留学のススメ

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自分の意図がうまく伝わらないもどかしさを乗り越える

みなさんのなかには「留学なんて自分には関係ない」と思い込んでいる人もいるのではないでしょうか? そうした気持ちの奥には、外国語で自分の意図をうまく伝えられないことから生じる苦い思いや、恥ずかしい経験をしたくない、という恐怖心があるかもしれません。本当に留学に関心がないかと言えば、そうでもない。けれども、留学して嫌な思いをしたくないので、自分には縁遠いと言い聞かせているのかもしれません。

しかしながら、留学には意義があります。それは、外国語を使いながらたくさんの言い間違いをすること、伝わらないというもどかしさと向き合いながら努力すること、自分の理想と現実のギャップを受け入れ、それでもあきらめずにチャレンジすることにあります。このような経験の先、やがて相手に自分の思いを伝えることができるようになったときには、大きな喜びと成長を感じることができるでしょう。

立命館大学では、大学で初めての留学に挑戦してみたいという方や、長期間の留学で語学力を高めたいという方など様々な希望に応えるために、短期間(1週間)から長期間(2年間)まで様々な留学プログラムを準備しています。期間だけでなく、留学地域のバラエティも多岐に渡っています。たとえば、カンボジア、タイ、インドネシア、ベトナム、台湾といったアジア諸国へ1週間滞在するGlobal Fieldwork Projectというプログラムがあり、従来の「留学はアメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏においてするものだ」という考えを一新する地域設定になっています。同様に、8~10か月程度の長期間留学する交換留学の留学先も、従来の英語圏だけではなく、ヨーロッパや東南アジア、中南米、アフリカなど多岐に渡っており、語学だけでなく文化的な面でも多様な経験ができる可能性が広がっています。

2022年度には、約840人の学生が留学プログラムに参加しました。大学を卒業してから社会に出ると留学のためにまとまった時間を割くことが難しくなります。是非、自分が何を学びたいのかを軸に、皆さんの大学生活の計画の中に留学を組み込んでみてください。

国際教育センターでは、海外留学に関する説明会やイベントを定期的に実施しています。留学にチャレンジしてみたいと思った方は、お気軽に各キャンパスの国際教育センターに質問・相談してください!