教員紹介

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日本史研究学域

日本史上の変革期における、メディア編制の構造変動
キーワード :
社会的排除と包摂、再-中世化する日本社会

東島 誠教授

所属専攻:
日本史学専攻
専門分野:
メディオロジー、〈つながり〉の精神史
歴史学は、現代社会を生きる我々が直面している、いまなお解決されていない諸問題について、深層から照らし出す光源となりうる学問です。かつて何が問題とされたのか、そして今何が問題なのか。
関心の基底には、日本社会はなぜ変わらないのか、という問いがあります。変革の必要性はしばしば認識されるにもかかわらず、なぜ大きな運動にまで至らず、すぐに冷めてしまうのか。
しかし一方、歴史上には、変革可能性の芽が大きく花開こうとした時代が三度あります。それぞれの背後にあるのは、メディア編制の構造変動です。その時代固有の論理を大事にしながらも、時代を軽々と越えて論じることのできる点が、私の研究の面白さです。

MESSAGE

受験生へのメッセージ

歴史学では、根拠(史料)と論理に加え、根拠と根拠の隙間に拡がる未知の領域に対し、豊かで謙虚な「想像力」を持つことが重要です。たとえば、幕末の坂本龍馬と南北朝時代の禅僧義堂周信にはある共通点がありますが、想像がつきますか? 豊臣秀吉と帝国京都博物館(現・京博)の共通点は? しなやかに思考することを始めてみましょう。

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地域研究学域

グリーンツーリズムの変容に関する地理学研究
キーワード :
地域ブランド、持続可能性、ボラバイト

児玉 恵理特任助教

専門分野:
農業地理学、観光地理学
道の駅併設の農産物直売所の役割や地域ブランド化の展開、都市農業の持続可能性などについてグリーンツーリズムの観点から研究しています。宅地化が進む地域で都市農業がどのように持続されているのかを労働力に着目してみます。都市農家は、農業に関心を持ち、生活基盤のある都市住民を補助的労働者として雇用することで、収穫・出荷作業の効率化につなげています。一方、都市住民は観光的要素を含む都市農業に携わっています。このように都市農家の労働力確保の必要と都市住民の農業参加への意欲の合致により、都市農業が持続されています。都市農業を単なる収入確保のためと考える人もいれば、観光ととらえる人もいるのです。

MESSAGE

受験生へのメッセージ

大学では、様々な地域から来た教職員、学生と出会い、様々な価値観があることを知ることになるでしょう。多角的な視点に立って物事を考える力を養いながら、自分の興味がある地域や現象についてフィールドワークで五感をフル活用して、学んでみませんか。

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