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2025.12.22



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ゲスト講義実施報告「憎しみの連鎖をほどく挑戦-日本から生み出す新たなアプローチ-」(NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事 永井 陽右様)
「特殊講義 -国際平和活動:国連と日本-アフガニスタンでの国連の活動を事例に- 」(担当教員:山本 忠通 客員教授)の授業にて、 NPO法人アクセプト・インターナショナル 代表理事の永井 陽右様をゲスト講師としてお招きし、「憎しみの連鎖をほどく挑戦-日本から生み出す新たなアプローチ-」というテーマでご講演いただきました。
講義では、紛争解決・平和構築の専門団体として、国内外で憎しみの連鎖をほどくべく、テロや紛争の当事者を含め、平和の担い手を増やしていくために様々な取り組みをされているアクセプト・インターナショナルの活動について、創設者の永井様ご自身のこれまでのご経験を交えてお話いただきました。
国際関係学を学ぶ学生達にとって、専門家の方から実際のお話を伺うことができた今回の講義は、大変貴重な学びの機会となりました。
2025.12.18





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元外務事務次官 薮中三十二客員教授による特別講演と外務省を目指す学生へ向けた「キャリア・トークセッション」を開催しました
12月18日、薮中三十二客員教授による特別講演を実施しました。
薮中先生は、外務省入省後、日米構造協議や、アジア大洋州局長として6カ国協議の日本代表を務め、北朝鮮の核や拉致問題をめぐる交渉に臨む等、数々の国際交渉を担当し、2008年には外務事務次官を務められた日本外交のエキスパートです。
2010年に外務省退官後、2022年まで客員教授として立命館大学 国際関係学部・研究科の授業をご担当いただいておりました。
講演のテーマは「Searching for Japan's own Diplomacy in the Era of President Trump bulldozed Disoriented World」。
英語で実施いただき、多くの国際関係学部・研究科の学生が参加しました。
留学生も多数参加しており、多様な国の学生から昨今の国際情勢について、薮中先生へ多くの質疑が投げかけられ、質疑応答は時間いっぱいまで行われました。
薮中先生から最新の国際情勢と今後の日本外交の課題について直接お話を伺うことができる、国際関係学部生にとって大変貴重な機会となりました。
また、講演会の前の時間には、外務省や国家公務員を目指す学生を対象とした「キャリア・トークセッション」を開催しました(こちらの企画は日本語で実施)。
国際関係学部の学生はもちろん、他学部からも多くの学生が参加し、外務省・国家公務員を目指す上での貴重なアドバイスを薮中先生よりいただくことができました。
2025.12.09





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2025年度春セメスターの成績優秀者を対象とした「西園寺記念奨学金」の授与式を行いました
12月9日に2025年度春セメスターの成績優秀者を対象とした「西園寺記念奨学金」の授与式を行いました。
授与式では受賞者を代表して井上 友佳理さん、BATKHUYAG Tamirさんにスピーチをしていただきました。
受賞した皆さんは今後ますます学業に励んでいただき、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
2025.12.08




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ゲスト講義実施報告(ジャーナリスト 安藤 優子様)
「特殊講義」(担当教員:山本 忠通 客員教授)の授業にて、テレビで長年ご活躍されているジャーナリストの安藤優子様をゲスト講師としてお招きし、ご講演いただきました。
講義では、これまで安藤様が取材をされてこられた数々の国際問題の現場やメディアでの活動について、写真を交えながらご紹介いただきました。また、女性のテレビメディアや報道部門でのポジションの変遷やキャリア、ジェンダー課題についてもご自身のご経験を交えてお話いただきました。
講義の後半では、受講生からの様々な質問にも1つ1つ丁寧にお答えいただきました。
国際関係学を学ぶ学生達にとって、メディアを舞台に国際問題の現場に関わってこられた専門家から実際のお話を伺うことができた今回の講義は、大変貴重な学びの機会となりました。
2025.12.01
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2026年度立命館大学【学部】再入学試験について
2026年度春学期立命館大学再入学試験出願期間が開始しました。
(新たに『留学』の在留資格取得が必要な外国人留学生向け)
再入学を検討されている方は12月12日までに国際関係学部事務室まで必ずご連絡ください。
問い合わせ先:irpost01@st.ritsumei.ac.jp
2025.11.20



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ゲスト講義実施報告(元世界銀行・IMF開発委員会幹事 小寺 清様)
「国際連合入門」(担当教員:織田靖子先生)、「Introduction to the United Nations」(担当教員:石川 幸子先生)の授業にて、元財務省官僚で世界銀行・IMFの開発委員会で幹事の経験を持つ小寺 清様にお越し頂き、講義を行っていただきました。
「国際連合入門」では「世界の貧しい人々の生活向上と地球大の諸課題への対応をどう進めるのか? 世界銀行グループの仕事」というテーマの下、開発途上国の現状、小寺氏自身がどのように国際金融・開発の分野でのキャリアを積んでいったのか、現場での具体的な仕事内容、および今後の課題等についてお話しいただきました。
「Introduction to the United Nations」では、広く開発銀行の役割、課題等についてお話しいただきました。現在、国際社会が抱えている開発課題について説明いただき、MDGs及びSDGsの取り組みを経ても世界人口の10%が貧困ライン以下の生活を強いられていること、紛争影響地域の増加、並びに地球温暖化の問題が開発アジェンダの中でも最優先になっている現実を再確認しました。
そのような地球的課題に対応することが急務であるにも拘らず、政府開発援助(ODA)の比率は年々減少しているという現実に直面している中、IFC, MIGA,EBRD,IDB等がプライベートセクターへの投資を行っている他、アフリカ開銀やアジア開銀もプライベート・キャピタルを動員する動きが活発化しているとの取り組みが紹介されました。
開発機関としての開発銀行の役割は、1)金融機関として資本市場において民間資金の活性化を図る;2)テーマ別よりも各国の状況に合わせたオペレーション;3)ナレッジバンク機能;4)会議開催の招集力の4つに分類されます。
国連との関係では、世銀グループは、専門機関(specialized agency)に分類されます。
講義の最後は、小寺氏ご自身が、世銀の中央アジアのカントリー・ディレクターとして勤務した経験を中心に、世銀グループでの勤務についてお話しいただきました。
カントリー・ディレクターとして気を付けていた点として、様々な専門性を持ったスタッフをまとめ上げるチームビルディング、国の首脳たちとの交流、交渉、彼らの声に耳を傾けること、任務遂行と説明責任を果たすこと等が挙げられました。
講義後には、様々な質問を学生たちが投げかけられ、普段、あまり馴染みのない世銀グループの話が身近に感じられるようになった講義となりました。
2025.11.17



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ゲスト講義実施報告「アフガニスタン支援:20年間の成果と今後の課題」(元 JICA国際協力機構南アジア部長 中原 正孝様)
「特殊講義 -国際平和活動:国連と日本-アフガニスタンでの国連の活動を事例に- 」(担当教員:山本 忠通 客員教授)の授業にて、元 JICA国際協力機構 南アジア部長の中原 正孝様をゲスト講師としてお招きし、「アフガニスタン支援:20年間の成果と今後の課題」というテーマでご講演いただきました。
中原様には昨年もご講義いただいており、2年連続でのご講演となります。
講義では「アフガニスタン支援」をテーマに、これまでの経緯や歴史を踏まえた上で、日本の国際協力の具体的な取り組みや課題について、ご自身のご経験を交えてお話いただきました。
国際関係学を学ぶ学生達にとって、専門家の方から実際のお話を伺うことができた今回の講義は、大変貴重な学びの機会となりました。