アシャデオノ・フィトリオ ASHARDIONO, Fitrio

立命館大学政策科学部　助教 専門：気候変動適応策、持続可能な農業、近郊農業、都市農業、 テロワール、アグロエコロジー、伝統的農業
研究者データベース researchmap
学位：政策科学（立命館大学）、2016年 博士論文：Application of Bio-Climatic Indicators for Tea Cultivation in Uji Area –Drawing from the Experience of Winegrape Terroirs-
最近の論文："Future-Proofing Coffee Cultivation through Terroir-Based Adaptation Framework: Developing Rural Communities in Indonesia"Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University, vol. 2, pp. 59-76, 2020.
最近の研究テーマ： Climate Change Impact and Adaptation in Indonesian Coffee Cultivation, Terroir Application in GI for Sustainable Coffee Industry
研究者エッセイ：「コロナ時代のフィールド・サイエンス：インドネシア農民との親密なつながりを通して」
科学研究費助成事業 若手研究 2022年4月 - 2025年3月 「気候変動への対応策と農業現場での政策主体:インドネシア・コーヒー農協のＧＩ取組み」 キーワード：気候変動への適応策 / 農協 / GI / コーヒー / インドネシア ＜研究概要＞ 気候変動が地球社会に大きな影響を与えつつあることは、国際的に周知されており、対応策が緊急かつ重要な問題となっている。本研究では世界第4位のコーヒー生産国であるインドネシアが今後の気候変動にどう対応していくのかを考察する。そのため農業の現場における政策主体としてコーヒー農業協同組合に着目し、気候変動の対応策としてブランディング戦略のGI（地理的表示:Geographical Indication）を活用している事例をとりあげる。環境政策の観点から、気候変動に伴うリスク予測と、それに対する農協の対応策の意義を評価し、さらなる改善策について考察をおこなう。