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2025年度秋学期客員教授のご紹介(REITERER MICHAEL先生)
2025年度秋学期、REITERER MICHAEL先生を客員教授としてお招きし、講義をおこなっていただいています。
REITERER先生はブリュッセル・スクール・オブ・ガバナンスの安全保障・外交・戦略センター特別教授であり、過去にEUの外交官として駐韓国大使として活躍された経験をお持ちです。
「The Indo-Pacific Theatre – a European Perspective」をテーマとした本授業では、インド太平洋地域における安全保障について、ヨーロッパからの視点も交えて講義をおこなっていただいています。
REITERER先生は、学部生向けの本授業に加え、「EU Foreign Policy in times of Fragmentation and Contestation」をテーマとした大学院生向けの授業もご担当されており、1月上旬の秋学期終了まで引き続き授業をご担当いただきます。
国際関係研究科 大学院ウィーク 2025
2025年11月4日(火)18:30-19:30(ライブ配信)
大学院進学説明会
2025年11月7日(金)18:30–19:30(対面開催)
現役大学院生による協定校派遣留学(共同修士学位プログラム)体験談
- 海外協定校との共同修士学位プログラムに参加した現役大学院生が、現地での学びや生活を紹介します。
- 留学や国際的なキャリアを目指す方、研究科に興味のある方はどなたでも参加可能です。
Developing my Japanese proficiency enabled me to engage in a wide range of experiences during my time in Japan(DAO NGUYEN BAO Ngoc)
Studying international relations in English while also having the opportunity to learn Japanese in Kyoto provided the perfect environment for me.(CHA Mok Won)
タイ・バンコク国際機関研修を実施しました
2025年9月14日(日)~9月20日(土)にかけて、「タイ・バンコク国際機関研修」を実施しました。
このプログラムは石川幸子先生のコーディネートによる国際関係学部独自の海外研修プログラムです。国際機関の役割と実際の職務内容について学びながら、国際機関の現場に身を置くことの重要性を感じてもらい、学生たちの意欲を維持・向上させることを狙いとして実施しています。
今回の研修では、タイ・バンコクにあるUNHCR、UNICEF、UNESCAP、UNESCO、Microsoft Office、およびチュラロンコン大学を訪れました。
UNHCR (United Nations High Commissioner for Refugees) では、難民支援に関する現状の課題や取り組みについて学びました。
学生たちは自分たちなりの解決方法を考え、互いに共有しました。
UNICEF (United Nations Children's Fund)では、実際の職務内容や国際機関で働く上で大切なことについてお話をいただきました。
立命館大学国際関係学部の卒業生でもあり、現在JPOとしてUNICEFで勤務されているウォルシュ佑衣さんからのお話もあり、実際に国際機関で働く先輩のお話を聞く大変貴重な経験となりました。
UNESCAP (United Nations Economic
Social Commission for Asia and the Pacific) では、各部署における活動内容やミッションについてご紹介いただき、学生と意見交換を行いました。
ランチタイムセッションでは職員の方のこれまでのキャリアや学生時代のお話など、普段聞くことのできないお話やアドバイスをいただき、大変貴重な経験となりました。
UNESCO (United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization) では、バンコクにあるチュラロンコーン大学の学生と共に、UNESCOのSDGsに関する取り組みや世界遺産にまつわる知識について学びました。
環境問題や教育、ジェンダー等幅広い分野のお話を聞くことができました。
また、Microsoft Officeも訪問し、AIの有効な活用方法や、ますますAIが普及していく現代社会において私たちが今後身に付けておくべき力についてお話をいただきました。
チュラロンコーン大学では、両大学のSDGsに関する取り組みについて紹介した後、グループに分かれて両大学が今後取り組むべきSDGsにまつわる課題と解決方法を考え、グループプレゼンテーションを実施しました。
チュラロンコーン大学の学生は7月に立命館大学衣笠キャンパスを訪れており、久しぶりの再会となりました。
本研修は、石川幸子教授がUNHCR職員およびJICA職員時代に現地で築かれた人的ネットワークのおかげで実現しました。
国籍や専攻・回生を問わず、多様な学生が参加し、非常に有意義な研修となりました。