戦後の学園祭は、1947(昭和22)年10月18日・19日に、また1948(昭和23)年の10月14日・15日に開催されていることが、当時の在学生の日記に記されています。
1950(昭和25)年には、「立命館大学創立五十周年記念学園祭」が10月14日から28日、更に11月中旬の企画と続いて開催されました。体育大会や「同・立野球リーグ戦」も開催されていますが、この年の学園祭は文字通り創立50周年を記念する全学の取組みでした。
1951(昭和26)年10月5日の「立命館学園新聞」には、「学園祭近づく 各部多彩な催し」の記事が掲載され、10月11日から27日までの間、演劇部、写真部、茶道会、軽音楽部の企画などが紹介されています。同立野球戦、20日には新京極の美松ダンスホールでの大ダンスパーティー、体育祭では仮装行列市中行進などもありました。
1955(昭和30)年の『学園祭パンフレット』によると、「立命館大学創立55周年」を記念し、11月6日の御所グラウンドでの体育大会に始まり、学芸大会、学術大会、理工大会の企画が15日まで連日繰り広げられています。学術関係では38のサークルの企画、学芸関係では14の催しが紹介され、12日夕刻には広小路学舎の校庭で「ファイアーストームを囲む歌とおどり」が行われました。
また1990年代半ば頃までは、学園祭は土日だけでなく前後の平日もあり、学園祭実行委員会から大学に申し入れて、教授会などで審議をした上で、全学休講にしていました。例えば1990(平成2)年度の学園祭では11月2日(金)が一部全学部午後半日休講、11月5日(月)が一部全学部全日休講・二部全学部全日休講になっていたのです。
1981年衣笠一拠点完成年度の学園祭夜祭