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2024.12.10
【朗報】向静静先生が第18回日本思想史学会奨励賞(書籍部門)を授賞しました!
向静静先生(立命館アジア・日本研究機構 准教授)が第18回日本思想史学会奨励賞(書籍部門)を授賞しました。授賞式は、2024年11月9日(土)、筑波大学筑波キャンパスにおいて行われました。今回の賞は、向先生の著書『医学と儒学:近世東アジアの医の交流』(人文書院、2023年)に対して贈られました。
同書は、近世日本において展開した古方派医学と呼ばれる医家たちが掲げた「復古」事業について、同時代の儒者たちとの関係を具体的に見ていくことで、その事業の歴史的な意味を立体的に描き出すものです。
授賞式では、向先生は「拙著が刊行された後、たくさん励ましの声や貴重なご指摘をいただきました。残された課題が多くあると感じております。今回の受賞を大きな励みとし、今後も一層精進してまいります」と、今後の研究の発展への意欲を語っています。
向先生の今回の授賞は、第7回「医譚賞」(2023年12月3日)、立命館白川静記念東洋文字文化賞(2024年6月8日)、第36回矢数医史学賞(2024年9月14日)に続くものです。大変栄誉ある授賞の数々は、立命館大学アジア・日本研究所(AJI)の今後の研究活動の展開にとっても大きな意味を持っています。
著書『医学と儒学:近世東アジアの医の交流』に関わる書評、イベント、授賞などの関連情報については、こちらからご確認いただけます。
向静静先生に贈られた今回の賞状
過去の朗報ニュースについてはこちらからお読みいただけます:
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/special_news/