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国際関係学部事務室一斉閉室のお知らせ(2021年度夏季)
国際関係学部事務室一斉閉室のお知らせ(2021年度夏季)
以下の期間、国際関係学部事務室は一斉閉室をいたします。
何卒ご理解くださいますよう、御願い申し上げます。
事務室休室期間:
2021年8月7日(土)~2021年8月16日(月)
なお、授業期間外(8月2日~9月24日)の開室時間は下記のとおりです。
平日13時~17時
2021年度春学期 立命館大学卒業式・大学院学位授与式の実施について
+R学部奨学金の授与式を行いました
+R学部奨学金とは、学部教学に関わる取組みにおいて優れた成果をあげたと認められる
学生を励ますことを目的とした奨学金です。
今回は以下のいずれかの区分に該当する取り組みで成果をあげた学生が表彰されました。
・⾼度な留学・海外教育プログラム・国際的な活動に参加し、教学的な⾼い成果をあげた。
・語学資格試験において点数が⼤きく伸びた。
・学習・研究にかかわる活動(フィールドリサーチなど)を⾏い、卒業研究等に向けて教学的に⾼い成果をあげた。
・学部関連の様々な活動(⾃治会・学会活動、オリター活動、オープンゼミナール発表・同実⾏委員会、GSG スタッフ、ライティング・チューター等)を責任ある⽴場でつとめ、正課の学びと関連付け、⾼い教学的な成果を上げるとともに、学部の教学の⾼度化に貢献した。
<+R学部奨学金の詳細はこちら>
https://www.ritsumei.ac.jp/scholarship/regular-grow.html/
新型コロナの影響でキャンパスに来られない学生も参加できるよう、Zoomでのライブ配信を同時に行う、ハイブリッド形式での実施でした。
授与式では河村学部長からの祝辞の後、1人ずつ証書が授与され、
受賞者を代表して高橋ひとみさん、NGUYEN Ha Linhさんにスピーチをしていただきました。
今後も積極的な活動・チャレンジを続けていただき、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
ゲスト講義実施報告(慶応義塾大学 教授:小熊英二様)
社会学の授業にて社会学家の小熊英二氏(慶応義塾大学 教授)をお招きし、後期近代性の角度から、香港をはじめ、東アジアと世界の社会変化をどう捉えるのか、ご自身の香港経験を交えて話して頂きました。
社会学の角度から、近年香港の社会状況、経済変化、政治不安定、若者事情から見られる後期近代の社会問題点を分析し、冷戦が終わってからのグローバル的な時代における、東アジアと世界的な社会不安定と日本の特徴についてお話し頂きました。
2021年度グローバル・シミュレーション・ゲーミング本番を開催しました
7月3日(土)、国際関係学部は、正課授業として2・3回生(※)が受講する「グローバル・シミュレーション・ゲーミング(以下、GSG)」本番を衣笠キャンパス・オンラインのハイブリッド型で開催しました。
GSGは、学生が国際機関、国家、NGO、企業になりきり、国際政治や国際経済の動きの中で、政策立案や国際会議・交渉を通じ、国際関係のあり様を擬似的に体験する授業です。
(※)本来は2回生対象科目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年度にGSGを閉講したため、2021年度は2・3回生合同で実施。
今年度は、「国際的な貧困対策と持続的開発問題 International Poverty Provision and Sustainability Development」を話題となるテーマに掲げました。
受講生は、4月から6月にかけて、各チームで戦略を練り、当日を迎えました。当日は、模擬“安全保障理事会”や模擬“国連総会”のほか、貧困に関連するプロジェクト会議やNGOからの働きかけなどが行われ、合意や交渉プロセスを通して、国際関係学を学びました。
受講生アンケートでは、「アクターとして、事前に立てた観光に関する計画や目標はもちろん、それ以外の教育、環境、留学プログラム、人権などのような様々な面においても成果を上げられたと思います。」や「GS専攻とIR専攻が一緒に学ぶことで、自分の母語ではない言葉での交渉のスキルが上がったように感じます。また、色々な国籍の人々がいたおかげで、考え方に多様性が生まれ、実際の国際交渉のような臨場感があってよかったです。」などの感想がありました。
国際関係学部は、今後も感染対策に気を配りながら、教育プログラムの充実や学生同士の交流を促進してまいります。
ゲスト講義実施報告(UNICEF 駐日事務所 副代表:根本巳欧様)
Advanced Topics in International Relationsの授業にゲスト講師として招聘した根本氏は、国連児童基金(UNICEF)の駐日事務所の副代表を務めており、人道支援・開発援助のどちらの実務にも精通している。また現在のポストに就任する前は、UNICEF東アジア太平洋地域事務所にて緊急支援専門官などのキャリアを積んでおり、支援現場の実情も熟知しているエキスパートである。
本講義では“No child left behind: Protecting children affected by COVID-19 in the context of humanitarian and development nexus”と題して、UNICEFが行っている子ども支援の概要と先般のCOVID-19のパンデミック下での、子どもと若者の支援を行う現場の現状や課題について包括的な視点でお話をいただいた。
実際に日々の業務での人道支援と開発援助の現場と連携しながら、政策面の動向も注視しCOVID-19の対応に携わっている根本氏の講義内容は、わかりやすく且つ説得力がり、学生にとっては新鮮な刺激を多く得られる内容なった。 講義後に行ったQ&Aでは、国連機関やNGOによるソーシャルメディアの活用の仕方、COVID-19下のリスクコミュニケーションの課題と、資金調達の課題、またパンデミック時の緊急支援に開発支援の経験がどのように活かされているのかなどについて、学生から質問が寄せられ、根本氏が各国でUNICEFが展開する支援プロジェクト例を交えながら、解説した。
講義に参加した学生からは「支援現場を知り尽くしたプロフェッショナルから直接話し伺える貴重な機会を得られて光栄に思う」といったコメントが寄せられた。
西園寺記念奨学金の授与式を行いました
7月6日に2020年度秋セメスターの成績優秀者を対象とした、西園寺記念奨学金の授与式が行われました。
新型コロナの影響でキャンパスに来られない学生も参加できるよう、
Zoomでのライブ配信を同時に行う、ハイブリッド形式での実施です。
授与式では河村学部長からの祝辞の後、1人ずつ証書が授与され、
受賞者を代表して曽野部えみさん、ALVIN Kuek Dao Linさんにスピーチをしていただきました。
今後ますます学業に励んでいただき、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
<西園寺記念奨学金の詳細はこちら>
https://www.ritsumei.ac.jp/scholarship/regular-grow.html/
<西園寺育英奨学金以外の奨学金はこちら>
https://www.ritsumei.ac.jp/scholarship/
ゲスト講義実施報告(PLANETS 代表編集長:宇野常寛様)
評論家でサブカルチャー研究者の宇野常寛氏を専門演習の授業にお招きし、日本のサブカルチャーを通して、日本戦後社会の変化をどう捉えるのか、日本サブカルの研究について話して頂きました。
社会科学と文芸論の角度から、戦後日本におけるポピュラーカルチャー、サブカル、から見られる創造と想像を分析し、冷戦が終わってからのグローバル的な時代における、ネットカルチャーとサブカルの発展について話して頂きました。
ゲスト講義実施報告(日本学術振興会SPD:下地ローレンス吉孝様)
多文化社会論Ⅰの授業にて「『ハーフ』の現代史と日常的経験」という題目で、下地ローレンス吉孝氏(日本学術振興会SPD)による講演を行った。
日本人の親と外国人の親とのあいだに生まれた「ハーフ」と呼ばれる人々が、戦後の日本社会のなかでどのように位置づけられてきたのかを、豊富なメディア資料を紹介しながら説明いただいた。
その後、下地氏自身が行ったインタビューデータを紹介しながら、「ハーフ」が日常的な経験する差別を議論し、「日本人」とは誰のことを指しているのかという点を考えた。
講演後には質問が多く寄せられ、活発な議論ができた。学生の感想のなかには、自分の身近な場面で遭遇した差別についての気づきや「日本人」をどのように表現したらいいかという点について熟考したというものも多く含まれており、有意義な講演となった。
ゲスト講義実施報告(元青年海外協力隊:大竹恵美様)
専門演習の授業にて医療法人天貴会大野医院の助産師である大竹恵美を招聘しお話しいただいた。
看護師・助産師として青年海外協力隊員でラオスへ派遣された経歴、経験をもとに、母子保健(リプロダクティブ・ヘルス)分野の国際協力の実践と課題についてお話しいただいた。
帰国後はNGO職員として海外および国内の離島での支援にも携わった経験から、民間の国際協力の実際についてもその苦労と教訓を共有いただいた。
産前産後のケアといった保健医療分野の知識に加え、海外で現地の人々の中で働くことの困難さとそれを克服していった講師の経験は、学生にとって新鮮なお話であった。