先輩からのメッセージ

CASE 04

挑戦することが
夢への第一歩。
恐れずに挑戦し続けることが
重要だと思います。

PROFILE

近藤 礼 さん Kondo Rei

近藤 礼 さん

ソフトバンク株式会社
2017年度 経済学部卒業

自宅/ 下宿
下宿
出身高校
PL学園高等学校
出身地
愛知県
クラブ
バトントワリング部
主な活動実績
2017 第9回WBTF インターナショナルカップソロトワール女子シニアの部 2位、第42回全日本バトントワーリング選手権大会ソロトワール女子大学部門 1位

これから入学前準備に入る高校生に向けたアドバイス

“挑戦することが夢への第一歩”
大学は自分次第で何でもできる場所です。初めてのことをするときは不安も大きいと思いますが、やり始めれば何らかの結果が必ず出てきて次のステップも必ず見えてきます。将来の夢や目標を持って、失敗を恐れずに挑戦し続けることが重要だと思います。大学の4年間は、自分自身を大きく成長させることができますので、自分らしい自分だけの経験をして、大学を卒業するときに立命館大学で学んでよかったと思えるくらい、充実した大学生活にしてほしいです。

高校3年生~現在において、
最も成長できた点、やりとげた点

  • 正課
  • 課外

ゼミやコースなどを決める際に、楽な道を選んでしまいがちですが、あえて楽な道を選ぶのではなく、難しそうでも4年間を見通して自らの進路や成長につながる方を選択してきました。そのことで自分に課せられる課題や壁は高くなりましたが、自らの成長や進路につながる経験ができたと思います。また、卒業がかかっているという危機意識を持つことが、自分にとって勉強へのモチベーションとなり、最後までやり遂げるための努力ができました。その結果、苦手なことは他の人たちよりも倍の時間がかかってしまいましたが、すべてやり遂げることができました。自分の将来を見据えることと、将来に向けて自らをあえて厳しい環境に置くことは、後々すべて自分の成長につながると思います。

課外活動では、「自分の意志を強く持ち、軸をぶらさず前進すること」ということを意識して活動していました。バトントワリングの世界大会において、個人で「世界一になる」という目標を立てて練習をしていましたが、途中で思い通りにいかない時もたくさんありました。そのような時には、上記の言葉を思い出して、「どんな環境におかれてもその環境でできることを探してとにかく動き出そう」と前向きに努力してきました。途中挫折しそうになりましたが、自分自身の信念を持ちながら努力を続けた結果、全国一位と世界二位の成果を残すことができました。このことは、自分の自信にもつながっています。
また、一時は廃部になりかけたバトントワリング部を部長として一から立て直し、再建活動を行ってきた経験も成長できた点です。新しいバトントワリング部での活動では、これまでのバトントワリング部とは違い、バトン歴も競技実績も大きく差があるメンバーと一緒に競技することになりました。部長として、このようなメンバー全員の志を一致させ、全員がチームの目標を見失うことなく、部員一人ひとりの存在意義も認めながら部を運営することはとても難しかったです。部長として「卒業までに部の基盤をしっかり作りたい」という目標を立てて、根気強く再建活動を続けた結果、一年をかけてようやく部の環境を整えることができ、目標も達成できました。この一年は、とても苦しい期間でしたが、これまでは自分自身の競技のことを中心に考えていたのが、チームを中心に物事を考えるようになったため、自分自身の視野や考え方の幅が大きく広がりました。このような経験をできたことは、自分自身の成長に大きくつながったと思います。

生活の軌跡

※フル単 ある学期や学年においてすべての単位を修得することを指す

TURNING POINT

正課・課外
一時は廃部になりかけたバトントワリング部を部長として一から立て直し、再建活動を行ってきた経験が自身が成長できた点です。バトン歴も競技実績も大きく差があるメンバーの志を一致させ、部員一人ひとりの存在意義も認めながら部を運営することはとても難しかったです。部長として「卒業までに部の基盤をしっかり作りたい」という目標を立て、根気強く再建活動を続けた結果、一年でようやく部の環境を整えることができ、目標も達成できました。とても苦しい期間でしたが、これまでは自分自身の競技のことを中心に考えていたのが、チームを中心に物事を考えるようになり、自身の視野や考え方の幅が大きく広がり、成長できたと思っています。

所属学部を選んだ理由と実際に学んで分かった魅力

高校の頃は数学が好きだったことと、英語も頑張りたいという思いから経済学部を選びました。実際に経済学を学んで、世の中のすべてのことに経済は存在するということを改めて実感しました。そして経済学といっても色々あり、労働福祉経済論、平和の経済学、観光経済論などといったように、様々な視点から経済学を勉強したことで、窮屈ながつがつした感じがなかったこともよかったです。また昔よりもニュースなどを見て、世の中の動きが少し理解できるようになりました。

正課と課外を両立するために心がけていたこと、努力や工夫

  • 個人で工夫/努力/心がけていたこと
  • 友人に協力してもらったこと
  • 教職員に協力してもらったこと

部活動に多くの時間を取られるので、私はシラバスをよく確認し、試験の出題形式や成績評価方法を見ながら、自分が一番得意な試験形式・評価方法の授業を取るように工夫していました。また、まとまった時間が取れないので、事前に学習計画を立てて、授業と授業の合間の空き時間を利用したり、オフ日を利用したりと無駄な時間を過ごさないよう心がけていました。

クラブ全体で正課と課外を両立させるために、取得単位数の目標を決め、クラブで共有していました。また、部長として、他の部員の模範となれるよう正課も力を入れて頑張ってきました。

私の部活動の練習の時間に合わせて、空き時間に一緒に勉強してもらい、授業や試験のポイントを教えてもらっていました。友人たちの予定もあるので、できるだけ事前に予定を調整するなど、工夫をしていました。

苦手な英語では、授業教員に勉強法を教えてもらったり、レポートなどで困ったときにアイディアをもらったりしていました。

大学の正課・課外それぞれを通じて学んだこと

  • 正課
  • 課外

知らないことばかりで入学した1回生から比べると、できるようになったこともたくさんあります。その中でも一番学んだと感じることは、自由な時間が増え、強制が減る分、自分次第で、自分をどうにでも変えられるということです。
また、学部、回生の枠を超えてのグループワークでは、いろんな人の考え方を実感でき、それを自分の課外での考え方に活かせました。色々な講義の先生の話や、先輩、同期、後輩の話に耳を傾けることは、今後自分が考えて行動するうえでの、考えの幅を広げてくれるいいアイディアがたくさん溢れていると思い、そこが大学で色々な人と学ぶ良さだなと思いました。

課外活動を通じて、自分をしっかり持つこと、そして最後までやりきる根性で努力することが重要だと改めて学びました。この気持ちがあればどんな環境でもつぶれずに頑張れると思います。また、毎年入れ替わるメンバーやクラブの環境を大事にし、変化する環境に自分の考え方を柔軟に変えていくことで成長できたと思います。

高校時代、大学時代に意識しやり遂げたこと、
やっておいて良かったこと、やっておけば良かったこと


意識しやり遂げたこと やっておいて良かったこと やっておけば良かったこと
高校時代 “誰よりも練習した人が一番になる”これを忘れずに毎日自主練習に打ち込んだ。 毎日自主練習していたことで自然と自分で練習する習慣が身についたこと。 パソコンの基礎知識をつけておけばよかった。TOEICや資格等にも早くから挑戦していればよかった。
大学時代 自分次第。あきらめず挑戦し続けること。目標に向かって最後までやりきること。 全力で必死になりながら勉強と部活を両立できたこと。部長としてクラブのまとめ役を経験できたこと。 海外留学をして、日本以外の土地で語学力を学びながら色んな国の人や土地をみて感じ交流をし、自分自身の成長に繋げたかった。

将来の目標

まずは、4月から社会人になるので、仕事を充実させながら、プライベートも充実させていきたいです。具体的には、仕事を続けながら、指導者としてバトンを続けて、将来的には姉と一緒にバトンスタジオをしたいと思います。また、一人の女性としては、結婚をして、子供を産んで何かのスポーツ選手に育てたいなと思います。

今の仕事(内定先)を選んだ理由

NO.1への想いがすごく強い会社で、私も今までナンバーワンを目指してあきらめず頑張ってきて、会社のナンバーワンへのこだわりと執念という言葉に惹かれるものがありました。また会社の社風にも惹かれるものがありました。

大学で大変だった時期を、どう乗り越え、
その経験が現在の仕事/自分にどう役立っているか。

”今が正念場”ここで負けたくない。やるしかないと自分の気持ちを強く持ちふるいたたせ、とにかく前を向いてできることから行動を起こしました。行動を起こすと何かしらの道が開けます。まずは自分がアクションを起こすことが大事だと思いました。
今の私は、以前より一人でも行動を起こすことが出来るようになり、色々挑戦したいという気持ちが増し、視野が広がり、考え方の幅も広がった気がします。

わたしにとっての立命館大学

正課、課外ともに、決して楽な大学生活ではありませんでしたが、全力で夢や目標に向かって、存分に頑張らせてもらえる場所でした。立命館大学に入学してよかったと思える場所です。