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最新のTOPICS

2025.01.14

「人事」のキャリアを積む中で、学生時代の「海外で仕事をしたい」という思いは変わらず、ベトナムで日系企業を人事労務の面からサポートする会社を起業(卒業生 豊田 英司さん:アジアゲートベトナム 代表)

2025.01.10

渡辺宏彰教授による日本経済停滞の要因分析に関する講演が1/22に行われます

渡辺先生学会研究会

国際関係学部、渡辺宏彰教授による講演が、「日本経済停滞の要因分析」というタイトルで、国際関係学会主催研究会において行われます。日時は1月22日 (水) 16:20-17:50で、場所は恒心館 (KS305) です。

講演概要
この講演では、1990年代初頭のバブル崩壊以降の日本経済停滞の要因を分析する。金融政策 - 特にアベノミクスの関連政策、財政政策、およびデジタル化を含む経済効率化を意図した構造改革の特徴に加え、賃金決定において労働組合が果たした役割をも分析する。この講演をとおして、どのようにアベノミクスの金融政策や自民党の利益集団政治が日本経済を弱体化させ、どのような点で自民党の構造改革が不適切である一方、他方では不充分であったことを明らかにする。これらに加え、日本の労働組合がどのような形で過去30年以上にわたる賃金停滞に寄与したかを、他国の労働組合との比較をとおして分析する。




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2025.01.10

世界銀行 西尾昭彦副総裁による特別講演を実施しました(1月10日)

1月10日に世界銀行 西尾昭彦副総裁による特別講演を実施しました。
講演いただいたテーマは「世界銀行で働く~居住可能な地球で貧困のない世界を目指して~」です。
世界銀行 西尾副総裁①

世界銀行 西尾副総裁②

当日は国際機関で働くことに関心のある国際関係学部生だけでなく、様々な学部の学生が参加しました。

世界銀行 西尾副総裁③

講演では世界銀行の取組みや世界銀行でのお仕事について、ご自身の経験を交えてお話いただきました。
質疑御応答の時間もたくさんとっていただき、国際機関や世界で働くことを目指す学生、国際関係や開発・経済を学ぶ学生にとって、副総裁からお話を伺うことができた今回の講演は、大変貴重な学びの機会となりました。

世界銀行 西尾副総裁④


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2025.01.07

Zemi Research Convention 2024“The Integration of Human Rights into International Environmental Law and its Implications”(Ochi Seminar:Satake (Quirk) Taro, Nakamura Toshiki, Nabill Nuqman, Miles Brain Mariano-Ortilla)

2024.12.19

ゲスト講義実施報告「国連を自分事に―私たちの暮らしと権利とのつながりー「未来サミット」を例に考える」(国連広報センター所長 根本かおる様)

12月19日の「国際連合入門」(担当教員:織田靖子先生)の授業にて、国連広報センターの根本 かおる所長をお招きし、講義を行って頂きました。講義のテーマは「国連を自分事に―私たちの暮らしと権利とのつながりー「未来サミット」を例に考える」です。
国連広報センター室長 根本様①

ご講演いただいた内容は、①国連職員を目指したきっかけとその後のキャリアについて、②日本でのSDGsに関する理解とその活動について、③2024年9月の国連「未来サミット」とその成果である「未来への協定」について、④日本及び世界の若者よる活動例、です。
ご自身が特に関心を持つ女性差別撤廃条約について、また今後の国連の重要課題としての気候変動、デジタル・コンパクト、若者の意味ある参加についても具体的に丁寧な説明がありました。
また、根本氏ご自身の子供の頃の外国での体験談、民間放送局のアナウンサー及び記者としての仕事をされた後、国連職員となった経緯についてもご紹介いただきました。

講義全体を通じて、日本における国連広報の責任者としての日々のご苦労とやりがいを交えながら、国連の全体像を順序良くかみ砕いて説明していただき、受講者にとって国連をより親近感を持って考える貴重な機会となりました。

受講者からは「実際に国連に深く関わっている方のお話しを生できけた」「教科書などの内容以上の事を学ぶ事ができた」「国連の活動を身近に感じる事ができた」「自分にも関与できると思えた」などの感想が寄せられました。

国連広報センター室長 根本様①


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2025.01.06

1/25(土)シンポジウム「立命館発 これからの平和創出と私たちの羅針盤:アジア・日本研究からの発信」(足立研幾先生、末近浩太先生、本名純先生、辻本登志子先生)

2024.12.25

Zemi Research Convention 2024 “Are Israel's actions in Palestine considered self-defence”(Ochi Seminar:Daeun Kim, Aryan Iyer, Woobin Choi, Diva Fristika Lordya, Hongbae Lim, Jun Murakami)

2024.12.25

ゲスト講義実施報告(上智大学教授 相澤真一様)

「現代社会理論」(担当教員:CHEUNG YUK MAN先生)の授業にて、上智大学教授でらっしゃる相澤真一先生をゲスト講師としてお招きし、講義を行っていただきました。

ゲストスピーカー(12.25相澤様)1

相澤真一先生は、日本の社会学者であり、上智大学教授でらっしゃいます。
専攻は教育社会学で、教育と文化と階層の関係を研究し、教育制度と文化の関係についての日本の教育、階層再生産と文化資本の役割に関わる文化理論のお話を紹介していただきました。
文化理論では、理論を中心に講義を展開されましたが、相澤先生は近年の伝統文化・音楽教育など、日本における文化資本・教育と階層について研究を行ってらしゃり、ブルデューの理論のみならず、日本の最新研究事情についてもお話していただきました。

ゲストスピーカー(12.25相澤様)2

また、相澤先生は質・量・比較歴史方法を使い、実証方法と理論の関係について、
国際比較研究を行い社会理論の応用と研究の経験を受講生に紹介してくださいました。
最後は、受講生たちと質問討議を行い、充実した時間となりました。
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2024.12.19

ゲスト講義実施報告(編集者 早川タダノリ様)

「日本文化・社会論」(担当教員:山口智美先生)の授業にて、編集者の早川タダノリ様をゲスト講師としてお招きし講義を行っていただきました。

ゲストスピーカー(12.19早川様)1

テーマは「『日本スゴイ』とクールジャパン」。
戦前の出版界では「日本スゴイ」として描く愛国本が洪水のように押し寄せており、「日本の偉さ」ネタが盛大に取り上げられていたことがまず紹介されました。そして、現代の「日本スゴイ」現象のメディアでの展開について、早川先生が収集されたさまざまな資料を分析しながら紹介されました。
現代の「日本スゴイ」現象は、最初はテレビが中心となり、それが書籍、雑誌などに拡散していったことや、コロナ禍や東京五輪を経て、現在は下火になっているという経緯の解説がありました。そして、「日本スゴイ」現象は日本政府が推進してきた「クールジャパン」政策とシンクロして推し進められてきたことや、2025年の大阪・関西万博が政府により「クールジャパンを世界に向けて発信する絶好のチャンス」と見なされているといった
政治的側面についても紹介されました。
こうした一連の現代の「日本スゴイ」現象や言説、政府主導の「クールジャパン」政策などについて、歴史的文脈や政治性を考察しつつクリティカルに分析することの重要性が伝わる授業をしていただきました。

ゲストスピーカー(12.19早川様)2

出席した学生からは普段、なんとなくメディアで見る「日本スゴイ」言説をあまり考えず受容してしまってきたが、早川先生のお話から、その問題点を考えさせられたという意見が多数ありました。
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2024.12.18

オープンゼミナール参加チームインタビュー「イケメンは正義?」(鳥山ゼミ:大久保玲奈さん、加賀谷亜子さん、新本和さん、藤澤海音さん)