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2017.06.27

「ライスボールセミナー」で立命館アジア・日本研究機構所属研究員が発表

立命館アジア・日本研究機構 島田大輔研究員が、OICで開催されたライスボールセミナーで発表を行いました。日中戦争前後期に活躍した中国専門記者(中国問題を専門とする新聞記者)であった太田宇之助の活動の紹介を通じて、近代日中関係を問い直すことを目的として、報告が行われました。

学部生を中心に30名程度が参加し、中国ナショナリズムの定義とは何かや、日中融和論を理想とした太田宇之助が、中国国内で高い評価を受けていた理由など、会場からは質問が寄せられました。

島田大輔研究員が所属するプロジェクト「トランスナショナルデジタルアーカイブの構築による近代植民地史の研究」(プロジェクトリーダー:文学部 山崎有恒 教授)では、本年度中に、日中韓台の研究者によるシンポジウムの開催を予定しています。詳細は後日本サイトにてご案内致します。

ライスボールセミナーとは

「若手研究者の力量形成」「研究活動および大学院に対する学部生の興味・関心の向上」「異分野研究者間の交流促進」を目的とした、研究のアウトリーチ活動の一環として、OICでは2015年度より開催しています。

ライスボールセミナーでの報告資料はこちら