8つの学域

地域研究学域

地域研究学域

AREA STUDIES PROGRAM

「千年の都」京都で、
地理・観光を学ぶ

地域研究学域は地理学専攻と地域観光学専攻の2つの専攻から構成されています。両専攻が共通して対象とする「地域」とは、さまざまな現象が相互に影響し、絡み合うなかで、他とは区別される特徴を帯びた空間的な広がりを指します。
地理学をベースとし、空間スケールを自在に変え、多角的な研究視点・手法も交えながら、現代的な諸問題に取り組むことを目指します。そのために地理学が伝統的に重視してきた、フィールドワークに基づく現場主義のアプローチと、地表空間上の諸事象を地図化するアプローチ(地理情報システム(GIS)など)の活用がなされます。

COLUMN

教育・研究の“リアル”を発信、教員コラム

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メディアで変わる「観光」の最前線を追う


皆さんはもうご存知だと思いますが、今、新しいメディアの登場によって、旅行の形が大きく変わってきています。写真アプリのInstagramを愛好する世界中の若者たちにとって、旅行は「インスタ映え」の絶好の機会です。外国人観光客たちの間では、浴衣を着て神社・仏閣などで写真を撮り、それをInstagramにアップすることが、京都を訪れる目的になっていたりもします。それを見た友だちや家族は、旅行ガイドブックだけでなく、「インスタ映え」の写真も参考にして、日本を訪れるというサイクルが生まれているのです。

京都以外の観光地も、新しいメディアを活用して観光客を呼び寄せる工夫を始めています。アニメ作品の舞台となった場所を訪れる旅を「アニメ聖地巡礼」と呼びますが、「聖地巡礼」の目的となった地域の中には、AR技術によってアニメキャラと一緒に撮影ができるスポットを用意することで、集客につなげているところがあります。こうしたメディア・テクノロジーの活用はディズニーリゾートなどのテーマパークでも見てとれます。このように、観光のスタイルがメディア・テクノロジーによって大きく新たなかたちへと変化することに関心を持ち、「観光とメディアの関係」の最前線を研究し続けてきました。

遠藤 英樹

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