AJIニューズレター(アジア・日本研究所)
2022年6月6日発行
立命館大学アジア・日本研究所のニューズレター、第1号をお届けいたします。
本学では、2015年12月に立命館アジア・日本研究機構、アジア・日本研究所が設立され、
立命館ブランドの「アジア・日本研究」を確立すべく、さまざまな活動を展開してきております。
活動の概要について、皆さまにお知らせするとともに、いろいろとご意見、ご助言をいただく
ために、今般ニューズレターを創刊することといたしました。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
《目次》
1. AJI Book Club(AJIブッククラブ)
2. ノースウェスタン大学からパールマン教授来学
3. 若手研究者育成、力を入れています
4. ホームページのリニューアル(予告)
5. 研究所の学術3誌(投稿のご案内)
6. これからのシンポジウム等、イベントの予定
7. 今年度の運営委員会
1. AJI Book Club(AJIブッククラブ)がスタートしました。
新しいイベント・シリーズとして、今年4月から、AJI Book Club (AJIブッククラブ)が
スタートしました。
これは、アジア・日本研究所の研究活動と結びついて出版された図書、研究所メンバーの著書、
あるいはアジア・日本研究に関わる文献などについて、語り合う催しです。
その第1弾として、新しく出版された著書を、その著者が語る「ブックローンチ」シリーズが
始まりました。
4月22日に開催された第1回(Dr.川村藍)、5月20日に開催された第2回(鳥山純子先生)、
5月25日に開催された第3回(Dr.渡邊駿)のローンチについて報告をご覧ください。
6月3日に開催された第4回(ハシャン・アンマール先生)についても、近々報告を掲載いたします。
第1回 http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=270
第2回 http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=277
第3回 http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=280
2. ノースウェスタン大学からパールマン教授来学
ノースウェスタン大学からウェンディ・パールマン教授が来学します。
アジア・日本研究所では2週間ほどの日程で先生をお迎えし、ローンチ・イベントや
国際シンポジウムを開催します。
コロナ禍で来日が遅くなりましたが、ようやくこのような機会を設けることができ、
大変嬉しく思います。
(1)ブックローンチ ウェンディ・パールマン著(安田菜津紀・佐藤慧訳)『シリア 震える橋を渡って―人々は語る』岩波書店
6月9日(木)17:00-18:00
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=539126
(2)国際シンポジウム(基調講演:ウェンディ・パールマン教授)
6月12日(日)13:00-17:00
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=539127
3. 若手研究者育成、力を入れています
アジア・日本研究所では、日本やアジア出身の若手研究者、すなわち大学院生やポスドク
研究者、学内の研究機構に所属する専門研究員・研究員、補助研究員、リサーチアシスタント
などの「若手研究者」に対して、研究力、キャリアパス形成力などが
育つよう、支援に力を入れています。新年度を迎え、多くの新たなメンバーが加わりました。
ニューズレターでも、若手の成長と発展を支援するために役立つ情報を、毎号お届けしてまいります。
若手に対する応援を、是非よろしくお願いいたします。
http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/young_researcher/profiles/
4. ホームページのリニューアル(予告)
アジア・日本研究所のホームページは、トップページが6月20日に全面更新されます。
活動内容の拡大に加えて、アジア・日本研究の成果の一部として、アジアと日本に関する
コンテンツを充実させていく予定です。
ニュースやイベントのほか、公募の案内や連載企画などのお知らせも、さらに見やすくなり
情報満載でお届けしますので、乞うご期待ください。
5. 研究所の学術3誌(投稿のお誘い)
研究所では、「学術3誌」として、英文3誌、和文1誌を刊行しております。 3誌の特徴については、次をご覧ください。
http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/publication/publication/
3誌ともダブルブラインドの厳密な査読体制を敷いて、「査読付き」の告知が付いた論文と
研究ノートを掲載しております。また、それ以外にも、研究サーベイ、研究報告、書評なども
掲載して、学際的なアジア・日本研究に国際的に寄与すべく、尽力しております。
日本の学術ジャーナルを発信する主要なオンラインプラットフォームJ-STAGEにも登録されて
おります。是非、ご投稿ください。
なお、次回の締切は、『学術年報』が今年の11月1日(火)、『AJI Journal』は年が明けた1月10日(火)です。
『アカデミック・ブレティン』は、いつでも投稿可で、査読終了次第に掲載という仕組みです。
編集委員につきましては、刊行されている各号に記載がありますので、ご参照ください。
編集委員の皆さま方におきましては、常日頃からのご審議、ご助言に深謝申し上げます。
6. これからのシンポジウム等、イベントの予定
(1)月例のフロンティア・セミナー
6月14日(火)15:00-16:00
報告者:張 家豪(立命館アジア・日本研究機構 専門研究員)
題名:“Evaluating the Potential of Regional Attributes to Attract New Talent:
Application of Conjoint Analysis on Graduates, Entrepreneurs and Tourists”
(2)英語論文執筆サポートプログラム
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=537476(日本語版 案内)
http://en.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=537477(英語版 案内)
(3)インターディシプリナリー・セミナー(学際セミナー)
6月8日(水)15:00-16:30
講演者:文京洙先生(立命館大学名誉教授)
題名:「『在日』を考える:20世紀の在日朝鮮人問題の形成・展開と最新の研究成果」
http://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=539195
(4)ブックローンチ(AJIブッククラブ)※ポスターができ次第、掲載いたします。
6月15(水)17:00-18:00
桐原翠『現代イスラーム世界の食事規定とハラール産業の国際化―マレーシアの発想と牽引力』
6月22日(水)17:00-18:00
李眞惠『二つのアジアを生きる
―現代カザフスタンにおける民族問題と高麗人(コリョ・サラム)ディアスポラの文化変容』
7. 今年度の運営委員会
立命館アジア・日本研究機構、アジア・日本研究所では、それぞれ、学内の先生方の中から
運営委員をお願いして、人事や活動、プログラム等について、ご意見を伺い、審議をいて
いただいております。
今年度に研究所の運営委員をお引き受けいただきました先生方のお名前は、ホームページに
掲載しております。
委員の皆さま方におきましては、ご審議、ご助言、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
アジア・日本研究所・運営委員会
http://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/about/management/