
多様な学生と多様な勉強、研究を行っています。低回生においては、少人数の演習・セミナーを配置しています。カリキュラムおよび教員の専門分野は代数・幾何・解析・確率論(数理ファイナンスを含む)など多くの分野にわたり、各自の目標に応じて様々な分野の数学を学べます。
高度に抽象化した理論を粘り強く学ぶことにより、論理的思考力が身に付きます。それを活かして、卒業生は社会の様々な分野(教職・金融・SE・公務員など)で活躍しています。
学生がお互いに学び合えるよう配慮された講義や高回生向けの少人数セミナー形式の講義が開講されています。学部生が大学院生の先輩からも学べるセミナーや数学学修相談会などの機会が多くあります。数学を勉強するサークルなども、 先輩と後輩がともに勉強する場になっています。
2回生以降の様々な講義を通じて、集合や論理を基礎に、解析学・代数学・幾何学・確率論という大きな流れを学んでいくことになり、それらが広く社会へ応用され、またさらなる研究へつながれて行くことが期待される。本講義では、それらの先に見える展望について、その専門を研究している各教が、それぞれの視点から1回生を対象に入門的な講義を行う。
C言語を通して、プログラミングの基本的な概念を理解する。単純な問題を定式化して、C言語で実装できるのを目標とする。そういう能力は、前提として文法を理解していないとそもそも修正できないが、文法を理解するだけでは足らず実際多くのプログラムを書き、あるいは読むことによって身に付くものです。修正したバグの種類と数が指標になるでしょう。
4年間の集大成として行われるセミナー。主としてテキストの輪読(学生が教師役となり、教員、他の学生に対しテキストの内容を説明する)を行う。
一定以上の回数の発表と、深い理解(深い予習)が要求される。
立命館大学理工学部数理科学科及び研究科の特徴は「教員と学生の数が他大学に比べて多いこと」と「修士課程において、ファイナンス系の知識が学習しやすい環境があること」です。大学への進学希望者の方々は偏差値や受験の得意科目で進路を決定する人が多いと思います。偏差値が自分と離れすぎていると問題が起こることはあるかもしれませんが、どんな人と大学生活を共にしたいかという点も大事だと思います。とはいえ、高校生のうちに進学先にどんな人が居るかなど分からない方が多いでしょう。そこで、前述した人の多さは立命館大学の強みでしょう。また、就職を気にする方もいらっしゃると思います。数学の汎用性と需要は共に高いので選択肢は多いです。
T. N. さん
基礎理工学専攻数理科学コース 2回生
株式会社ジャパンネット銀行