2003年、これまで文化遺産の宝庫とも言うべき京都・滋賀を拠点として、芸術と文化の保全と、それを支える環境とコミュニティを含めた災害対策とを、一体の物として捉える「文化遺産防災学」の教育・研究を推進することを目的として開設。以後文部科学省21世紀COEプログラム、同グローバルCOEプログラム「歴史都市を守る『文化遺産防災学』推進拠点」等の外部資金を積極的に活用して研究を進め、UNESCOとの協同により文化遺産の防災に関わる国際研修事業など 国際的な文化遺産防災学のネットワーク・ハブとしての役割も担う。研究とともに地域の市民や学校との協同を進め、小・中学生への防災教育や地域の安全安心なまちづくり、「地域の安全安心マップコンテスト」など生活に密着する研究成果の発信も行う。
館内の見どころ
入口入ってすぐに常設展示室があり「地域の安全安心マップコンテスト」入賞作品や文化遺産の防災、地域の防災など「防災」をキーワードにした様々な企画展が開催されている。
常設展示では、日本における大都市の防災地図や東南アジアにおける地震構造図、災害関係報告書などの展示がある。研究所のため、これ以外の施設見学はできない。
企画展の開催状況は以下のHPで。
歴史都市防災研究所
開館日時:大学授業日 平日9:30-17:00
休館日:土曜、日曜、祝日および大学一斉休暇中(夏期・年末年始)
*臨時開館:11月16日(土)、17日(日)・12月1日(日) 11:30-16:30
入館料:無料
●京都市北区等持院北町56-1
歴史都市防災研究所事務局
TEL:075-467-8801 FAX:075-467-8825