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電気電子工学科

電気電子工学科の3つの特色

幅広い専門性、総合大学の強み

電気・電子・光工学の幅広い分野をカバーしたカリキュラムがあり、それらの中から自分自身の興味、関心を伸ばしていくことができます。また、理工学部の他学科、情報理工学部、生命科学部など。他学部との協力関係も構築され、さまざまな研究が展開されています。これらの学習、研究を通して、将来のどのような技術進展にも柔軟に対応できる基礎知識、応用展開力、広い視野を培うことができます。

卒業生の約半数が大学院に進学
院生との交流で新たな発見を

技術者、研究者としてのさらなるステップアップを目標に、卒業生の約半数が本学の大学院に進学して日夜研究に励んでいます。電気電子工学科の学生は、1、2回生を対象とした研究室の早期体験制度などを通して、教員や多くの大学院生と交流する機会をもつことができます。最先端の研究に触れ、時には先輩からアドバイスを得たりしながら新たな目標を発見したり、夢の実現に向けた一歩を踏み出すことができます。

産業界のあらゆる分野から注目

電気電子工学科の学生に対する求人社数は7500社以上にものぼります。産業界のあらゆる分野からの注目を集めており、卒業生の活躍の場は無限に開かれています。企業関係者のみならず、卒業生や内定取得学生との交流を図るイベントもあり、進路選択に関わる様々な情報を得ることができます。

目指せる職業

  • 電気・電子回路技術者
  • 電気設備技術者
  • 情報・通信技術者
  • 公務員

就職実績

主な科目

電子回路

電子回路

電気系学生が修得しておくべき電子回路の基礎知識を学びます。例えば、半導体、ダイオード、トランジスタなどの基礎原理をしっかりと身に付けた上で、身の回りの様々な製品で用いられる回路を理解し、さらには新しい電気電子技術の実現に活用していくことのできる素地を作ります。他にも、電気回路、電磁気学、電磁波工学、通信工学、パワーエレクトロニクス、光システムなどの授業を通して幅広い知識を身に付けます。

電気電子工学実験

電気電子工学実験

講義や演習科目で学ぶ電磁気学、電気・電子回路、光学、制御工学などの理論、方法を実験によって実際に確かめ、理論を現象に結びつけて理解を深めます。その中で、色々な測定機器や、実験装置の取り扱い方を習得します。また、実験内容や結果をレポートとしてまとめたり、プレゼンテーションを行うことで、「伝える力」を養成します。実験は数人のチームで行います。そのため、共同作業でのチームワークやリーダーシップを磨く場でもあります。

電磁気学演習

電磁気学演習

電磁気学の講義で学習する内容を演習を通じて深く理解し、知識の定着を図ります。電気電子工学を学ぶ上で、電磁気学、電気回路、電子回路、電気系数学は核となる科目です。これらの科目には、それぞれ授業の進行に連動した演習科目がペアとなり、豊富な問題演習や、学生自身による解説(プレゼンテーション)、学生同士の意見交換など、聴講とは異なったスタイルで問題に取り組むことで、本質の理解を助けると同時に、応用力、表現力を身に付けます。

電気電子工学科のカリキュラム

動画で見る電気電子工学科

教員紹介

システム制御工学、ネットワーク制御系

鷹羽 浄嗣 教授

所属学科
電気電子工学科
研究室
システム制御工学研究室

太陽電池、化合物半導体、フレキシブル、無線給電、IoTデバイス

峯元 高志 教授

所属学科
電気電子工学科
研究室
太陽光発電研究室

電気電子工学科教員一覧

進路決定者VOICE

遊びでも良いから多くの行動を起こすこと

私の所属していた電気電子工学科は、多くの経験と気付きを与えてくれる環境でした。この学科では電磁気・光・情報・回路・制御等々、学べる分野は非常に多岐にわたります。そのためか履修せねばならない専門科目も多くあり、目の前の課題に対し半ば強制的に行動するだけの日々を過ごしていました。しかし、私はこの行動量の多さに救われました。成長にはやはり多くの経験が必要ですから、悩んで立ち止まってしまうくらいなら行動し、後から糧にしても遅くはないと私は考えます。過去の私のような、やりたい事がはっきりしないまま大学へ進学することを決めた学生にとって、良くも悪くも立ち止まれないこの電気電子工学科は、良い成長の場になりえると思います。

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T. S. さん

理工学研究科 電子システム専攻 2回生
ヤマハ発動機(株)内定

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