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Report on the guest lecture (Former Japanese Embassy Specialist Investigator: Takashi Sugawara, Former Japan Overseas Cooperation Volunteers, JICA: Tadahiro Ikoma)
We invite Mr. Sugawara Takashi, former Japanese Embassy Specialist Investigator, and Mr. Ikoma Tadahiro, former Japan Overseas Cooperation Volunteers, JICA to the professional workshop today. Mr. Sugawara introduces the 2 years of job experience at the Ministry of Foreign Affairs and the Embassy of Japan, and to provide an opportunity for participants to consider an international career in a diplomatic field.
Mr. Ikoma discusses his experience working with an agricultural extension worker to promote organic farming at the local government level in the Philippines as a JICA volunteer and establish a demonstration vegetable farm in a mountainous village, regarding grassroots development and international cooperation development.
ゲスト講義実施報告(筑摩書房 取締役:伊藤大五郎様)
授業の冒頭、プロフェッショナル・ワークショップ(マスコミ・ジャーナリズムクラス)の担当教員から受講生に対し、ゲストの伊藤大五郎氏が筑摩書房において6年間勤務している方であり、これまでに担当教員が執筆した書籍の編集を3度にわたって担当した優れた書籍編集者であることを紹介した。
また、伊藤氏の講演に先立ち、出版業界の概況について学生に予備知識を提供し、伊藤氏の講演に備えた。 授業の狙いは、テレビや新聞に比べて少し地味なイメージのある出版業の意味と魅力を学生に伝え、書籍を通じた情報発信が社会にもたらす影響等について学生に理解してもらうことであった。
伊藤氏は、出版社はテレビ局や新聞社に比べて規模が小さく、新卒者の採用が少ないことことから、就職産業や大学のキャリアセンターを利用した一般的な就職活動では不十分であり、個人的人脈の開拓や中途入社を前提とした人生設計が需要なことなどについても話してもらった。
また、著者と編集者の間でやり取りした書籍ゲラの実物を見せながら、編集の仕事内容について詳細に説明し、学生たちに編集や校閲の仕事の魅力を伝えた。
ゲスト講義実施報告(元JICA:成瀬猛様)
元JICA職員(6年間のパレスチナ事務所長経験者)、元麗澤大学教授、そして現在は立命館大学客員教授(故岡本行夫氏のオーナーズプログラムに参加)の成瀬猛氏をプロフェッショナル・ワークショップ(公務クラス)の授業にお招きして、“プロフェッショナルとは”という大きな枠組みでお話頂いた。
また、1回生の時に、成瀬教授率いる麗澤大学と立命館大学の合同ゼミに参加してミクロネシアのごみ問題に現地で取り組み、この経験が契機となってJICAの青年海外協力隊に参加してコスタリカで環境教育に取り組み、来年4月からはJICAに就職することが決まっている当大学経営学科の細川しほりさんにも、彼女の経験談をお話頂いた。
成瀬氏は日本にとっての最大の危機は「国際人材の不足」と認識しており、プロフェッショナルとして立っていく為には、専門的技術とプロ意識が必要であると説いた。
授業の後半では、成瀬氏が長期に渡りJICAで関与していた「パレスチナ平和の回廊」構想の進捗についての話を題材にして、職業に対するプライドや常なる向上心、並びに社会に対する貢献を是とする崇高なスピリットの必要性に言及した。
ゲスト講義実施報告(日立製作所:安井智美様)
プロフェッショナル・ワークショップ(ビジネスクラス)の授業に日立製作所 社会ビジネスユニット 公共システム営業統括本部の安井智美さんをお招きし講演いただいた。
自己紹介に始まり、日立グループ全体の組織・業務概要の紹介に続いて、現在日立製作所社会ユニット部で担当しておられる、官庁向け情報処理システム営業業務についてお話いただいた。
日立製作所はかつての家電を中心とするモノ作りから、ITを中核とするソフトウェア・システム開発、発電・鉄道インフラの開発・製造、メディカル事業を中心とする会社へとシフトし、気候変動対策にも注力していることが紹介された。
また、働き方改革の一環として、日立製作所も、若手社員や女性社員の処遇改善を積極的に進め、福利厚生の充実にも努めており、女性にとって働きやすい環境となっていることが紹介された。
また、ご自身の国際関係学部での学生生活の過ごし方(UBCへの留学、アルバイト、インターンシップ)や就活への取り組みについてもお話いただいた。
ゲスト講義実施報告(フリージャーナリスト:石戸諭様)
授業の冒頭、プロフェッショナル・ワークショップ(マスコミ・ジャーナリズムクラス)の担当教員から受講生に対し、ゲストの石戸諭氏が毎日新聞社記者として10年間勤務した後に、インターネットメディアのBuzzFeedに移籍し、現在はフリージャーナリストとして取材に基づく出版、雑誌連載記事の執筆、番組出演など多彩な活躍をしているジャーナリストであることを説明した。
授業の狙いは、インターネットの発達によってニュースの定義が変化する現代において、組織に依存しないジャーナリズム活動とはどのようなものであるかを学生たちに話してもらい、ジャーナリストとして生きていくとはどういうことかを考えさせることであった。
佐藤氏は多数の写真や図表を織り込んだスライドを使用しながら、ニュースの意味が変化していることを説明し、フェイクニュースに対抗するためのジャーナリズムの在り方などについて学生たちに詳しく説明いただいた。
「国際関係学とは何か?」に新たに2名の先生を掲載しました!
ゲスト講義実施報告(UNFAO 顧問、JICA 国際協力専門員:三次啓都様)
2020年12月まで4年半にわたり国連食糧農業機関(UNFAO)の事務局長補(ナンバー2に当たるポジション)でローマの本部に勤務され、現在は、UNFAOの顧問兼、独立行政法人国際協力機構(JICA)の国際協力専門員として引き続き国際協力に従事されている、三次啓都氏を国際連合入門とIntroduction to the United Nationsの授業にお招きし、UNFAOの仕事について講義を行っていただくとともに、国連機関で勤務したい学生たちに向けてアドバイスを頂いた。
講義では、専門機関であるFAOの役割を「国連加盟国のために仕事をする機関」と定義づけ、そのために、食料・農業・林業・漁業に関する全般的な情報データの作成と政策提言が主な業務であり、必要に応じて加盟国に行動を促すということになるとのお話があった。
現在、8億14万人がコロナ禍で食糧難に陥っており、環境を守りながら、どのように食料を確保していくのかがFAOにとって最大の課題となっているとのこと。その文脈で食料昆虫の研究についてのお話も触れて頂いた。
ゲスト講義実施報告(三井住友銀行 成長事業開発部部長代理:野田楓子様)
プロフェッショナル・ワークショップ(ビジネスクラス)の授業に三井住友銀行 成長事業開発部部長代理の野田楓子さんをお招きし、これまでの業務経験や、現在の成長事業開発部の仕事の概要、他のメガバンクとの三井住友銀行FGの特徴等についてお話いただいた。
現在の業務は高い成長可能性を秘めたIT分野を中心としたベンチャー企業の発掘と融資、将来の上場に備えた支援を行っており、比較的新しい事業部でありながら急成長している部署でジェンダー格差も少なくとてもやりがいがあり、かつ柔軟な働き方ができることなどが話された。
かつてメガバンクは、人気業種であったが、ゼロ金利政策による利鞘の低迷や、フィンテック企業など新規企業の参入により、最近の学生の就職希望ランキングでは、低下傾向にあるものの、新しいビジネスの種もあちこちで育っており、アジアを中心に積極的な国際展開も図っていること、また所得も高水準であり、魅力的な業種であることをお話いただいた。
Report on the guest lecture (Coordinator for International Relations, Kyoto Prefectural Official: Adam Franklin)
We invite Adam Franklin, Coordinator for International Relations, Kyoto Prefectural Official, to the professional workshop today. He discussed his own experiences as an international resident who underwent their tertiary education at Ritsumeikan, and used their academic experiences to find a job here in Japan.
In currently working at a government office as a civil servant, he shed aunique light on what it’s like to work within the Japanese system, what his day to work experience is like, and to share some advice to those who might like to follow a similar path in the future.
オープンゼミナール大会を開催しました
国際関係学部オープンゼミナール大会は、3回生以上が履修するゼミ(「専門演習」もしくは
「Advanced Seminar」)を単位としたチームによるプレゼンテーション大会です。
毎年、在学生だけでなく、卒業生や企業の皆様など、学外のゲストもお招きして開催しています。
今年は対面とオンラインのハイブリッドによる「ポスタープレゼンテーション形式」で開催。
各チームの発表は以下の特設HPからご確認ください。
<2021年 オープンゼミナール大会HP>
https://www.ritsumei.ac.jp/ir/open-seminar/overview/
当日は非常に多くの在学生、企業ご担当者様、卒業生、高校生、教員が恒心館1階に集い、
発表チームのプレゼンテーションに熱心に耳を傾けていただくとともに、
時間いっぱいまで活気溢れる質疑応答が行われました。
コロナ禍での約1年半、こうした機会がなかなか持てない中、ゼミや専攻、学年を超えて学生同士
が交流する貴重なイベントとなりました。
プレゼンをした学生は、当日オーディエンスからたくさんのフィードバックをいただくことが
できましたので、この経験を今後のゼミ活動、卒業研究の作成に活かしていただければと思います。