「学びの立命館モデル」とは?

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立命館大学では、学習者、つまり学生である皆さんの一人一人が中心となる学びのスタイルを体系化した「学びの立命館モデル」を掲げて、学部教育の充実に取り組んでいます。「学びの立命館モデル」は、学生の皆さんが学生生活のなかで次のことを達成あるいは実践できるようになることを目指します。

  1. 1. 学問と真摯に向き合い、自らの意欲に基づいて主体的・積極的に、そして既成の観念にとらわれない自由な精神と探究心をもって学習する姿勢を確立すること。
  2. 2. 教養の学び、語学の学び、学部ごとの専門的な学びを柱としつつ、地域・企業での学びや国外の大学への留学を含む、発展的な学習の多様な機会を最大限に活用すること。
  3. 3. お互いの学び合い(ピア・ラーニング)や支え合い(ピア・サポート)という形で教育のプロセスに参加し、学びのコミュニティを形成すること。
  4. 4. 正課外(授業外)で組織的あるいは個人的にとりくむ学術・文化・文芸・スポーツ・地域貢献・国際交流などの諸活動を通じて、豊かな人間性・社会性を育むこと。
  5. 5. 一人一人の信条・嗜好・文化的背景の違いを相互に理解しあい、正課と課外のいずれにおいても、相互の人格と人権を尊重する精神を貫くこと。

大学はまた、学生の皆さんの主体的学習者として成長するための条件を整え、学習や生活面でのさまざま困難に対して支援を行うためのしくみを用意しています。

次のページの図は、以上に述べた「学びの立命館モデル」の特徴をイラストで表現したものです。ページの下から上に広がるウッドステップは学びの道筋のイメージを、所々に立てられた看板は、その主な構成要素を示しています。また、ウッドステップがいくつかに枝分かれにしているのは、学びの道筋が一本ではなく、個々の学生の選択やチャレンジによっていく通りもの進み方があることを表しています。看板で提示した要素については、次の見開きページ以降に簡単な説明があります。各ページには、より詳しい情報が得られる学内ホームページへのリンクを貼っているのでぜひお読みください。

各学部は、皆さんがこれから学部での学びを通じて獲得すべき知識・能力・態度などを、いくつかの項目からなる教育目標として定めています。皆さんがカリキュラムに沿って履修を進め、学部ごとに定められた要件を満たすと、教育目標を達成したものとみなし、学士号を授与します。各学部はまた、皆さんが学部で培った力を土台に、卒業後の社会での活動やさらなる学びを通じて最終的に到達すべき人間像を、人材育成目的として定めています。下のリンクから、自分の学部の教育目標と人材育成目的を確認し、確認しておきましょう。

皆さんが「学びの立命館モデル」の特徴を理解し、それぞれの学部で、自分にあった学びの道筋を切り拓いていくことを期待するものです。