年5月~2024年8月末(予定)

図書館×RARAコラボレーション企画の実施について
2024年5月21日 衣笠

 立命館大学では、分野の異なる研究者同士が、互いの研究を理解し、それらを融合した新たな研究分野や領域を創造することで、立命館大学らしい世界と伍する文理融合による先進研究拠点の創成を目指しています。
  この目標の実現に向けて、本大学の研究高度化を牽引し、リーダーシップを発揮することが期待される中核研究者の集まり「アカデミー」として、2021年6月にRitsumeikan Advanced Research Academy(立命館先進研究アカデミー(以下「RARA」という)が設立されました。
 今般、こうしたRARAと連携した取り組みとして、RARAフェロー/アソシエイトフェロー(2024年度)の先生方に 御協力をいただき、それぞれの先生の御紹介と同時に、ご自身の研究分野に関連した書籍を推薦いただき、それらを 展示していますので、是非ご鑑賞ください。

  1. 展示テーマ:Ritsumeikan Advanced Research Academy(立命館先進研究アカデミー)」に関する展示

  2. 開催期間:2024年5月16日(木)~9月30日(月)
  3. 主催:図書館利用支援課
  4. 共催:立命館先進研究アカデミー
  5. 展示会場:平井嘉一郎記念図書館・1F・新着図書コーナー(正面右側)
  6. 展示風景
    <全景> 展示用ポスター
  7. *「RARAフェローやRARAアソシエイトフェロー」の先生方の最新の研究活動は、以下のURLからご覧いただくことができます。
  8. <URL>https://rara.ritsumei.ac.jp

4月展示「OICにおけるRARA(立命館先進研究アカデミー)の展開」のお知らせ
2024年4月10日 OIC

 OICライブラリーでは、立命館先進研究アカデミーとのコラボレーション企画として、「OICにおけるRARA(立命館先進研究アカデミー)の展開」を開催します。
 研究者のキャリアステージに応じた支援を強化し、さらなる研究高度化を実現するために2021年に「立命館先進研究アカデミー(RARA)構想」が打ち出されました。この構想に基づき、立命館先進研究アカデミー(以後「RARA」と表記)では、大学院博士課程後期課程学生(RARA学生フェロー)と中核研究者・トップ研究者(RARAフェロー/アソシエイトフェロー)の育成・支援に取り組んでいます。
 今回の展示では、OIC所属のRARAフェロー/アソシエイトフェロー8名の研究内容を紹介し、OICにおけるRARAの展開を一覧できる展示として企画しました。この機会にぜひご覧いただけましたら幸いです。

 RARAフェロー/アソシエイトフェローのみなさまにご紹介いただいた図書はこちらからご確認いただけます。


  • タイトル: OICにおけるRARA(立命館先進研究アカデミー)の展開
  • 展示期間: 2024年4月10日(水)~6月2日(日)
  • 場  所: OICライブラリー2階展示室
  • 主  催: 立命館大学図書館
  • 共  催: 立命館先進研究アカデミー


※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。

2024年度新入生歓迎展示企画の実施について
2024年4月3日 衣笠

 現在、平井嘉一郎記念図書館では、2024年度新入生歓迎企画展示を開催しています。

 本展は、新入生を主な対象としたもので、以下の2つの理由などから企画しました。

  1. 水上勉氏が、学術・文化・芸術・スポーツなどの分野で本学園に対して貢献のあった人をたたえるため、1986年4月に制定された名誉館友 の第1号 であり、本学園にゆかりがあること
  2. 同氏が10歳 (1929年)で臨済宗相国寺塔頭瑞春院に入門されてから、19歳 (1938年8月)で満州開拓青少年義勇軍の一員として満州に渡航するまでの約10年間を京都で過ごされており、新入生がこれから過ごす4年間の京都を舞台とした小説を数多く発表されていること

 また、本展の主題を「かくて、水上勉」、副題を「足もとに提灯(ともしび)を」(=「自分の根に近い歴史を掘り起こす」)と命名しました。水上勉氏は約20年前(2004年)に亡くなられており、新入生の皆様方にとって、馴染のない小説家かと存じます。しかしながら、同氏の文学作品の真髄は、決して古いものではなく、「過ぎゆく時をみつめながら<今日のかたりべ>となって日本の片隅の歴史と、陰影豊かな山河とそこに生きる人びとへの愛を語る」といった多くの水上作品に共通した視点は、今日にあっても重要ではないかと企画者は考えています。本展が皆様方にとって、水上文学の真髄の一端を知る機会となるようであれば幸いと存じます。


  1. 展示テーマ:「かくて、水上勉—足もとに提灯(ともしび)を」
  2. 実施体制:
      <主催>立命館大学図書館
      <協力>若州一滴文庫 特定非営利活動法人 一滴の里
  3. 展示期間:3月30日 (土)~5月31日 (金)
  4. 展示会場:平井嘉一郎記念図書館 1Fギャラリー
*上記展示期間終了後、BKC(びわこくさつキャンパス)、OIC(大阪いばらきキャンパス)にも巡回予定。

<展示風景>
ギャラリー出入口(正面左側)

                 ©世田谷区
ギャラリー出入口(正面右側)

ポスターの写真の撮影者は、水谷内健次氏

ギャラリー内(正面奥)

「丸山公園からの青葉山の夕景」撮影:猿橋 純 氏
ギャラリー内全景

 

メディアセンター選書コーナー『メディアセンター30周年』開催について
2024年4月3日 BKC

 1994年に開設したびわこ・くさつキャンパスは、今年度で開設30周年を迎えます。1994年度の理工学部移転を第一歩としてその後大きく発展し、開設当初5,000人だった学生数は、現在約14,000人に上ります。メディアセンターは、びわこ・くさつキャンパス開設当初からみなさんの学習や研究を支えています。30周年を迎える今年度は、30年間をテーマにした展示を開催します。本の魅力は時を超えます。そして色褪せません。本を通して30年を感じてもらえるテーマを掲げ、1年間をかけて開催していきますので、ぜひお楽しみください。





展示期間: 2024年4月1日(月)~ 2025年3月31日(月)
      ※定期的に展示の入替をおこないます
展示場所: 立命館大学びわこ・くさつキャンパス メディアセンター1階





メディアライブラリー2階選書コーナー「災害に備えよう!」開催のお知らせ
2024年4月1日 BKC

日本は世界でも有数の災害大国です。地震や大雨、火災などいつ起こるのかは誰も予測ができません。みなさんは災害に備えて防災グッズの準備や緊急時の連絡手段、避難先の確認などをされていますか?
自分自身や大切な人を守るために防災について学べる図書を展示しています。防災について考えるきっかけになれば幸いです。

タイトル:「災害に備えよう!」
展示期間:2024年4月1日(月)~2024年6月30日(日)
展示場所:メディアライブラリー2階

メディアライブラリー3階「立命館出版部」開催のお知らせ
2024年4月1日 BKC

メディアライブラリーでは、歴史探訪「かつて『出版部』が立命館にあった―本学所蔵資料を中心として―」を開催しています。
本企画は、本学園にもかつて「出版部」(1926(大正15)年~1944(昭和19)年)が存在し、旺盛な出版活動が行われていたことに思いを馳せる機会をつくらんとして企画したものです。
立命館出版部発行の貸出可能な図書も展示しておりますので、あわせてご覧いただけますと幸いです。

タイトル:歴史探訪「かつて『出版部』が立命館にあった―本学所蔵資料を中心として―」
主  催:図書館利用支援課
協  力:史資料センターオフィス
展示期間:2024年4月1日(月)~2024年6月30日(日)
展示場所:メディアライブラリー3階

OIC LS主催新入生歓迎企画「ブラインドブック -本の中の大学生-」展示のお知らせ
2024年4月1日 OIC

OIC学生ライブラリースタッフ(以降、LS)が、新入生歓迎のために、LS選書コーナーで本の表紙を隠した「ブラインドブック」形式で大学生活のイメージを膨らませる図書を紹介します。 (以下LSからのメッセージ)


新入生のみなさんご入学おめでとうございます。
みなさんは、大学生活をどのようにイメージしていますか?
この春OICでは、“大学生”のイメージを具体的に描けるような本を揃えてみなさんの来館をお待ちしています。
メッセージをたよりに、本と出会える「ブラインドブック」の形式で本を紹介します。


※ブラインドブックとは・・図書の詳細情報を包み紙で覆い隠し、本のタイトルの代わりに本の内容を短文で示します。

  • 期間:2024年3月27日~2024年5月中旬(予定)
  • 展示場所:OICライブラリー 2階入り口付近のLS特集展示コーナー
  • 利用方法:展示されているたくさんの「メッセージ」をお読みください。その中で心に留まるメッセージが見つかれば、包装ごと2階サービスカウンター窓口へ持参してください。スタッフが貸出手続きをいたします。
  • 返却方法:図書のみをご返却ください。

2月展示「物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-」のお知らせ
2024年2月6日 OIC

 OICライブラリーでは、2023年4~5月に開催した「物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-」をふたたび開催します。
 本学大学院人間科学研究科(2017年度までは応用人間科学研究科)では東日本大震災の発生を受けて「東日本・家族応援プロジェクト」を立ち上げ、2011年度から毎年東北各地を回り、復興支援を通じて「サービスラーニング」、「対人援助学」の実践の場としています。
 今回の展示では、12年間にわたる学生の学びの実践に加え、特に「原発事故からの復興」に焦点を当て、災害からの復興における「物語と土地の力」について掘り下げた展示となっています。


  • 展示タイトル:物語と土地の力-東日本・家族応援プロジェクトとフクシマを巡る旅-
  • 展示期間  :2024年2月6日(火)~3月25日(月)
  • 場  所  :OICライブラリー2階展示室
  • 主  催  :立命館大学人間科学研究科 東日本・家族応援プロジェクト
           立命館大学図書館

※開館日程については図書館ホームページでご確認ください。
※学外の方もご覧いただけます。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。


図書館司書課程科目「情報サービス演習Ⅰ」での企画展示の開催について(お知らせ)
2024年1月18日 衣笠

 現在、平井嘉一郎記念図書館では、標記授業科目の展示企画を実施しています。
この展示は、標記受講科目を受講している学生たちの成果の一部を紹介するために開催しているものです。
 「図書館は単に本や資料を貸出すだけでなく、利用者が抱える情報ニーズや様々な課題を解決するために役立つ適切な資料・情報を提供する『情報サービス』も行っていることを図書館利用者にお知らせする」といった趣旨で開催しています。
 この機会に是非ご鑑賞いただけましたら幸いです。




  1. 展示テーマ:図書館司書課程科目「情報サービス演習」での企画展示
  2. 実施体制:
     <企画>図書館司書課程科目「情報サービス演習Ⅰ」の受講生(文学部の11名)
     <監修>久野 和子・文学部教授
     <協力>立命館大学図書館(図書館利用支援課)
  3. 展示期間:1月16日(火)~1月30日(火)
  4. 展示風景
<正面出入口>
<展示室内(全景)>



以上

メディアライブラリー教員お薦め本のお知らせ
2024年1月17日 BKC

メディアライブラリーでは1月より食マネジメント学部・工藤 春代先生、筒井 俊之先生、
Sur Pramod Kumar先生のお薦め本を展示しています。
お薦め本の詳細は「こちら」に掲載していますので、ぜひご覧ください。

展示期間:2024年1月~2024年4月末(予定)

【開催報告】BKC学生ライブラリースタッフ企画 「天に願いを ~その願い、本で現実にしてみませんか?~」
2024年1月10日 BKC

〔開催日〕

【七夕短冊企画】2023年6月26日(月)~7月7日(金)
【図書展示企画】2023年9月26日(火)~ 11月17日(金)

〔場所〕

メディアセンター、メディアライブラリー

〔内容〕

 七夕に合わせて利用者から短冊を募り、寄せられた願い事を館内に飾りました。そして、秋学期には願い事の実現に向けて後押ししてくれる本を展示しました。
 短冊は、メディアライブラリーで122枚、メディアセンターで108枚、両館で合計230枚集まりました。これは今までの利用者参加型企画の中でもかなり参加者が多く、利用者に楽しんでいただけた結果となりました。秋学期には、みなさんから寄せられた短冊の願い事をもとに学生ライブラリースタッフが選書をおこない、前期と後期に分けて合計40冊を展示しました。貸出のべ冊数は、両館合わせて前期27冊、後期39冊、合計66冊となりました。複数回貸出された本も多くありました。
 広報は、X(旧Twitter)やmanaba+R、図書館ホームページ、館内・館外のポスター掲示などで行いました。短冊をもとに選書したことで利用者の要望を反映したことや、図書の展示台を立体的にする等の工夫をおこなったことが貸出につながりました。
 今後も様々な企画を行っていきますので、ぜひご期待、ご参加ください。


メディアライブラリー2階選書コーナー『さまざまな雑誌に触れてみよう!』開催のお知らせ
2024年1月9日 BKC

「雑誌」とは、デジタル大辞泉によると「雑多な事柄を記載した書物」「複数の筆者が書き、定期的に刊行される出版物」と定義されています。「雑誌」と聞くと、書店に置かれている漫画が掲載された「マガジン」を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?大学には、研究者の研究成果がまとめられた雑誌論文や日々のニュースなどがまとめられた雑誌等も多数取り揃えています。紙の雑誌だけではなく、電子ジャーナルも所蔵しておりますので、少しでも興味のある方は展示コーナーで手に取ってご覧ください。

  • 〔開催期間〕2024年1月9日(火)~2024年3月31日(日)
  • 〔開催場所〕メディアライブラリー2階