教員紹介

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日本文学研究学域

視覚資料による日本文化研究

赤間 亮教授

所属専攻:
日本文学専攻
専門分野:
日本文化、文化情報学
日本人は、視覚型表現に非常に優れているようです。歴史的にみても絵巻や絵本、浮世絵は、世界的にも注目されるジャンルですし、写真、マンガやアニメ、ビデオゲームと時代は推移しても世界を牽引してきました。これらの対象をデジタル技術を応用して、大量に集積した情報から比較分析する手法を使ってパズルのように結論を導き出します。海外の美術館や博物館、あるいは個人コレクターによって所蔵されている研究資源も数多くあるため、海外調査が多い点も魅力的です。

MESSAGE

受験生へのメッセージ

研究する対象を文化資源と呼び、それぞれの資源の中に眠っている、あるいは隠れている魅力を見付け出していきます。日本の文化資源をすればするほど、海外の人々とのコミュニケーションが生れていく、不思議な研究室です。

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日本史研究学域

窯業考古学、京都の伝統工芸
キーワード :
京焼、登り窯、実験考古学

木立 雅朗教授

所属専攻:
考古学・文化遺産専攻
専門分野:
窯業考古学、民俗考古学
窯業考古学、京都の伝統工芸考古学は「もの」から見る歴史です。物質文化研究と説明することもあります。京都の歴史は古文書から明らかにされてきましたが、それは一つの見方にすぎません。実際に京都の町を歩いて見れば、そのことは一目瞭然です。私の特技は、その陰で取り残されてきた貴重な遺産を掘り起こして集めることです。西陣織・友禅の図案、唐紙、尾形乾山の窯跡、清水焼の陶器製手榴弾、信楽焼の陶器製地雷、 平安時代と変わらない鏡の鋳造技術など、多くの場で驚き感動してきました。

MESSAGE

受験生へのメッセージ

華やかな京都の文化遺産・伝統工芸は、現在、危機に瀕しています。変わり続ける京都の文化遺産の変化を体験してほしいと思います。

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