立命館大学 経営学部

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人材育成目的・教育目標

経営学部における人材育成目的・教育目標

Ⅰ.人材育成目的

経営学部経営学科は、経営学を教育研究し、高い教養と経営学の専門知識をもち、企業経営に関する問題発見ならびに問題解決能力、広い視野で異文化を理解し尊重する能力を身につけた人間を育成する事を目的としています。

経営学部国際経営学科は、国際経営を教育研究し、高い教養と経営学の専門知識をもち、国際経営に関する問題発見ならびに問題解決能力、広い視野で異文化を理解し尊重する能力、国際社会で必要とされる相互理解能力を身につけた人間を育成する事を目的としています。

Ⅱ.教育目標

経営学部においては、学部の教学理念である「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する」をふまえて、情報化、国際化、地球環境との調和、社会発展への貢献など多様化する企業の行動様式を、広く科学的、実践的に捉え、企業経営の進路を創造的に切り拓く、豊かな人間性を備えた人材を育成することを目標としています。

また、教育目標の具体化として、下記の7項目を、教育目標を具体化し、経営学部の学生が4年間の正課・課外を通じて獲得すべき能力としてます。

  • 1.主体的に学び、思考し、社会への貢献に資する能力
  • 2.広い視野で異文化を理解し尊重する能力
  • 3.豊かな個性をマネジメントやビジネスに活かす能力
  • 4.経営学の専門知識と論理的思考力
  • 5.ビジネス社会で必要とされる国際的コミュニケーション能力
  • 6.ビジネスに関する問題発見・課題解決能力
  • 7.マネジメント課題の報告・討論・情報発信能力

Ⅲ.入学者受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)

立命館大学経営学部は、学部の掲げる人材育成目的を達成するべく、下記のような人材を求めます。

  • 1.経営学に強い関心を持ち、高い意欲と目的意識を持って学習を行おうとする者。
  • 2.学部の掲げる人材育成目的・教育目標を理解し、立命館大学経営学部での勉学を強く志望する者。
  • 3.広く高等学校卒業レベルの基礎学力を有している者。
  • 4.大学での学びに必要な日本語運用能力を有している者。
  • また、各分野あるいは将来の進路に関わって、下記のような人材をより積極的に求めます
  • 5.会計分野における高度な専門的能力および関連する資格の獲得をめざす者。
  • 6.将来、広い意味での起業家(アントレプレナー)をめざす者。
  • 7.高い外国語運用能力を獲得し、将来、広く国際ビジネスの分野において活躍をめざす者。
  • 8.アジアビジネスに興味を持ち、将来、アジアを舞台に活躍をめざす者。

Ⅳ.教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

はじめに

経営学部の学士課程では国際経営学科と経営学科との2学科制をとっている。また,経営学科においては,2回生次から3つのコース(「戦略とマーケティング」「組織とマネジメント」「会計とファイナンス」)に専攻する領域が分かれていく。低回生次においては基本的な経営学の学びは基礎専門科目を中心に両学科・コースに共通であり,その修得後学科・コースの展開専門科目を履修することになる。

経営学部での学修のためには,専門科目以外に外国語科目,教養科目の科目群も必須である。さらに,希望によって教職課程の履修等も行うことができる。

いずれの学科・コースにおいても,学習者は「グローバル・アントレプレナーシップ教育」が学修できるよう,以下のとおり経営学部の教育課程は編成され実施される。

1回生「学びを知る」

大学初年次においては,高校までとは異なる大学での学びそのものを知ることが必要である。そのための初年次教育として,「アカデミックリテラシー科目」や小集団科目「基礎演習」において,はじめて大学での学び方を学び,経営学にふれ,学びのコミュニティに参画する。専門講義科目では,「総合基礎科目」として,全員が,経営学部での二大分野への学びへ誘う導入科目「企業と経営」「企業と会計」をまず学び,次いで後の各コースの基本科目である「マーケティング論」「経営財務論」「マネジメント論」へと進む。その後の学習の基盤となる簿記や情報リテラシーにかかわる科目も修得する。体験型の学部留学プログラム(後述のBSAI)に参加することもできる。

2回生「学びを広げる」

2回生は,経営学科においては,おもに企業と外部環境とのかかわりを扱う「戦略とマーケティング」,人々の共通の目的のもとでのコミュニケーションやリーダーシップを検討する「組織とマネジメント」および企業内外の情報と資金の流れに関する「会計とファイナンス」の3つのコースから自コースを選択し,国際経営学科とあわせて4つの系統的履修が開始される。

各学科・コースでは,自学科・コースの「コース基礎科目」等の「基礎専門科目」を中心に学ぶが,各学科・コースはまったく別の専攻ではなく,相互に科目を共有し学び合うことになる。「基礎5科目」と「コース基礎科目」とをあわせて「コア科目」とし,全員が履修すべきものとする。また,法学や経済学系の「学部共通科目」によって隣接領域の基礎的知識を広げる。

さらに学科・コース横断的な「インテンシブプログラム」や学部独自留学プログラムも本格的に開始する。「インテンシブプログラム」は,「産学協同アントレプレナーシップ」「アジア・中国ビジネス」および「会計キャリア」の3プログラムからなる。本学部の特色を活かしたこれら教育プログラムを自らの選択で開始することができる。

また,全学の留学プログラムとともに,経営学にかかわる学習内容を中心とした本学部独自のプログラムに参加することもできる。BSA(Business Study Abroad)として,I(イニシエーション),II(1セメスター),III(インターンシップ),IV(1年間)の区分があり,自らの学修目的・期間・応募条件および,英語・その他語種に応じた留学の機会がある。

3回生「学びを深める」

「コア科目」による基礎的専門知識の上に,各学科・コースの「展開専門科目」を系統的に履修し,4回生次にかけて自らの専門性を深める。

国際経営学科では,英語開講科目によるグローバルな学びの形式とともに,アジアを含めた異文化の中での経営学を総合的に学ぶ。

経営学科の「戦略とマーケティング」コースでは,「戦略経営論」等の戦略分野と「製品開発論」等のマーケティング分野とについて展開科目を学ぶ。「組織とマネジメント」コースは,「中小企業論」等の企業組織分野と「人的資源管理論」等のマネジメント分野を学ぶ。「会計とファイナンス」コースでは,「財務会計論」等の会計分野と「証券投資論」等のファイナンス分野を学ぶ。これら各コース内の一つの分野を深めつつ,他の関連分野も学んでいく。

小集団科目「専門演習」(ゼミ)の学びのコミュニティを主体的に形成し,特定のプロジェクトへの参加,問題発見・解決の取組,実際の人々やコミュニティとの交流などを通じた実践的な学習方法であるPBL(Project/Problem/People-Based-Learning)などによって自らの専門的な研究テーマを社会の中でアクティブに深める。

4回生「学びをまとめる」

これまでの経営学部での学びをまとめる。自学科・コースの展開科目の履修を中心に専門性を身につけつつ,PBLなどを通じたゼミのコミュニティにおいて担当教員の指導のもと,これまで修得した能力と知識に基づいて自主的に研究テーマおよび研究計画を設定してそれを実行し,その成果として「卒業論文」を作成する。「卒業論文」は,グローバルな視野に立って社会に新しい価値をもたらすことに挑戦するアントレプレナーシップを反映した学びの集大成であり,これをもって自らの進路を切り拓いていく。

外国語の修得

上記の専門科目だけでなく,全学で共通して提供される科目について積極的に学ぶことも重要である。専門を相対化して位置づけ,また専門を学ぶ基礎にもなり,別の分野の知識やそれを学ぶ態度を養う機会にもなる。

「外国語科目」では,英語および初修外国語が開講される。英語については,読み・書き・聴き・話す4技能の総合的段階的な発展を図る。おもな英語科目として,まずスキルと教養を中心としたEGP (English for General Purposes)で基礎を学び,次いで専門教育と関連させた「Business English 」などのESP(English for Specific Purposes)を経て,将来の国際ビジネスや学術的活動のためのEOP/EAP(English for Occupational Purposes / English for Academic Purposes)へ系統化に進むことになる。これら実用・教養・専門のバランスのとれた英語学習によって「ビジネス社会で必要とされる国際的コミュニケーション能力」が涵養される。英語の到達度はTOEIC®(団体受験)によって測定され,学力に応じて選択科目が設定される。

国際経営学科では上記の段階のプログラムを全面的に展開した英語のみを外国語科目の必修とし,とくに各種留学プログラムへの参加を強く推奨する。3回生以上開講の「プロジェクト英語」において,経営学に関する内容を英語で十分学べることを目標に,留学の成果も活用し高度でアクティブな英語の継続学習をめざす。

経営学科における必修の外国語は, 英語のみ学ぶ「英語コース」,英語と選択した初修外国語を学ぶ「2言語コース」,選択した初修外国語のみを学ぶ「初修コース」を入学前に選択する。経営学科での必修の英語はよりコンパクトであるが,意欲・能力があれば「プロジェクト英語」まで履修可能である。初修外国語としてフランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・朝鮮語が開講され,このうちから一語種を選択する。各語種とも基礎から展開に進み,2回生以上では応用や進んだトピックを学ぶ。各回生後期に到達度の検証が行われる。

教養科目などの幅広い学び

「教養科目」は全学で共通の「立命館スタンダード」としてA群からE群の科目のグループから構成される。A群は教養教育のコアとなる講義科目群であり,7つの分野からなる。また,B群は「国際教養科目」(英語開講教養科目や留学生科目),C群は「社会で学ぶ自己形成科目(キャリア教育科目・サービスラーニング科目),D群は「スポーツ・健康科目(スポーツ実習を含む),E群は「学際総合科目」(「教養ゼミ」や教養特殊講義を含む)であり,基本的に自ら主体的に取組む形式の科目群である。これらの科目から自らの関心や目的にしたがって計画的に履修を進める。

また,中等学校教育の教員免許を得るためには,要卒単位外で「教育実習」も含め所定の「教職課程科目」を履修しなければならない。本学部において専門教育とかかわり教職課程の認定を受けて取得できるのは,中学校教諭一種免許状(「社会」),高等学校教諭一種免許状(「地理歴史」「公民」「商業」)である。

留学生も上記と原則的に同一の学修を行う。ただし,「日本語科目」「日本事情に関する科目」が含まれていなければならない。

Ⅴ.学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

経営学科においては、その人材育成目的を達成することをめざし、具体的には卒業時に正課の学修さらには課外での活動を通じて教育目標に示した7点の能力を身につけ、「地球的視野」にたって、ビジネス社会において活躍することを学生に対して求めている。

国際経営学科においては、その人材育成目的を達成することをめざし、具体的には卒業時に正課の学修さらには課外での活動を通じて教育目標に示した7点の能力を身につけ、「地球的視野」にたって、国際ビジネス社会において活躍することを学生に対して求めている。

上記の能力の獲得をふまえて、学部則に規定する所定単位の修得をもって、人材像の達成とみなし、学士課程学位を授与する。