立命館大学 経営学部

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2018/12/18 教育・研究

German and Japanese thinking and collaboration tasks for the Digitalization of society

VDMA日本代表事務所代表・長谷川平和氏
文化的アプローチの調和

German and Japanese thinking and collaboration tasks for the Digitalization of society

デジタル化社会へ向けた日独の考え方と協力への課題

 2018125日、異文化マネジメント論の講義にて、ドイツ機械工業連盟(VDMA)日本代表事務所代表の長谷川平和氏に社会のデジタル化に対するドイツと日本のアプローチについてご講演頂いた。日本とドイツの仕事の効率とイノベーションに影響を与えている文化的な相違点について説明し、この違いを克服するためには、双方が文化的アプローチの違いについて学ぶ必要であると述べられた。今後、日本のソサエティ5.0を促進していくためには、技術面だけを考えるのではなく、そのコンセプトについてももっと考えていくべきだと指摘された。ドイツのインダストリー4.0のコンセプトが提案しているダイナミクスを理解することで、協力の可能性を見いだせるだろう。今後の講義では、文化的シナジーを創出するために双方の文化的アプローチをどのように調和させていくかを考えていきたい。長谷川氏は両国で育っているイノベーション・コミュニティーのプロモーターとして、来年度も立命館大学の教育活動に協力したいと表明してくれた。