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2021年のTOPICS

2021.12.24

Report on the guest lecture (Senior International Relations Executive, Ministry of Transport, Singapore: Timothy See)

We invite Mr. Timothy See, Senior International Relations Executive, Ministry of Transport, Singapore, to the professional workshop today. He discussed his college experience.

Experiences in the college of International Relations, Ritsumeikan University, provided multiple tips and advices in terms of campus life and job-searching, and shared his working in the government sector.

Mr. See particularly shared his experience on how we can handle and recover from a job rejection. He pointed out the importance for fresh graduates that we should not underestimate yourself, but to recognize and overcome your weaknesses and be more confidence in the next job interview.

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2021.12.20

2021年度プレ・エントランス立命館デー開催しました!

12月19日(日)に2022年度入学予定者を対象とした「プレ・エントランス立命館デー」を開催しました。
特別入学試験を合格された方々を対象とした企画で、国際関係学部の学びや、入学前課題、入学前準備に関する説明を行いました。

企画は以下の通り二部構成で行いました。

第1部:国際関係学部の学びとは?
入学予定者が入学後の学習イメージを具体的に描けるよう、白戸教授(教学担当副学部長)によるミニレクチャーを通じて、「国際関係学部の学び」の一端に触れてもらいました。

ミニ・レクチャーでは、白戸教授が「国際ジャーナリズム論」をテーマに、アフリカ地域の例を取り上げながら、人々や社会の間に根付く「ステレオタイプ」について講義を行いました。講義の後には、参加者との質疑応答を行い、短い時間の中でも濃密な議論を交わすことができました。

AY2021プレエン③


第2部:国際関係学部ってどんなところ?

国際関係学部での大学生活をよりリアルにイメージしてもらうため、現役学生の先輩から大学生活について発表してもらいました。
また、教職員からも大学入学前にすべき準備について説明しました。

先輩学生からは、大学の生活(授業、サークル、アルバイト、交友)について実体験を紹介してもらい、また、自身が受験生だったころ大学入学までに取り組んだことについて話してもらいました。入学までの時間をどのようにして有意義に過ごせばよいか、入学予定者に少しでも具体的にイメージしてもらえるよう先輩学生がアドバイスしてくれました。

AY2021プレエン①
(左から、細越理沙さん・GS専攻3回生、井上ほのかさん・IR専攻2回生、青葉あずささん・IR専攻3回生、尾崎圭蔵さん・IR専攻2回生)

週末の急な寒波にも関わらず、本企画に参加するため関西圏内外から入学予定者ならびに保護者の方々に足を運んでいただきました。
プレ・エントランス立命館デーの企画を通じて、少しでも多くの入学予定者の方々に、「国際関係学部の学び」や「国際関係学部での大学生活」について理解を深めていただき、ワクワク・ドキドキ入学を心待ちにしてもらうことができていれば嬉しく思います。

また、次の春には「新入生」としてお会いできるのを教職員一同楽しみにしております。
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2021.12.17

ゲスト講義実施報告(岩谷産業:佐伯雄大様)

プロフェッショナル・ワークショップ(ビジネスクラス)の授業に本学部卒業生の佐伯雄大をお招きし、岩谷産業で3年にわたり人事部採用担当として2000人を超える学生と接してきた経験を元に、企業側から見た欲しい人材像や学生時代の望ましい過ごし方、就職活動に臨むにあたっての業界・企業選びの軸の確立と自己分析の重要性、面接への臨み方等を中心に講演いただいた。

内定獲得のために安易なマニュアル、テクニックへの依存を戒め、選考にあたっては、何よりも人間性や人とのコミュニケーション能力が重要であることや、所詮内定獲得は通過点に過ぎず、入社して以降の働き方が重要であることを強調された。

自らの10年にわたる社会人経験を踏まえ、仕事と生活は、ワーク・ライフ・バランス論で言われているような、お互い対立し合うものではなく、相互に深く結び付いているものであり、うまく両立しうることを強調された。熱意の溢れる講演に対して、受講生からも活発な質問が出された。

専門商社の採用担当であるものの、採用に関するテクニカルな話ではなく、国際関係学部の先輩として就職活動にどう臨むべきか、学生時代を如何に過ごすべきかについてエピソードを交えた講演をしていただいた。

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2021.12.17

Report on the guest lecture (Professor, Daito Bunka University: Garren MULLOY)

Since 1945, it has appeared impossible to separate issues of Japanese security from those of the US alliance. This relationship has been considered the benefactor for Japan’s economic recovery, the enabler of Japan’s adherence to Article 9 and a pacific post-war period, and also thereby as a thorn in the side for those that resent US dominance, patronage, and leadership.

However, what has this relationship really meant for Japan, its security since 1945, and its place in the world today? This presentation will examine these questions.

It will also re-consider how secure Japan has felt and feels today, and the causes of insecurity? It will look at how Japan has attempted to secure itself, through the Self-Defense Forces (SDF) and other means, and how US influence can be evaluated.

Finally, there will be a consideration of Japan’s strategic security options. Are there any meaningful alternatives to the close embrace of the US, either as complimentary alignments, such as the Quad (with Australia and India), or Special Partnership Agreements, bilaterally with countries such as the UK, or multilaterally with institutions such as the EU and NATO, or through the less defined Free and Open Indo-Pacific approach?

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2021.12.17

外務省連続外交講座を開催しました

外務省から職員の方々をゲスト講師としてお招きし、

日本外交の最前線を講義いただく連続外交講座を開催しました。

コーディネーターは薮中 三十二 客員教授(元外務次官)です。

 2021外務省講座

各回、講師の方々から外交官としての豊富なエピソードを交えて、

日本の外交上の取り組みや課題についてわかりやすく解説いただくとともに、

今後、国際社会へ羽ばたいていく学生達へ貴重なメッセージを頂きました。

 2021外務省講座③

2021外務省講座①

薮中先生とゲスト講師の方との質疑応答・意見交換もこの講座の見どころです。

2021外務省講座④

毎回、講義後には学生から多数の質問が寄せられました。

外交の最前線で働かれてる職員の皆様からのお話は

国際関係学を学ぶ学生達の日々の学びを深めるとともに、大きな刺激になりました。

 2021外務省講座⑥

1214日は講義の前の時間に外務省職員を目指す学生達へ向けて

外務省の仕事やキャリアについてお話を伺うトークセッション企画も実施しました。

2021外務省講座⑤

立命館大学では、キャリアセンター、国際関係学部等の各学部が連携して、

学生の外務省、国際機関、国際協力機関等の国際公務分野への挑戦を支援しており、

例年、卒業・修了生を輩出しています。

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2021.12.16

ゲスト講義実施報告(国連高等難民弁務官事務所 Principal Risk Management and Compliance Advisor:高嶋由美子様)

Introduction to the United Nationsと国際連合入門の授業に国連高等難民弁務官事務所(UNHCR)のウガンダ事務所で、Principal Risk Management and Compliance Advisorとして勤務している高嶋由美子さんをお招きし、講義を行っていただいた。

高嶋さんは、UNHCRで21年のキャリアを持ち、世界各国の難民支援の現場で活動されてきた。

講義のテーマは、“A Personal Account: Why UNHCR and …?”。授業内で既に難民条約、難民認定、保護と物質支援、並びに恒久解決について学んでいたため、高嶋さんには、難民支援の現場の話とともに、ご自身の国連人生、ストーリーを話していただくように依頼していたこともあり、今回のテーマとなった。

どのように国連に奉職するようになったのか、また、UNHCRに勤務することによって得られる充実感とともに、家族関係の維持の困難な面にも触れていただき、内部にいるからこそ分かる国連に奉職することのプロとコンの話は説得力を持っていた。

プロフェッショナル・レベルのポストを目指すのであれば、専門性を持つこと、および語学に長けること(できれば英語以外にもう一つの言語)が重要とのアドバイスがあった。

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2021.12.15

ゲスト講義実施報告(鳴門教育大学 名誉教授:小野由美子様)

開発政策論の授業にて、長年、鳴門教育大学において教育と研究、さらに世界各国で教育セクターへの支援を行ってきた小野由美子氏から「教育セクター支援の実際-質の高い教員をすべての子どもに」と題して講演を頂いた。

今回は特に、質の高い教員を養成することの重要性が強調され、その具体例として南アフリカ、ウガンダ、アフガニスタンにおける支援プロジェクトを例として、支援の意味と困難について詳しい説明があった。

教育という誰もが経験した(現時点でもしている)事柄について、改めてその重要性とその質の向上が重要であるという点が受講生に再認識されたようである。加えて、海外における援助プロジェクトの実際例を知ることで、援助の現場の困難と、目標が達成された際の喜びを感じることができたと思われる。

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2021.12.10

Report on the guest lecture (Senior researcher in NPO (Kiko Network): Masayoshi Iyoda)

We invite Mr. Masayoshi Iyoda, senior researcher in NPO named Kiko Network and Climate Action Network Japan (CAN-Japan), to the professional workshop today. He shared his life story and all the works related NGO. Along with the increased awareness of the environment and human rights of citizens, private companies as well as NGOs try to practice the social economy.

The lecturer briefed on the global climate problem, its trends and NGO strategies first.

Mr. Masayoshi Iyoda showed the graph’s trend of CO2 concentration in the air was extremely severe, and depicted how the world is contaminated with map. Finally, he discussed his NGO career in Japan.

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2021.12.10

ゲスト講義実施報告(立教大学 教授:倉田徹様)

現代社会理論の授業にて、政治学者の倉田徹氏(立教大学 教授)を招き、政治学と国際関係の角度から、香港の政治、特に19年以降の政治変化と社会変化をどう捉えるのか、国際関係のフレームワークでお話し頂きました。

国際政治学の角度から、近年香港の民主化の破綻、社会状況、政治不安定、米中事情から見られる香港社会の問題点を分析し、冷戦が終わってからのグローバル的な時代における、東アジアと世界的な社会不安定と日本の特徴についてお話し頂きました。

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2021.12.10

ゲスト講義実施報告(元吉本興業社員:マヌー島岡様)

授業の冒頭、プロフェッショナル・ワークショップ(マスコミ・ジャーナリズムクラス)の担当教員から受講生に対し、ゲストのマヌー島岡氏が総合商社などで勤務した後、吉本興業に入社し、お笑いコンテンツの海外販売などの事業に従事した後、現在は自身が漫才芸人となり、英語やフランス語を使った漫才を行っていることを紹介した。

授業の狙いは、エンターテイメント産業で働くことの魅力などを講師に話してもらい、就職活動の一助とすることであった。

マヌー島岡氏は相方のスイス人女性(マヌー氏の妻)と英語やフランス語で漫才を披露する一方、全国各地の大学をはじめとする教育機関、社会福祉施設などで外国語による漫才を披露していることを紹介。また、各種学校へ講師として出向き、外国人による日本語学習、日本人による外国語学習を促進するために、外国語による漫才を教材に取り入れている自らの事業について説明した。

同時に芸人ではなく、エンターテイメント企業の社員として働いた体験などを詳しく話してもらい、この業界への就職に必要な資質や準備等について解説してもらった。

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