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最新のTOPICS

2021.06.30

“きぬがさ農園”を地域と大学の架け橋に(3回生 阿部 桃子さん)

2021.06.18

知らないでは済まされない!中国とインドの「脱炭素イノベーション」(林 大祐准教授)

2021.06.17

「学生生活」どう工夫する? 国際関係学部1回生対象「ファーストイヤーリトリート」開催

2021.6.14

ゲスト講義実施報告(PLANETS 副編集長:中川大地様)

評論家でゲーム研究者の中川大地氏を国際文化社会学の授業にお招きし、「文明論からのゲーム論」について、日本戦後社会の変化をどう捉えるのか、ゲームの歴史を通してお話し頂きました。

社会学理論と文明論の角度から、戦後日本におけるポピュラーカルチャー、サブカルから見られる創造と想像を分析し、冷戦が終わってからのグローバル的な時代における、ネットカルチャーとゲームの発展について解説して頂きました。

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2021.06.14

「架空の国際会議」でリアルな交渉。グローバルな問題解決力を育てるGSGとは?

2021.4.9

Report on the guest lecture (Lecturer in Japanese History, UEA: Sherzod Muminov)

This lecture provides an analysis of the crucial period in the lead-up to the Korean War based on archives in Russian and English. It analyzes the superpower rivalry and how it shaped the post-World War II Japan and greater East Asia. By scrutinizing the competing visions for the new order based on primary sources, the lecture provides insights into the upheavals in which postwar Japanese nation-state and society were forged. The lecture also uses the guest speaker’s own research as a case study to shed light on the origins and course of the Cold War confrontation and its impact on the postwar Japanese society.

The students were heavily engaged, and we had so many comments and questions we easily filled the allotted time. The contents made the students think about the Korean War and Earl Postwar period in North East Asia in new and innovative ways. This proved an excellent introduction to the topic of the seminar this time: ‘the international history of the Korean War’

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2021.03.30

新二回生対象入学式【4月4日】の開催について

2021.03.21

卒業式・学位授与式を開催しました

3月21日 学位授与式が開催され、国際関係学部からは289名、国際関係研究科からは29名が卒業/修了しました。 当日は、感染防止のため、複数教室で開催し、出席できなかった方のために、オンラインでの配信も実施しました。ご卒業の皆様、おめでとうございます!


立命館大学卒業式特別サイト/Special Site for Graduates


卒業式の様子

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2020.11.12

オープンゼミナール大会をハイブリッド形式で開催

2020.12.2

ゲスト講演会:地域にねざした自然エネルギーとものづくり

2020年12月2日 専門演習(林ゼミ)において、特定非営利活動法人 地域再生機構 副理事長、平野 彰秀氏によるゲスト講義を実施しました。

講義では「地域にねざした自然エネルギーとものづくり」と題して、岐阜県の限界集落・石徹白(いとしろ)での、小水力発電による地域活性化への取り組みをご紹介いただきました。集落のほぼ全戸が事業に出資することで住民自治の意識が高まったこと、売電収入で地域の振興事業(農産物の加工など)を支援できたこと、水車の見学が子育て世代の移住のきっかけになったことなど、温暖化対策以外の様々な便益がもたらされたこと、再生可能エネルギーは、自分たちの手で暮らしをつくること、つまり、ゆるがぬ地域とゆるがぬ暮らしを実現する上で、一つの重要な手段になることを教えていただきました。

今年度はコロナ禍のため、ほとんどの学生が現地調査を断念せざるを得なかったものの、オンラインで現場の話しを聞くことができ、刺激を受けることができました。

<参加した学生からの感想>

「平野さんのお話を伺い、地に足をつけ、その土地に住んでおられる方々と暮らしを共に創っていく、その姿勢がとても心に響きました。現在、再エネについての卒業論文を執筆中なのですが、コロナ禍で現地に訪れることができず、物足りなさを感じていました。そのため今回、貴重な機会をいただき嬉しかったです。何事も一人の情熱から始まるのだと、出会いを通じて、改めて感じました。」

「平野さんは、理論や学術的な地域起こしや再生可能エネルギーの導入の方法だけではなく、自身の経験に基づいて、地域住民の方の反対や反応の変化等も織り交ぜてお話をしてくださったので、実際に行動を起こす際には、教科書通りにはいかないのだということを理解することができました。しかしながら、困難なことばかりではなく、その地域で古来から受け継がれてきたことを再生するというイベントや祭りの開催といった従来の地域活性化とは異なる独創性や楽しみなどもあるということも教えてくださいました。そして、何より心に残ったことは、実際に行動することの重要性を教えてくださったことです。」

「平野氏のご講演の中で、まちづくり×環境問題の取り組みの中で小水力発電事業に行き着いたことや、地域行政との連携を行うことで内部及び外部のネットワークづくりを行ったことなど、ボトムアップ型の小水力発電事業の経緯をお聞かせ頂いた。特に興味深かったのは、外部企業から大きな発電所建設の依頼が来た際、断ったというエピソードである。単に発電をすれば良いということではなく、地域住民の主体性が一番大事であるということを学ぶことができた。また、自然に囲まれて過ごされたご自身の原体験に基づき、子供たちのために自然を残そうと、現場で自らやっていくプレーヤーとしての立場を選択されたと仰っており、そういった何か強いモチベーションというものも重要であるということも学ぶことができた。今期のゼミ活動の一環として、『地域分散型エネルギー』に関する輪読を行っていたが、実際に現場で携わっている平野氏のご講演を聞くことで、より深い学びとなった。」



 


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