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2023年のTOPICS

2023.07.18

西園寺記念奨学金・+R学部奨学金の授与式を行いました

7月18日に学部で運営する2つの奨学金の授与式を行いました。

・2022年度秋セメスターの成績優秀者を対象とした「西園寺記念奨学金
・学部教学に関連する取り組みにおいて優れた成果をあげた学生を対象とした「+R学部奨学金

奨学金授与式2023春⑤

授与式では西村学部長からの祝辞の後、1人ずつ証書が授与されました。

奨学金授与式2023春②

奨学金授与式2023春⑥

奨学金授与式2023春⑦

受賞者を代表してIVAN Dwi Gunawanさん、山口 詩乃さんにスピーチをしていただきました。

奨学金授与式2023春③

奨学金授与式2023春④

受賞した皆さんは今後ますます学業に励んでいただき、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。

奨学金授与式2023春①

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2023.07.28

GS専攻での留学生との交流を通じて英語力の必要性や価値を実感しています(2回生 長江 大晴さん)

2023.08.02

大学での学び方を身につける「基礎演習」。暗記するだけの勉強から離れて、楽しんで物事を考えられるようになったと思います(2回生 岡本 颯さん)

2023.07.14

2023年度「グローバル・シミュレーション・ゲーミング」本番を実施しました

7月1日(土)、国際関係学部2回生春学期のメインイベントのひとつであるグローバル・シミュレーション・ゲーミング(以下、GSG)の本番授業を行いました。

GSG(2023年度)1

ここ数年はオンラインと対面のハイブリッド形式での開催でしたが、今年度は約4年ぶりに対面のみで授業を実施しました。2回生約340名の学生が一同に会し、GSGの活動に取り組みました。

GSGとは、受講生全員が、国家、国際機関、CSO、企業、メディアといった国際社会に実在する主体(アクター)に扮して、実際の国際問題を解決するために擬似的に国際交渉を体験する科目です。

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今年度のテーマは「国際的な貧困・開発問題」。
受講生は、この日のGSG本番に向けて、4月から6月にかけてクラスごとの授業と受講生全体での授業を組み合わせる形で事前学習を行ってきました。

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GSG本番では、各アクターに扮した学生が模擬国連総会をはじめとする多様な国際会議を開催し、課題解決に向けて積極的な国際交渉を進めました。また、その様子をメディアアクターがニュースで報道するなど、各アクターがそれぞれの特長を活かした活動を行いました。

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受講生へのアンケートでは、

「どのように交渉を進めていけば相手国や国際機関を納得させて合意に結び付くことができるのか、しっかり考えて取り組むことができた。」

「本番に向けて試行錯誤してきた内容に関して、様々な条約を締結できた。」

「常にどこのアクターでなにが起こるか予想が立てられない中、自分たちが最大限準備できることを行い、臨機応変に立ち回れたと思います。」

といった感想がありました。
アクター間の利害衝突や合意形成の難しさを実感しながらも、学生にとって多くの学びと達成感のある一日となりました。

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<GSG関連サイト>



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2023.07.13

学部卒業後に海外大学院へ進学。 卒業論文の作成を通じて身についた力は 社会に出ても役に立つスキルだと確信しています(卒業生 KIM Minsuさん)

2023.07.07

ゲスト講義実施報告(UUUM(ウーム)株式会社 LEE Pui Yiu様)

「プロフェッショナルワークショップ メディア」(担当教員:白戸圭一先生)の授業にて、UUUM(ウーム)株式会社に勤務されているLEE Pui Yiu様をゲスト講師としてお招きし、講義を行っていただきました。

ゲストスピーカー:Lee様(アップ2)

香港出身のリさんは2023年3月の本学卒業後、ユーチューバーのマネジメント企業であるUUUM株式会社に就職し、現在は海外企業等に対してユーチューブ番組に広告を出すよう売り込む業務等を担当していらっしゃいます。
学生たちと歳の近い社会人1年生であることから、在学時の就職活動の経緯や社会人1年目の日常についてのパワーポイントを使った説明は、学生たちの強い関心を引いていました。また、ユーチューバーの人々との間でどのような仕事が行われるかについての話は、
テレビよりもユーチューブを視聴しながら日々を暮らしている現在の学生たちには殊更に興味深いものであり、受講生たちは身を乗り出して話を聞いていました。

ゲストスピーカー:Lee様(全体2)

本授業はこれまで、マスメディアへの就職に関心を持つ学生を対象に、新聞、テレビなどで働く人々を中心に招聘し、仕事の魅力等について話をしていただいてきました。こうした取り組みは今後も続けていく必要がありますが、一方で学生の間では、ジャーナリズムではなくエンターテインメント分野のメディア企業への関心が高まっています。
今回の授業は、そうした学生のニーズに応えるものでもあり、次年度以降も今回のリさんのようなゲストの招聘を行いたいと思っています。

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2023.07.07

ゲスト講義実施報告(三井住友銀行 大阪本店 長堀将幸様)

「プロフェッショナル・ワークショップ(ビジネス編)」第4回目のゲスト講師の講演は、2012年3月に国際関係学部を卒業し、現在三井住友銀行 大阪本店の承継アドバイザリー部で働かれている長堀将幸氏をお招きしました。

長堀様(アップ1)

ご講演に先立ち、金融&メガバンクへの就職、ならびに三井住友銀行に関心のある受講生から、業界企業研究の成果報告として、三井住友銀行における働き方や業務概要、中国を中心とする国際化戦略、三菱UFJ銀行やみずほ銀行といった他のメガバンクの経営戦略との違い等について説明をしました。
また、報告班からは、長堀氏に対して、金融ないし三井住友銀行を就職先に選んだ理由や、行員のバックグラウンドやメガバンクでの仕事に求められる適正、仕事の内容ややりがい、労働時間、給与面での待遇等に関する質問が出されました。それを受けた長堀氏の講演では、本来はパイロットを志望したが叶わず、三井住友銀行に入行された経緯に始まり、以後今日までの約10年にわたる、仕事とプライベートのモチベーション・グラフをもとに、これまでの仕事の内容や、結婚や子供の誕生、育児といったプライベートでの出来事について語られました。
特に、入行後数年間にわたって味わった苦労や、コロナ禍での融資業務の大変さ、そして、事業承継という今の仕事の意義や面白さ、自らの使命感について熱く語られました。

長堀様(アップ2)

ご講演の後、質疑応答に移りましたが、学生から業界の先行きを危ぶむ質問に対して、
金融業界は確かに大きな変化の最中にあり、銀行員として学ばなければならないことも多くて大変だが、法人営業の担当者として企業の経営者との交わりも多く、とてもやりがいのある仕事であり、収入もそれなりに高く、仕事量に見合ったものであると、金融(銀行)業界の魅力について語られました。そうした長堀氏の話に、今回三井住友銀行の報告を担当したメンバーをはじめ多くの受講生が感銘を受けたように思われます。
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2023.07.07

ゲスト講義実施報告(国際交流基金 日本研究部部長 原秀樹様)

「プロフェッショナルワークショップ」(担当教員:石川幸子先生)の授業で、国際交流基金にて日本研究部部長として勤務されている原秀樹様をゲスト講師としてお招きし、講義を行っていただきました。

原様(ゲストスピーカー:アップ2)
 
今回は、「自分だけの真実と新しい日本論」というトピックでワークショップ型の授業を実施していただきました。
まず、前段として国際交流基金の業務と国際協力における役割について基本的な情報が共有されました。国際交流基金は、1972年に創設され、現在、日本以外では24か国に25の事務所を構えています。 基金の仕事は、アートと文化の交流、海外における日本語教育の普及、並びに日本研究とその分野での知的交流の3つに分かれています。
その後、ワークショップ型の授業に切り替わり、グーグルフォームを使用して学生たちの意見を集約するなどのテクニックを使用されながら、学生たちに考えさせる授業を展開されました。「自分だけの真実」を見つけることは世界の人達と共に創る新しい「日本論」に繋がっていくという原氏の持論に基づいて、まずは、「自分だけの真実」とは何かについて考えました。これは、自らが時間をかけて観察した結果であると言えますが、しかしそれは物事の一側面でしかなく、事実の全容解明には、多くの人の協力が必要になります。だからこそ、各人が自分の真実を持つべきだという理論でした。
個人(individual)はin(否)とdividual(分ける)から成り立っており、自分には多くの側面がある「分人」という考え方が基本にあます。このような認識にたてば、外国の人々も多面性を持っている個人であり、新しい「日本論」は、より多面的な理解、より共感しやすい、そして比較可能な有用性を持つものになり、日本人のみならず世界の人々にとって役に立てるという認識が示されました。

原様(ゲストスピーカー:アップ)

学生たちは、「自分探しをするのは無駄。それよりも自分の中の多様性を認めることが、ひいては他国・ 他人の多様性も認めることに繋がり、新しい日本論を生み出す原動力になる」という「分人」という考え方に驚き、かつ共感していたようでした。最終的には、日本研究は、海外の研究者も含め多くの側面からアプローチすることで、全体像が見えてくるのだという原氏の見解に日本研究の奥深さを感じていた様子でした。
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2023.07.06

ゲスト講義実施報告(国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)織田靖子様)

「Itroduction to UN」(担当教員:石川幸子先生)の授業にて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤務されている織田靖子様をゲスト講師としてお招きし、“Working with the UN”というタイトルで講義を行っていただきました。
織田さんは、1992年にJPOとしてザンビアで勤務したのを皮切りに、その後モザンビーク、エチオピア、モンテネグロ、パキスタン、ウガンダなど、多くの赴任地で経験を積まれており、2016年から2020年まで中央アジア地域事務所の所長でらっしゃいました。
講義は、まず、国連の基礎から始まり、学生たちにとっては授業の復習にもなりました。

織田様(アップ2)

UNHCRの話では、その成り立ちから、業務の内容まで多岐に渡りましたが、特に、ウガンダ国内の南スーダン難民キャンプでの仕事や、南スーダン帰還民の定住の取り組みなどが写真と共に紹介され、臨場感溢れる授業となりました。UNHCRの現状では、世界137か国に活動拠点を構え、約18800人のスタッフが勤務しているとのことです。また、毎年、想定された予算額の50%しか国々からの資金援助が集まらず、常に資金不足の状態でのオペレーションを余儀なくされているとの報告もありました。
(UNHCRの予算は、国連の通常予算とは別に各国の拠出金で成り立っているため)。

織田様(全体1)

難民問題も関連するSDGsについては、各国で活動する国連機関が共同でUNカントリー・チームを組み、それぞれの専門性を持ち寄って協力しながら対応しているとの話がありました。
学生たちは、世界の難民支援の現場の話を興味深く聞いており、UNHCRと庇護国の関係(ノンルフルモン原則)や難民とキャンプ周辺の住民との摩擦の問題など多岐に渡っていました。
国連ファミリーの活動は多面的であり、時として矛盾をはらんでいることがあります。学生たちにとっては現場の様子を知ることで国連活動の意義と課題を考えることになり教育効果は大きかったと思います。
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2023.07.04

ゲスト講義実施報告「経済外交」(外務省経済局 竹谷 厚 審議官)

「日本外交論」(担当教員:山本 忠通 客員教授)の授業にて、外務省経済局の竹谷 厚審議官をゲスト講師としてお招きし、「経済外交」をテーマにご講演いただきました。
竹谷審議官は、通商産業省(現:経済産業省)入省後、在アメリカ大使館での勤務や、気候変動・エネルギー関連など、様々な国際交渉に従事されてきた方で、日本貿易振興機構バンコク事務所長も務められた方です。
現職の外務省経済局では、ASEANとの通商協定や日本企業支援、エネルギー、万博等をご担当されています。

外務省経済局 竹谷様①

外務省経済局 竹谷様②

講義では「経済外交とは何か」というテーマで、経済の現状やこれまでの歴史を踏まえた上で、経済外交の具体的な取り組みについてお話いただきました。
国際関係学を学ぶ学生達にとって、専門家の方から実際の経済外交のお話を伺うことができた今回の講義は大変貴重な学びの機会となりました。

外務省経済局 竹谷様③

外務省経済局 竹谷様④

外務省経済局 竹谷様⑥

外務省経済局 竹谷様⑤
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