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卒業式・学位授与式を開催しました
2021年度春学期 国際関係学部・国際関係研究科学位授与式が
大阪いばらきキャンパスで開催されました。
国際関係学部からは38名、国際関係研究科からは32名が卒業/修了しました。
会場で出席できない卒業生・修了生や、
ご家族の皆様、在校生に向けて、式典映像のライブ配信も実施しました。
ご卒業の皆様、おめでとうございます!
国際連携学科の学生達がアメリカン大学へと旅立ちました!
GS/JD Seminar 2021を開催!(実施報告)
2021年8月4日(月)、5日(日)に「GS/JD Seminar 2021」をZoomで開催しました。本セミナーは、立命館大学の附属校(4校)の高校3年生を対象に毎年開催しています。
世界の諸問題(グローバル・イッシュ―)の中から、今年度は“Divide and Exclude, the Global Order under COVID-19”(新型コロナ禍における”分断“と”排除“)をテーマに取り上げました。
セミナーには、計16名(本校:3名、宇治校:7名、守山校:5名、慶祥校:1名)が参加してくれました。
本学部で教鞭を執るRajkai教授と山田助教が講師を務め、鳥山准教授(今年度、入試担当副学部長)がファシリテーターを務めました。2名の教員がそれぞれセミナーのテーマに関する講義をオンデマンドで配信し、参加者には事前学習に取り組んでもらいました。
当日のセミナーでは、参加者を5つのグループに分け、事前学習で身に付けた知識を活用し、グループ・ワークに取り組んでもらいました。グループ・ワークでは、本セミナーのテーマに関して、各グループが考える「課題」を取り上げてもらい、その課題についてまとめ、プレゼンテーションを行うという内容でした。
約2日の時間をかけて、各グループ、新鮮で斬新な観点から「課題」を取り上げ、各々の考察を丁寧にまとめ発表してくれました。
本セミナーを修了した生徒は、今秋に実施する「学内特別選抜入試」へ出願することができます。セミナーへの参加を通じて、本学部での学びを希望する生徒が一人でも多くいることを教職員一同、期待しています。
2021年度オープンキャンパスを開催しました!(実施報告)
2021年8月1日(日)にオープンキャンパスを開催しました。本学部では、「学部・学科紹介企画」と教員による「模擬講義企画」(日本語/英語)を午前と午後に計6回行いました。
今年度は、実施会場からZoomを接続し、対面/遠隔どちらからでも企画に参加できるようにしました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、外出を控え、キャンパスに来ることができなかった受験生にも企画に参加してもらいたい一心で工夫を凝らしました。
計6回の企画を通じて、946名(対面:640名、Zoom:306)に参加いただきました。
模擬講義企画では、鳥山純子准教授による「ジェンダー視点で考える国際関係論-スカーフ論争を事例に-」(日本語)、Koga-Browes Scott准教授による「Knowing the world」(英語)をテーマに講義を行いました。それぞれテーマは異なりますが、国際関係学部が大切にしている「多角的なものの見方・考え方」の気づきを受験生の参加者に伝えました。
また、上記の企画とは別に、職員による「個別相談会」も実施し、こちらには計48組の相談者にお越しいただきました。学生生活や、入試制度、海外留学、キャリアなど多岐にわたる相談が寄せられました。
受験生にとっても、大学にとっても行動が制限される中、本学部としては少しでも多くの受験生に「国際関係学部で学びたい!」と思ってもらえるよう、日々あらゆる媒体を通じて情報を提供し、個別のご相談にも対応しています。
オープンキャンパスの期間を問わず、本学では、日々受験生からの問い合わせを受け付けています。ご相談やご質問があれば、まずはお気軽に<irpost01@st.ritsumei.ac.jp>までご連絡ください。
国際関係学部事務室一斉閉室のお知らせ(2021年度夏季)
国際関係学部事務室一斉閉室のお知らせ(2021年度夏季)
以下の期間、国際関係学部事務室は一斉閉室をいたします。
何卒ご理解くださいますよう、御願い申し上げます。
事務室休室期間:
2021年8月7日(土)~2021年8月16日(月)
なお、授業期間外(8月2日~9月24日)の開室時間は下記のとおりです。
平日13時~17時
2021年度春学期 立命館大学卒業式・大学院学位授与式の実施について
+R学部奨学金の授与式を行いました
+R学部奨学金とは、学部教学に関わる取組みにおいて優れた成果をあげたと認められる
学生を励ますことを目的とした奨学金です。
今回は以下のいずれかの区分に該当する取り組みで成果をあげた学生が表彰されました。
・⾼度な留学・海外教育プログラム・国際的な活動に参加し、教学的な⾼い成果をあげた。
・語学資格試験において点数が⼤きく伸びた。
・学習・研究にかかわる活動(フィールドリサーチなど)を⾏い、卒業研究等に向けて教学的に⾼い成果をあげた。
・学部関連の様々な活動(⾃治会・学会活動、オリター活動、オープンゼミナール発表・同実⾏委員会、GSG スタッフ、ライティング・チューター等)を責任ある⽴場でつとめ、正課の学びと関連付け、⾼い教学的な成果を上げるとともに、学部の教学の⾼度化に貢献した。
<+R学部奨学金の詳細はこちら>
https://www.ritsumei.ac.jp/scholarship/regular-grow.html/
新型コロナの影響でキャンパスに来られない学生も参加できるよう、Zoomでのライブ配信を同時に行う、ハイブリッド形式での実施でした。
授与式では河村学部長からの祝辞の後、1人ずつ証書が授与され、
受賞者を代表して高橋ひとみさん、NGUYEN Ha Linhさんにスピーチをしていただきました。
今後も積極的な活動・チャレンジを続けていただき、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。
ゲスト講義実施報告(慶応義塾大学 教授:小熊英二様)
社会学の授業にて社会学家の小熊英二氏(慶応義塾大学 教授)をお招きし、後期近代性の角度から、香港をはじめ、東アジアと世界の社会変化をどう捉えるのか、ご自身の香港経験を交えて話して頂きました。
社会学の角度から、近年香港の社会状況、経済変化、政治不安定、若者事情から見られる後期近代の社会問題点を分析し、冷戦が終わってからのグローバル的な時代における、東アジアと世界的な社会不安定と日本の特徴についてお話し頂きました。
2021年度グローバル・シミュレーション・ゲーミング本番を開催しました
7月3日(土)、国際関係学部は、正課授業として2・3回生(※)が受講する「グローバル・シミュレーション・ゲーミング(以下、GSG)」本番を衣笠キャンパス・オンラインのハイブリッド型で開催しました。
GSGは、学生が国際機関、国家、NGO、企業になりきり、国際政治や国際経済の動きの中で、政策立案や国際会議・交渉を通じ、国際関係のあり様を擬似的に体験する授業です。
(※)本来は2回生対象科目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年度にGSGを閉講したため、2021年度は2・3回生合同で実施。
今年度は、「国際的な貧困対策と持続的開発問題 International Poverty Provision and Sustainability Development」を話題となるテーマに掲げました。
受講生は、4月から6月にかけて、各チームで戦略を練り、当日を迎えました。当日は、模擬“安全保障理事会”や模擬“国連総会”のほか、貧困に関連するプロジェクト会議やNGOからの働きかけなどが行われ、合意や交渉プロセスを通して、国際関係学を学びました。
受講生アンケートでは、「アクターとして、事前に立てた観光に関する計画や目標はもちろん、それ以外の教育、環境、留学プログラム、人権などのような様々な面においても成果を上げられたと思います。」や「GS専攻とIR専攻が一緒に学ぶことで、自分の母語ではない言葉での交渉のスキルが上がったように感じます。また、色々な国籍の人々がいたおかげで、考え方に多様性が生まれ、実際の国際交渉のような臨場感があってよかったです。」などの感想がありました。
国際関係学部は、今後も感染対策に気を配りながら、教育プログラムの充実や学生同士の交流を促進してまいります。
ゲスト講義実施報告(UNICEF 駐日事務所 副代表:根本巳欧様)
Advanced Topics in International Relationsの授業にゲスト講師として招聘した根本氏は、国連児童基金(UNICEF)の駐日事務所の副代表を務めており、人道支援・開発援助のどちらの実務にも精通している。また現在のポストに就任する前は、UNICEF東アジア太平洋地域事務所にて緊急支援専門官などのキャリアを積んでおり、支援現場の実情も熟知しているエキスパートである。
本講義では“No child left behind: Protecting children affected by COVID-19 in the context of humanitarian and development nexus”と題して、UNICEFが行っている子ども支援の概要と先般のCOVID-19のパンデミック下での、子どもと若者の支援を行う現場の現状や課題について包括的な視点でお話をいただいた。
実際に日々の業務での人道支援と開発援助の現場と連携しながら、政策面の動向も注視しCOVID-19の対応に携わっている根本氏の講義内容は、わかりやすく且つ説得力がり、学生にとっては新鮮な刺激を多く得られる内容なった。 講義後に行ったQ&Aでは、国連機関やNGOによるソーシャルメディアの活用の仕方、COVID-19下のリスクコミュニケーションの課題と、資金調達の課題、またパンデミック時の緊急支援に開発支援の経験がどのように活かされているのかなどについて、学生から質問が寄せられ、根本氏が各国でUNICEFが展開する支援プロジェクト例を交えながら、解説した。
講義に参加した学生からは「支援現場を知り尽くしたプロフェッショナルから直接話し伺える貴重な機会を得られて光栄に思う」といったコメントが寄せられた。