語学

⽂学部の外国語の学び

外国語を学ぶということは、単に情報伝達の⼿段を得るだけでなく、⼈間の営み、⽂化、その原点を学ぶということです。外国語を学習することによって⾔語の種類を豊富にするということは、認識⼒や思考⼒を豊かにし、⼈間としての視野を広げ、⼈類の⽂化遺産を正しく継承していく姿勢と真の国際連帯感を⾝につけることに直接つながっています。
⼤学において、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、朝鮮語のうち2つの⾔語を必修科⽬として学ぶ意義は、ここにあります。

⽂学部で学べる多様な外国語

⽂学部で学べる
外国語の種類

⽂学部では、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、朝鮮語のうち2つの⾔語を必修科⽬として位置付けています。
⽴命館⼤学では⼤学で初めて学ぶ外国語を「初修語」と呼んでいます。1回⽣では、初修語は初級、英語はそれぞれのレベルに合わせて、いずれの場合も週3回ずつ学びます。
必修科⽬の⾔語を更に深めて学びたい⼈には、専⾨的に外国語を学ぶ⽂学部の独⾃科⽬を2回⽣以上に配置し、学部を越えて横断的に学習する「全学副専攻プログラム」などで発展的に学ぶこともできます。また、選択科⽬としてギリシャ語、ラテン語、アラビア語も学ぶことができます。
その他、⾼校での授業や海外⽣活などで英語以外の外国語を学んできた⼈など、既に⼀定の語学⼒を有する⼈(既修者)のために、「初修外国語既修者対応プログラム」も設置されており、培ってきた語学⼒を⼀層伸ばすことができます。

外国語を通して深める⽂学部の学び

⽂学部では、所属する学域によって、第1外国語・第2外国語で選択できる語種は異なります。これは、専⾨的な学びを深めるために、それぞれ必要な外国語が異なるためです。学びの集⼤成である「卒業論⽂」の執筆のためには海外の⽂献や先⾏研究を調べ、読みこなせることが必要です。そのためにも、必修科⽬としての外国語を学んだあとに、より専⾨的な外国語⽂献講読科⽬を配置し、継続的に外国語学ぶことができます。

「◎」がついている語種は各学域が指定している外国語です。その他は「○」がついている外国語から選択します。

人間研究学域は第1外国語もしくは第2外国語で、必ずドイツ語またはフランス語を選択しなければなりません。

4年間の外国語の学び

⽂学部での4年間の外国語学びの流れは以下の通りです。正課・課外のそれぞれに⽤意された、多様なプログラムを通して、外国語の学びを深めることができます。