在学生の声

4,000名超の文学部生、一人ひとりがオンリーワンの活動を行っています。その活動の一端を紹介します。

2019

人間研究学域

立命館は「やりたいこと」の背中を押してくれる場

石河 峻 さん
教育人間学専攻 4回生

京都府立鳥羽高等学校/京都府

立命館大学に進学しようと決めたのは、学生に自由な研究、活動が認められ推奨されているのが理由でした。なかでも教育人間学専攻を選んだのは、哲学・心理学にもともと関心を抱いていたことと、先生方がさまざまな研究テーマに取り組んでいて、その多様性に興味を持ったからです。

今、関心を持っている研究テーマは、急激に進む社会のデジタル化にともなう人々の心の変化です。世の中にSNSが普及したことにより、人が携帯電話、スマートフォンなどの電子機器を見る時間が増えただけではなく、(SNSで)フォロー機能、足跡機能などが日々更新され追加されています。情報をいち早く手に入れることができるという利便性の他に、それらが人の「誰かに認められたい」「嫌われてないか心配」「誰が何をしているのか気になる」といった情報管理量の多さによる過剰な不安を促進させているのではないか、と感じています。そこに危機感を覚えるとともに、研究のテーマとしての面白さを感じているところです。

課外活動では、音楽、カルチャーへの興味関心から去年ニューヨークに一年間留学していました。日本とは異なった音楽や文化への人々の理解の深さや寛容さに触れて、これまでとは違った感性を身につけることができたように思います。帰国後もレコード屋でのアルバイトやDJなどを行っていますが、留学で得られた経験で自分自身の活動の幅も広がりました。

立命館大学文学部は、やりたいこと、学びたいことがあれば先生方をはじめ周りの人たちが背中を押してくれる場であると思います。そして、頑張っていれば応援してくれます。高校生の皆さんがこの大学に入学したら、切磋琢磨できる友だちを見つけて、自分のやりたいことを思いっきりやり尽くしたらいいと思います。僕自身も、常にその時々で、やりたいこと、やるべきことをやっていこうと考えているところです。

イベントでDJをしている様子

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