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2014.09.05

2014年度第2回国際関係学部研究会を開催しました

7月8日(火)の17:30〜18:30に、2014年度第2回国際関係学部研究会が恒心館733教室で開催されました。今回、国際金融論、国際経済論、国際開発金融がご専門の大田 英明先生(本学部教授)は、“The Effects of Monetary Policy on the Real Economy and the Monetary Market in Japan”(「実体経済と貨幣市場に対する金融政策の影響」)についてご発表されました。 量的データに基づき、日本銀行の金融緩和政策を検討し、これの無効性を証明しました。先ず、その無効性の原因として外国からの資本の流れを位置づけ、金融緩和政策自体が貸金・貨幣市場と実体経済(GDPと生産)に対する効果がなかったことを解明にし、これのみならず、その政策が生産に悪影響を与えたとも論じました。また、金融緩和政策よりも国内市場や実体経済に対する大きい影響を与えたのは国際的資本の流れだと論じることによって、日本銀行と米国の株価と貨幣市場との関係を解明にしました。 最後に、先生は現在日本金融状態の問題を解決するように様々な意見を提供しました。可能な解決方法として、資本の流れを経営する国際的仕組みの作成、日本政府が金融ショックを予防しながら出口戦略を検討すること、貨幣戦略の自立を取り戻すために日本政府が資本経営と資本に対する規制措置を作成することを紹介しました。
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2014.08.26

高須幸雄氏(現 国際連合事務次長)による国際機関セミナー公開講座を開催

去る7月24日(木)に衣笠キャンパスにおいて、国際関係研究科 
客員教授である高須幸雄氏(現 国際連合事務次長、元 国際連合大使)による
「国連外交のダイナミズム」と題した公開セミナーを日本人学生、国際学生を
対象に行われた。

本セミナーでは国際連合での実務経験の観点より、「平和構築」や
「予防外交」などをキーワードに、世界の安全保障への大きな脅威に対し、
国際連合の役割・意義を中心にお話頂いた。この話を受け、国際社会が
果たすべき役割を学生たちは学んだ。学生たちからは多くの興味関心が寄せら
れ、活発に意見交換や議論を行い、最後は盛大な拍手のもと授業を終えた。
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2014.08.25

[ニュース]2014年7月12日:国際関係学部・国際関係研究科校友会総会を開催しました。

2014.07.24

ノーベル平和賞受賞者 ムハマド・ユヌス氏が来学 学生との対話企画「貧困のない世界へ~Creating a World Without Poverty~」を開催

2014.07.17

国際関係学部 グローバル・シュミレーション・ゲーミングを開催

 75日、衣笠キャンパスにおいて国際関係学部2回生前期のメインイベントのひとつであるグローバル・シミュレーション・ゲーミング(以下、GSG )の本番授業が行われました。

 GSGは、「国際関係バーチャル・リアリティー・ゲーミング」であり、国際関係学部の正課科目の一つです。参加者全員が、国家、国際機関、NGO、企業、メディアといった国際社会に実在する主体(アクター)になりきって、一つのテーマについて、課題設定、政策立案、交渉、政策実行という一連のプロセスを擬似的に体験します。

  今年度のテーマは、「エネルギー問題」です。GSG本番に向けて、これまで、クラス授業と全体授業を組み合わせた形で事前学習が行われてきました。

  GSG本番は全日かけて行われ、各アクターに扮した学生が、国際会議を開催して、国家間で石油資源や原発に関連する条約を締結したり、途上国で再生可能エネルギーの開発プロジェクトを立ち上げるなど、積極的な国際交渉が進められました。またその様子をメディアがニュースや新聞で報道したり、NGOがデモ活動するなど、各アクターがそれぞれの特長を活かして活動を行いました。アクター間の利害衝突や合意形成の難しさを実感しながらも、学生にとって達成感のある一日となりました。

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2014.07.14

国際協力キャリアセミナー -青年海外協力隊の体験を通して-を開催しました

624日(火)4限(14:40~1610)、国際協力キャリアセミナー-青年海外協力隊の体験を通して-を開催しました。

 これは、(公社)青年海外協力協会(JOCA)近畿支部との協力のもと青年海外協力隊についての事業概要説明や協力隊経験者が体験談の発表を行います。

 今回は、立命館大学国際関係学部卒業生で20106月から2年間青年海外協力隊としてブルキナファソに青少年活動という職種で参加された鳥居香那氏をお招きし体験談の発表を行っていただきました。

ブルキナファソではスポーツ普及のため現地の複数の小学校で体育を教えられ、帰国後には日本の子供たちのために働きたいという思いから中学校で社会を教えておられます。

鳥居氏の体験談発表後には参加した学生・院生から多数の質問が寄せられ、学生が将来のキャリアを考える機会になりました。

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2014.07.10

2014年度第1回国際関係学部研究会を開催しました

6月3日(火)の17:30〜18:30に、2014年度第1回国際関係学部研究会が恒心館733教室で開催されました。今年度の学部研究会の先陣を切っていただいたのは、文化人類学および宗教学がご専門のデ アントーニ アンドレア先生(本学部准教授)です。“The Politics of Evil(悪の政治)”をテーマに、 “ディスコース”と“権力”についての研究報告をしていただきました。近代化のなかで、何が“自然”で“超自然”なのかという“ディスコース”が、権力と結びついた特定の政治および組織によって形成されるということを、日本の“幽霊”や“妖怪”、イタリアのエクソシストの事例をもとに論じていただきました。
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2014.07.09

〔ニュース〕ルワンダ大使による特別講演「Examining the international community's response to the 1994 genocide in Rwanda」を開催

2014.07.08

タイで開催される日本留学フェアに参加します

829()タイのチェンマイ、31()にバンコクにて開催される日本留学フェアに立命館大学国際関係学部・研究科も参加いたします。是非ともご来場ください。

 

イベントについての詳細は下記のリンクを参照してください。

http://www.jasso.go.jp/study_j/info_fair_thailand_2014.html

 

チェンマイ:ブース番号No.27 The Imperial Mae Ping Hotel

バンコク:ブース番号No.47 Bangkok Convention Centre at CentralWorld 

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2014.07.02

IR Night(国際関係学会学生委員会・国際関係学部自治会共催イベント)開催



6月27日(金)、国際関係学会学生委員会と国際関係学部自治会の共催でIR Night(イベント)を開催しました。この企画は国際関係学専攻の学生とグローバル・スタディーズ専攻の学生の交流促進を目的とした企画です。
司会は英語と日本語の2言語で行われ、両専攻の学生と大学院生約80名がゲームやクイズを通して交流しました。また、後半には国際関係学部教授によるパフォーマンス(ダンス・演奏会)が行われ、会場は大きく盛り上がりました。
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