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2023.01.24

【レポート】西澤幹雄教授の研究室が国際研究交流を行いました。

 12月1日〜7日まで、Brawijaya大学(インドネシア)、Laos国立大学(ラオス)、Chiang Mai大学、Kasetsart大学、Khon Kaen大学(タイ)から学生15名が立命館大学びわこ・くさつキャンパスを訪問し、西澤幹雄教授の研究室とも交流を行いました。

 この交流はさくらサイエンスプログラムの一環として行われました。また、西澤教授研究室はアジア・日本研究所のもとで採択されたアジア・日本研究推進プログラム「アジアの伝統医薬と食材探索を用いた糖尿病予防の研究」(2021年採択)を進めてきました。本プログラムは、アジアに関わる研究の発展を目的とするだけでなく、それを通じて若手研究者を積極的に育成することに重点を置いています。

 今回の国際交流プログラムでも、若手研究者の間で研究テーマや研究生活について活発な意見交換が行われました。招へい者達は自分の研究と近い分野の研究室にそれぞれ配属され、実験の見学、ラボミーティングへの参加、自身の研究についての発表など、研究室内で交流を行いました。西澤教授の研究室にも訪問して交流を深めました。体験による学びでは、フィールドワークとしてBKCキャンパス裏の牟礼山での里山資源循環プロジェクトを見学し、また、日本文化体験として京都にて着物着付けと茶道を実施しました。日本語授業では日本人学生もTAとして参加し、ともに日本語で自己紹介をした後、日本語かるたなどゲームを通して日本語を学び、学生同士交流を深めました。

 修了式では招へい者が自国の文化紹介として、伝統的な歌やダンス、ゲームなどを披露し、在学生と活発な文化交流を行いました。

さくらサイエンスプログラムでの国際交流の様子。中央がさくらサイエンスの招へい学生。右端アジア・日本研究所専門研究員Dr. Mufidah Afiyanti(研究室での記念写真)
さくらサイエンスプログラムでの国際交流の様子。中央がさくらサイエンスの招へい学生。
右端アジア・日本研究所専門研究員Dr. Mufidah Afiyanti(研究室での記念写真)

西澤幹雄教授の研究室での植物エキスを用いた実験の様子(手前:Dr. Afiyanti、後方:卒業研究生)
西澤幹雄教授の研究室での植物エキスを用いた実験の様子(手前:Dr. Afiyanti、後方:卒業研究生)

西澤幹雄教授と生薬エキスの入ったフラスコを持つDr. Afiyanti
西澤幹雄教授と生薬エキスの入ったフラスコを持つDr. Afiyanti

研究室での卒業研究生との研究交流の様子
研究室での卒業研究生との研究交流の様子