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2024.07.24

・2023年度秋セメスターの成績優秀者を対象とした「西園寺記念奨学金」
・学部教学に関連する取り組みにおいて優れた成果をあげた学生を対象とした「+R学部奨学金」






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西園寺記念奨学金・+R学部奨学金の授与式を行いました
7月23日に学部で運営する2つの奨学金の授与式を行いました。
・2023年度秋セメスターの成績優秀者を対象とした「西園寺記念奨学金」
・学部教学に関連する取り組みにおいて優れた成果をあげた学生を対象とした「+R学部奨学金」
授与式では西村学部長からの祝辞の後、1人ずつ証書が授与されました。
受賞者を代表して吉田 華奈さん、DIVA Fristika Lordyaさんにスピーチをしていただきました。
受賞した皆さんは今後ますます学業に励んでいただき、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
2024.07.05


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ゲスト講義実施報告(早稲田大学社会安全政策研究所・招聘研究員、損保ジャパン・顧問 世取山茂様)
「プロフェッショナル・ワークショップ」(担当教員:石川幸子先生)の授業にて、元警察庁で国際犯罪業務及び国際協力に携わってこられた世取山茂様をゲストスピーカーとして招聘し「国際犯罪と警察の国際協力」について講義を行っていただきました。
講義では、まず、警視庁と警察庁の違いについて学生たちに尋ねられましたが回答できる者はいませんでした。「警視庁」は東京都の警察業務を行う一方で、「警察庁」は国の機関であり国家公務員となります。
警察による国際業務は、外国捜査機関との連絡・調整・交渉と、国際協力の2分野に分類されるとのことです。世取山様からは、自らが関与した国際業務について具体的かつ丁寧に説明があり、普段、報道だけでは分からない細部の情報と共に、警察がどのように動くのかについても知ることができました。
外国捜査機関との連絡・調整・交渉の分野では、リビア政府によるパンアメリカン航空103便爆破事件について触れ、日本人も同乗していたことから国際共助要請を出したという話や、天皇在位60周年記念金貨偽造事件についても、各国の調査機関との連携を行った話まで、大変興味深いものでした。
また、国際協力の分野では、東ティモールでの国連PKO(UNMIT)に参加した際には、助言・指導・監視が業務であったため、PKOのトップや東ティモール政府関係者への助言が主な業務であったとのこと、政府開発援助でフィリピン国家警察犯罪対応能力向上プログラムでは、指紋による調査技術の向上等について携わってきたとのお話がありました。
学生からの質問にも丁寧に対応くださったあと、最後に、警察庁に努めるには国家公務員試験に合格した後に、警察庁を志望・訪問することになること、また、自ら国際業務に就きたいと言っても、必ずしも望むポストに就けないのが組織で働くということだが、英語の能力の高さが認められれば、可能性は広がるとのお話でした。
2024.07.05


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ゲスト講義実施報告(みずほ銀行グローバル管理統括部 高橋岳様)
「プロフェッショナルワークショップ」(担当教員:星野郁先生)の授業にて、2020年3月に国際関係学部を卒業し、現在みずほ銀行グローバル管理統括部に勤務されている高橋岳様をゲスト講師としてお招きし、講義を行っていただきました。
ご講演に先立ち、金融&メガバン(都銀)への就職ならびにみずほ銀行に関心のある受講生から、業界企業研究の成果報告として、メガバンの沿革や業務内容、財務内容、行員の給与水準、三菱UFJやSMBCといったライバル行と比べたみずほ銀行の特徴について説明がありました。また、報告班からは、高橋様に対して、金融ないしみずほ銀行を就職先に選んだ理由や、メガバンと地方銀行や信用金庫との違い、労働時間、給与水準などについての質問がありました。それを受けた高橋様は、みずほ銀行を選んだ理由として行風が自分にあっていたこと、入行以来担当した部署とその業務、そして現在担当している国際送金の仕組みについての説明がありました。メガバンは、カバーする業務内容が非常に広範で多岐に渡り、国際展開を積極的に図っており、仕事は刺激的で、給与水準も高いなど、メガバンならびにみずほ銀行の魅力について熱く語られました。
ご講演の後、質疑応答に移りましたが、高橋様はいずれの質問にも丁寧に回答をくださりました。銀行業界はこの10年ほどマイナス金利に苦しめられ、業績が低迷することで就活生の人気も落ちていたが、業績や株価が回復しつつあり、複雑でわかりにくい銀行業務を高橋様がわかりやすく説明されたことや、メガバンの業務が非常に多様で多彩であること、さらには給与水準の高さにも惹かれ、これまで銀行業界に興味を持たなかった受講生も関心を持ったようでした。
2024.07.05










受講生はこの日のGSG本番に向けて、4月から6月にかけてクラスごとの授業と受講生全体での授業を組み合わせる形で事前学習を行ってきました。1つのアクターは5~8人で構成され、アクター内で役職(大統領、外務大臣など)を決めるなど役割分担を行い、他アクターとの国際交渉に備えます。
GSGは、日本語基準の国際関係学専攻(IR専攻)と英語基準のグローバル・スタディーズ専攻(GS専攻)の2回生全員が合同で英語で実施するので、GSGを通じて専攻を超えた学びや学生間の繋がりが増えることも大きな特徴です。





本番は1セッションを現実社会の1年とみなし、1日で2〜3セッション行います。
学生達は国連総会をはじめとする多様な国際会議を開催し、課題解決に向けて積極的な国際交渉を進めました。
また、そうした動きをメディアアクターがニュースで報道するなど、各アクターがそれぞれの特長を活かした活動を行いました。




















2回生の皆さん、お疲れさまでした!
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2024年度「グローバル・シミュレーション・ゲーミング」本番を6月29日に実施しました。
6月29日(土)、国際関係学部2回生のメインイベントのひとつであるグローバル・シミュレーション・ゲーミング(以下、GSG)の本番授業を行いました。GSGとは、受講生が「国家」、「国際機関」、「NGO」、「メディア」といった国際社会に実在する主体(アクター)に扮して、実際の国際問題を解決するために擬似的に国際交渉を体験する科目です。
2024年のテーマは「安全保障」。
当日は総勢338名の国際関係学部2回生が57のアクターに分かれ、GSGをスタートしました
2024年のテーマは「安全保障」。
当日は総勢338名の国際関係学部2回生が57のアクターに分かれ、GSGをスタートしました
GSGは、日本語基準の国際関係学専攻(IR専攻)と英語基準のグローバル・スタディーズ専攻(GS専攻)の2回生全員が合同で英語で実施するので、GSGを通じて専攻を超えた学びや学生間の繋がりが増えることも大きな特徴です。
学生達は国連総会をはじめとする多様な国際会議を開催し、課題解決に向けて積極的な国際交渉を進めました。
また、そうした動きをメディアアクターがニュースで報道するなど、各アクターがそれぞれの特長を活かした活動を行いました。
学生達はGSGに向けた準備やGSG本番での活動を通じて、TVやニュース等で見ているだけでは学ぶことができない「国際交渉」の難しさやリアルを実体験することができました。
GSGでの経験は、現実世界で起きている国際関係の事象が何故起きているのかを複眼的な視点から考える力を身につけると共に、3回生以降の自身の学びやキャリアの方向性を考えるきっかけにもなっています。