NEWS

2026.10.13

【レポート】第54回日本伝統鍼灸学会学術大会が盛会のうちに開催されました!

2026年9月5日(土)・6日(日)の2日間、第54回日本伝統鍼灸学会学術大会が、立命館大学の立命館いばらきフューチャープラザにて開催されました。本大会はアジア・日本研究所が共催し、当研究所の向静静准教授が大会会頭を務めました。

9月5日の開会式では、当研究所所長の小杉泰教授が挨拶を行いました。そのなかで、創設11年目を迎えた当研究所の歩みに触れ、「アジア・日本研究」という視点のもと、人文・社会・自然科学の領域を越えた学際的な研究に取り組んできたことを述べました。

大会には、2日間で北海道から沖縄まで全国各地から567名が参加しました。大会のテーマは、「日本鍼灸と儒・仏・道――臨床に活きる東アジア思想」です。日本の伝統医学、とりわけ鍼灸と儒教・仏教・道教との関わりに焦点を当て、3つの学術講演が行われました。そのうち、向准教授は「儒」の視点から、「医学・本草学・儒学――江戸時代の知の風景」と題する会頭講演を行い、江戸時代における医学と儒学の密接な関係について論じました。そのほか教育講演、実技講演、JLOM委員会企画、学生セミナーなど、多彩なプログラムが実施され、会場は大いに賑わいました。

開催地の茨木市は、戦国時代に鍼治療の名医として活躍した茨木元行(いばらきげんぎょう)ゆかりの地であり、「鍼の聖地」とも称されています。大会初日には、茨木市長の福岡洋一氏も来場されました。

また、一般市民を対象とした市民公開講座にも多くの方々が参加し、伝統鍼灸への理解を深める機会となりました。

研究者や臨床家、学生に加え、地域の方々も参加した本大会は、地域に開かれた大阪いばらきキャンパスにふさわしい、充実した学術交流の場となりました。

茨木市長の福岡洋一氏にもご来場いただきました。写真中央のグレーのジャケット姿が福岡市長、右から3人目が大会会頭を務めた向静静准教授です。

講演会場は満員となり、多くの参加者で賑わいました。


講演会場は満員となり、多くの参加者で賑わいました。約1,000人を収容できるホールには、多くの参加者が集まりました。