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2024.10.25
研究実践フォーラム「カナダ・プロジェクト」が実施されました Part2
トロント
現在のトロント本願寺

ガイダンスの様子(3階スペースにて)

ガイダンスの様子(本堂にて)

High Parkのようす

High Park内のリス

利用者に協力を呼び掛ける看板

High Park内の山峡

Downtown Yongeの様子

Downtown Yongeで食べたタイ料理
<CN Tower>
CNタワーはカナダ(トロント)のシンボルとも言える都市と国の歴史的、文化的象徴です。電波塔ですが、展望台やレストラン、アクティビティもあり観光地として有名です。
また、CNタワー周辺は、シンボルのCNタワーを中心にリプレイ水族館やロジャースマーケット等があり、子供から大人まで多くの観光客がいました。

CNタワー
<Central Market>
CNタワーから少し離れたところにはセントローレンスマーケットというたくさんのお店が並ぶ屋内マーケットもありました。食材やお土産はもちろん、サンドイッチやエスニック料理でランチを食べることもできるため、様々な楽しみ方ができます。トロントに行った際には是非訪れてほしいスポットです。
多くのスポットがあり、街中も華やかな都市部と言えるトロントは、最終滞在場所にぴったりだったと感じられました。

セントローレンスマーケットの様子
<トロントで印象に残ったこと>
私はトロントで印象に残ったこと2つについて書いていきます。
まず、トロントに滞在して2日目の朝の城戸先生による観光ツアーです。この日はお昼までは自由時間であったため、希望者のみこのツアーに参加しました。この日の参加者は私と友人1人で、城戸先生の出身校であるトロント大学と、コリアンタウンを訪れました。トロント大学には塀がなく、街に溶け込んでおり、これは立命館大学との共通点とも言えるでしょう。また、コリアンタウンに入ると、雰囲気がガラリと変わったことも印象的でした。コリアタウンではお昼ご飯にビビンバをいただきました。補足ですが、カナダでは食べきれなかった食材を持ち帰ることができます。これは環境保全の観点からも非常に画期的であると考えました。

コリアンタウンで筆者が食べたビビンバ
トロント大学内の様子

トロント大学内にいたリス

Rodney Haddow名誉教授とのミーティングの様子
2024.10.25
研究実践フォーラム「カナダ・プロジェクト」が実施されました Part1
モントリオール

モントリオール・ノートルダム聖堂

リトルイタリー ジャン・タロン市場

ICAOモントリオール本部

会議室
オタワ






ナイアガラ




執筆者:小田原、加藤、吉岡
2024.10.11
北海道の知床で環境、教育、観光をテーマに実習をしました
政策科学部の集中セミナー(桜井良ゼミ3回生)が、北海道の知床世界自然遺産地域で2024年9月9日から13日まで行われました。政策科学部の卒業生である知床財団の職員のガイドのもと、学生はヒグマが生息する森を歩き、野生動物と共存することの難しさや可能性を学びました。また世界自然遺産地域に隣接する斜里町立知床ウトロ学校で交流会を開き、ゼミ生が地元の小中学生や保護者に対して、勉強することの意味や大学生活について発表し、話し合いました。学生は、子どもたちの目線に立ってコミュニケーションをとることの大切さを学んだようです。
最終日には知床でホテル業を営む北こぶしリゾートと連携しワークショップを開催し、自然共生社会の実現に向けて、観光業にどのような役割が求められているのか、ゼミ生、北こぶしリゾート職員、そして地元の大学生(北見工業大学、東京農業大学[北海道オホーツクキャンパス])が議論しました。
2024.10.10
政策科学部創設30周年記念式典を開催します
2024.08.20
立命館大学オープンキャンパス2024を開催しました
- <模擬講義>
- 上久保 教授 「未来の政策科学」
- 小杉 教授 「地球温暖化対策をめぐる政策の論点」
2024.08.02
【授業紹介Vol.4】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~金崎伸一郎ゼネラルマネージャーによる講義が行われました
【Vol.1】【Vol .3】で紹介してきた本講義の最終回である、第三部では「社会課題解決ですべての生き物のSmileを!未来創造への取り組み」というテーマで、金崎伸一郎氏(株式会社アワーズ経営企画室ゼネラルマネージャー)が第12講から14講までを担当されました。この3回シリーズの講義では、グループワークによる意見交換と、意見交換から創造されたアイディアのプレゼンテーションが中心となります。インプットもアウトプットもその主役は受講生たちです。
第12講では、アート思考をご指導頂き、グループワークを通じて、アート思考を体験しました。アドベンチャーワールドで実際に行われている「動物×アート思考 地球の自分ゴト化プロジェクト」の数々の事例や成果を聞き、グループワークに向けて弾みをつけます。
第13講では、前回の宿題(アドベンチャーワールド・動物園の可能性を広げるアイディアを考える)をもとに、13グループに分かれて、受講生それぞれのアイディアを磨き上げるための意見交換とブレーンストーミングを行いました。今回は、大阪いばらきキャンパスの最新施設のひとつ、ラーニング・インフィニティホールを使い、10名の飼育員様や他部署スタッフ様に和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドからオンラインで参加頂き、受講生との意見交換、アドバイスを頂きました。現場の皆様はそれぞれの職場からご参加いただき、ご担当の動物やお仕事の様子も垣間見ることができ、それこそ、白浜の現場で意見交換しているような盛り上がりでした。
第14講は、ブラッシュアップされたアイディアの発表です。構想初期段階のアイディアですので、発表はシンプルにシート1枚に集約したものとなります。これを受講生一人ずつ、1分以内で受講生全員に披露します。短時間ですので、スタートのつかみを工夫し、関心を引き、短時間で内容を相手に理解させ、詳しくは後で聞きたいと思いわせる必要があります。いわゆる「エレベータピッチ」(15秒から30秒)の練習でもあります。自信たっぷりの受講生の発表あり、笑いあり、緊張あり、関心のどよめきあり、似たようなアイディアを先に発表されたという悔しさありの楽しい最終回でした。
来年度、今回の講義をベースとして各分野の内容を踏み込んだ講義をご提供頂きます。
最後になりましたが、株式会社アワーズの皆様、ありがとうございました!
文責:服部利幸
【授業紹介Vol.3】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~中尾建子アドベンチャーワールド副園長による講義が行われました
2024.07.26
【授業紹介Vol.3】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~中尾建子アドベンチャーワールド副園長による講義が行われました
【Vol.1】で紹介した山本雅史社長による第一部に続き、6月5日からスタートした第二部では「アドベンチャーワールド、動物をパートナーとした事業」というテーマで、中尾建子氏(取締役、白浜事業部長、アドベンチャーワールド副園長)が第8講から11講までを担当されました。
第8講では、「パーク理念・いのちと向き合う」というサブテーマで、運営会社のアワーズの経営理念から、アドベンチャーワールドの運営理念とその解釈、そしてそれらがどのように日々の業務に落とし込まれているのかという点を飼育員の視点からご講演頂きました。アドベンチャーワールドといえば、ジャイアントパンダですね。
第9講では、「ジャンアントパンダから考える世界規模の貢献」というテーマで、パンダの取り組みを一事例として、種の保存を貢献する動物園や保護施設の役割を学びました。第10講では、ラーニングシアターでグループワークを行い、動物園の存在意義に関して、「動物園で暮らす野生動物と、その動物が生まれ育った場所で暮らす野生動物、どちらが幸せだと思いますか? 動物園は世の中に必要でしょうか?」というテーマで意見交換を行いました。そして第11講では、中尾副園長から未来のアドベンチャーワールド、動物園・水族館の姿をご紹介頂きました。
約120種類、約1,600頭の動物を飼育するアドベンチャーワールドでは、我々人間よりも寿命の短い動物たちの生死が繰り返されています。パーク経営の現実と動物たちの命の尊さの間でアドベンチャーワールドの皆様が抱える課題や葛藤されている問題意識を伺い知ることが出来ました。ご講演頂いた事例は学生たちにとって、経営学を超える学際領域の学びの必要性を悟らせる機会となりました。
2024.07.22
【授業紹介Vol.2】「楽しくなければ、やったところで知れたもの」~株式会社ディアーズブレイン小岸代表取締役の講義が行われました
立命館大学政策科学部は、株式会社ディアーズブレインとの科目開講協定を結び、「ヴィジョン特殊講義(企業経営事例分析)」において、経営陣・幹部社員の皆様を講師として派遣して頂いています。株式会社ディアーズブレインは、立命館大学経営学部出身の小岸弘和氏が2001年に設立し、2004年からゲストハウス型ウェディングの事業展開を始められ、現在、結婚式場を全国23ヶ所で運営、年間5千組の結婚式を行う企業です。
毎年数千組の幸せを担う、その結婚式場の経営理念は、「楽しくなければ、やったところで知れたもの」です。その背景にある、もうひとつの意味は、「楽しむためには強くなければならない。組織も人も強くなればなるほど、仕事を楽しめる」です。
このような経営理念がどのように経営者、会社の経営幹部から従業員に浸透し、それぞれの現場でどのように実践されているのかという点について、2024年4月から13回、代表取締役の小岸氏を筆頭に経営企画、人材開発、店舗企画開発、マーケティング、調理、営業管理、店舗営業など全部門から経営幹部や部門責任者11名より講演して頂きました。
講義の終盤の7月11日、小岸氏に2度目の登壇頂きました。当日は、ディアーズブレインを通じて企業経営を学んだ受講生から90分間に及ぶ質疑応答が展開されました。26グループからの、人口減少社会でのウェディング事業経営の方針、ディアーズブレインの組織や人材育成、リーダーシップ、経営者の心構え、そして小岸氏の起業以前のキャリアなど、様々な質問に対し、小岸氏からは、言葉を丁寧に選んだ、分かり易い回答を頂きました。受講生は、数百名を超える従業員を有する企業の経営者に直接質問するという経験ができました。質問を繰り出す受講生とそれに回答する小岸氏の向き合った、凛とした、一体化した教室の雰囲気は、印象深いものでした。受講生の過半数が政策科学部の1回生でしたが、企業経営は人、すなわち、チーム作りだと学んだはずです。
ご登壇いただきました小岸さん、ディアーズブレインの皆様、ありがとうございました!
文責:服部 利幸